遂にファイナル in 丸沼高原(2014.04.07)

「父、月曜日は何人行くの?」
「あれ!?行くの?」
「当然だよ〜。最後だし、無職になったし」
「あ〜じゃあ4人だ」
「あ、久々に多い。誰が来るのかな?」
「部長と矢嶋君」
「あ、去年最後に行った人だ」
「そう。彼は上手いからいいよ」
「戸倉?」
「いやいや。戸倉は6日で終わりなんで、丸沼だよ」
「あたしゃ、5年ぶりだよ」
「そうなるか。あのときとはレベルアップしているから、楽しいと思うよ」
「あそう。楽しみだな」
「はい、怪我なく」

本日の登場人物

矢嶋君。「今年も1回だけですね」「去年と一緒かい。最後だけ」

部長。「休み取れました」「まあ、これで最後だから」「はい、楽しんでいきましょう」

娘。「距離が長いんだよね?ここは」「そう。4kmある」「う〜ん」

私。「何だよ、体力か?」「そう。1.5kmに慣れちゃったから」「やべ。それはオレも一緒だ」

「おはようございます。久しぶりですね」
「どうもご無沙汰」
「どうしてたの?」
「ずっと戸倉行ってたんだよね」
「なるほど、じゃあまたあとで」
「知り合いなの?」
「そうなんだよ。毎週会ってた人達」
「へ〜」
「社長、ひさしぶり!」
「ど〜も、ご無沙汰でした。ラーメン軍団のみなさま」
「戸倉行ってたんでしょ。ホームページ見ましたよ」
「じゃあ、スネに穴開いてるのしってる?」
「ええ、相変わらずだなって思ってましたよ」
「なんだよね。でも、地味にうまくなってるから」
「じゃあ、いいじゃないですか」
「はい、じゃあまたあとで」
「知り合い多いね、父」
「そうかな。まだいるよ」
「ほんとだ。あそこで呼んでる人がいる」
「どうも。しばらく」
「ほんとね。1月に来て『毎週来るから』って言ったきりでしょ」
「失礼しました。お姉ちゃんが練習するには、戸倉がちょうど良かったんだよ」
「あら!?また違うお姉さんなの?」
「そう。これ。娘だよ。実の」
「また〜」
「ほんとだってば。ねえ」
「はい、父です」
「え〜似てないんだけど」
「そういう親子もいる」
「後姿が似ているって、友達に言われますけど」
「あはははははは。ダメじゃないそれじゃあ」
「じゃ、まあ今日で最後だけど、またあとで」
「え〜最初と最後?」
「そう。締めなわけね。締めはここじゃないと」
「じゃあ、また来年ね。お元気で」
「はい。お達者で」
「なかなか始まらないね」
「まだあるよ。準備体操して一服してから、やっとだよ」
「ヌル!でもちょうどいいかも」


「今日も念入りにね」

「あ〜やっと行くか」
「社長、いい天気ですね」
「ごめんね、矢嶋君。やっと登場だね」
「いえ。めったにないんでしょうがないです」
「まあ、そう言わず、来季こそは」
「はい、そうしたいです」



「どうよ。この天気」
「ええ、テンションあがりますよ」
「ワイパーと部長はビュンビュン行ちゃっていいから」
「え、いいんですか?」
「たぶん、そっちがゴンドラ3回で、こっちがゴンドラ2回でちょうどいいと思う」
「わかりました」
「じゃあ、行くべ」

「あれ!?意外に早いね。大丈夫?」
「うん、雪がいいんで楽しい。戸倉のガリガリとは全然違う」
「確かに。10cm位積もってるし」
「そうそう。しかも、その下は適当に柔らかくて、滑りやすい」
「じゃあ、もう一発ゴンドラ行くか?」
「あいよ」





「あれ!?部長とワイパーがいる。追いついちゃったよ」
「お〜い」
「あれ!?お嬢早い」
「はい、雪がいいんでビュンビュン行っちゃいました」
「でもさ、これで休憩すっから」
「そうだね。戸倉じゃあ御飯食べてる距離滑っちゃうわけだから」
「2人は?」
「はい。休憩で」
「よっしゃ、行ってみるかい?」

「いやあ楽しいね。雪もいいし天気もいいし」
「社長、パークあれでいいんですか?やられ放しですけど」
「みんな、惜しいよね?いいとこまで行って、いいかなと思わせといて、やられちゃう」
「ええ、いつも通りですね」
「う〜ん、このあとパークも行く。あの8mだけはやっておきたいんで」
「じゃあ、まずはメシですか?」
「お!久々のとんふぁん。サウスポーのお姉さんいるでしょうか?」


編集後記
「社長、ゴンドラ7回乗りましたけど」
「はい、戸倉に慣れた体はヘロヘロです」
「パークいいんですか?」
「あ〜8mね」
「6mであんなに飛ぶからですよ」
「はい。ラーメン屋さんたちは6mを軽く流して、8mに全力でしたけど、社長は反対ですよ」
「いやあ、オレの中では流したつもりだったんだけど、あんなに飛んじゃうとは」
「もう一回行ってくれば?あたしゃここで待ってるから」
「じゃあ、パークリフト行きますか?」
「いや、終わりにしよう。楽しくやられたから。ねえ、矢嶋君、行く?」
「いえ、終わりにしましょう」
「いいね。こういう終わりがいいよ」
「悔い残ってないですか?3も微妙だったし」
「やっと体が起きるようになったけどね。まあ来年でいいでしょ」
「いいんですか?」
「いいよ。まだやめそうにないし。あと2年やれば、戸倉もシニア割引だよ」
「ギャハハハハハ。絶対やってそうですよね、社長は」
「ワイパーは間違いなくやってるだろ。一緒に来いよ」
「あ、はい」
「部長もね」
「は、可能であれば」
「さて、遂に最後だね。今日で。ワイパーまだ行くの?」
「たぶん、あと1回位は」
「部長は?」
「終了です」
「思えば、今年も娘に助けられたよ。毎週一緒」
「いいじゃないですか。世間のお父さんからは、うらやましいって言われますよ」
「お陰でアッシー君にミツグ君」
「いや、もう1つありますよ。メッシー君」
「トリプルかよ。完全試合かよ〜」
「あははははははは。父だからね、当然です」
「はい。ごもっとも。来年はもっと友達連れて来いよ」
「休みがあったらね」
「皆さん、このような状況を打開するには、ひとえにご協力を賜るのみであります」
「社長、難しいことを言わなくても。『来い!』って言えばいいんじゃないですか?」
「そう。じゃあ『来年はみんな来い!』でどうかな?」
「ええ、いいんじゃないですか。1回位は来るじゃないですかね」
「1回でもいいぞ〜また来年。再見」


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