親戚のおじさんと?2 で合宿 in 尾瀬戸倉(2014.03.17)
「新井です。何時に行けばいい?」
「お〜竹馬の友よ。6時で頼むよ」
「6時ね。車は?」
「車検から無事でもないけど、戻ってきたから、オレので行こうよ」
「え!無事でもないってのは?」
「う〜ん、エンジンランプは点いたままだし、ウィンドウッシャーは出ないし…」
「え!?それで車検通ったの?」
「どうも車検場では完璧だったらしい」
「あそう。オレのもさ〜似たようなもんだから、国産車の方がいいな」
「だろ。娘と3人とだから、ぬる〜く行くよ」
「ありがたい。実は豊島園で釣りしてたら、プールに落ちたんだよ」
「え〜!?老化現象かよ、元スーパースター?」
「やばいね。あばら痛いんだよね」
「軽くヒビ?」
「たぶん」
「じゃあちょうどいいや。ヌルヌルで」
本日の登場人物
新井君。「イタタタタタ。このポーズはキツイ」「まあ、できる範囲で」 |
娘。「あたしゃ、みっちりやるよ」「当然だよ。できる人は」 |
私。「パフパフは無理だな」「無理」 |
「予定通り着いたね」
「凄いいい天気。意外に人がいる」
「たぶんね、試乗会のせいだよ」
「あ〜時期的にね。いたいたほんとだ」
「なになに、ノーベンバーにゲンテンスティックか、パウダーないのが残念だね」
「そういう板なんだ」
「そうそう。ゲンテンの方は」
「父、準備運動終わったけど」
「じゃあ行くか」
「春だね」
「全く。微風快晴。日に焼けちゃうよ」
「そんだけ隠してりゃ、焼けないよ。BUFFのUVカットだし」
「あ!いた。カモシカ。早くカメラカメラ」
「あ〜暑いね」
「暑い。でもアイス食べたし、もう2、3本でお昼かな」
「どうかね?親戚のおじさん?」
「え!?部長と一緒かよ」
「そこまでじゃないよ。新井君はオレよりさらに若々しいから」
「そうね。新井さんだったら、ギリギリお兄さんいけるかな」
「それはキビシイかな。よし、行くか」
「社長〜!」
「はい?」
「うらしま堂さんの社長さんですよね?」
「はい。左様でござる」
「僕です」
「お〜スマイルさんの関口さんじゃないですか」
「覚えててくれました。ご無沙汰してました」
「こちらこそ。またヒョンなところで会いましたね」
「実は、釣り誘われたんですけど、嫁がスノーボード行きたいっていうんで来たんですよ」
「あ、どうも奥さん。しばらくです」
「ご無沙汰してます。あたしが社長を見つけたんです。『社長よ〜!』」
「そうなんですよ。そんなはずない、社長は丸沼だから」
「わははははは。今季はですね。ここなんですよ。娘の都合で」
「娘さんと来てるんですか?」
「と、親戚のおじさんならぬ、同級生の新井君と」
「同級生?ですか」
「そう、森昌子」
「それ、わかんないと思うよ」
「じゃあ忘れて。ここだと練習にちょうどいいじゃないですか」
「そうですね。僕らも戸倉は久々なんですよ。いやあびっくりしたな」
「全く。さっき、娘に教えているときに『あのブルーのお兄さんにみたいに滑るんだよ』って言ってたら、その人が関口さんだったわけですよ。うまいですね」
「いやあ〜なかなか、でも人工物は嫌ですよ」
「見てましたよ。やたら壁に当て込んでるのを」
「人工物で背骨を4本やられちゃったんで」
「え!治ったんですよね?」
「ええ、2本だけ」
「あと、2本は折れたまんまですか?」
「ええ。お医者さんが大丈夫だよって言うんで、そのままなんですよ」
「え〜!?タイヤ持ち上げても平気なんですか?」
「ええ、今は慣れました。社長は何ともないんですか?骨折とか」
「あ〜この人はね、気づいてないと思いますよ。昔からそうだから」
「あははははは。凄過ぎる。今、おいくつでしたっけ?」
「今は57。7月で58。新井君が9月で58なんですよ」
「あそこのキッカーとかも行くんでしょ?」
「はい。一応全部やりました。17mも」
「いいですね。そのまま続けてくださいね」
「はい。力の限り」
「メシも食ったし、クレープも食ったし、あがりますか?」
「そうね。まもなく16時だし。どうですか?新井さんは」
「待ってたよ。温泉に浸からないと治らない」
「よし。本日はこれにて終了」
編集後記
「社長、足大丈夫なの?」
「血は結構出てるね。ほら」
「うわっ。ヒドイね。痛くないの?」
「平気なんだな。この日のために、スネは鍛えてあるんだな」
「何?やられるの前提なわけ?」
「そのセリフは矢野君にも言われ、大笑いされたよ」
「そりゃあそうよ。で、結局やられちゃって」
「もしもの…ためだよ。それに空手もあるから」
ピロリロリン♪
「お、ぺーだ。何々、明日単独で参加しますだって」
「いいね」
「ぺーちゃん来るの?一緒にクレープ食べるかな?」
「バックバック食うと思うよ。甘党だから」
「あはははははは。じゃあ、とくまスペシャルで」
「よし。やられ画像を送ってやろう。バンドエイドを剥がすから、新井君撮って」
「イエテテテテテ」
「やっぱ傷が痛いの?腫れてるもんね」
「イエテテテテテ。すね毛が抜けて痛い」
「え!?毛…なの?」
「そうだよ。傷はどうってことないよ」
「う〜ん、おかしい。うわっ、グロイ。5cm位裂けてるし」
「ここはね、ブッチャーのおでこ状態なんだよ」
「え〜!?上田馬之介とかサンダー杉山みたいな?」
「古!オレはわかるけどさ、あとは山田君位しかわかんないよ」
「うわっ。アップにすると気持ち悪い。撮れたよ。これでいい?」
ピロリロリン♪
「グロイです。行くのやめたくなった」
「バカ野郎。来い。無理にやらなくていいから」
「はい、ぬるく行きます」
「明日をお楽しみに〜」
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