3人になったよ in 尾瀬戸倉?(2014.02.03)

「おはようございます」
「よ〜ペーヨン、すまんね。こっちまで来てもらって」
「いえいえ。大丈夫です。オレもサブでメシ食いたいんで。それにオレは3連休ですから」
「そうなの?」
「はい。月初は結構融通が利くんですよ」
「おはようございます。美穂です」
「あ、おはようございます。加藤ペーヨンです」
「はい〜!?」
「ペーヨンです」
「いいんだよ、ぺーで。ペー君って呼べ」
「良かった。君がついて。娘さんのことはお嬢ですかね?」
「そんな感じで」
「よし、コンビニ寄って戸倉へGo」

「2人とも寝てていいよ。メシ食ったら」
「あれ!?何か渋滞って出てますよ」
「ほんとだ。館林インター過ぎたばっかりなのに。事故渋滞2km30分」
「羽生IC入り口では、なかったですよね?」
「何も。まあ30分位なら我慢すっか」
「って言ってたら、止まっちゃいましたよ」
「これからトロトロ動くんだろ」

「社長、30分経ちますけど、微動だにしませんよ」
「本当だね。まいったな。DVDでも見る?バックツーザフューチャー」
「いや、良くわかんないです」
「え〜わかんないの?」
「いつ頃の話ですか?」
「30年位前かな」
「じゃあ、生まれたばっかりですよ」
「う〜ん、ジェネレーションギャップ…」

「社長、早1時間ですが、微動だにしないんですが」
「どうなちゃったんだい」
「あ、何か来た?」
「レッカーだね。ってことはまだ実況見分中ってヤツだよ」
「あと30分位かかりますね」
「かな〜?007見る?」
「いえ。寝ます」
「だよな。ほとんど寝てたもんね」

「社長、1時間半経ちましたけど、1cmも動いてません」
「だよな。佐野のアウトレットでも行く?」
「行きません」
「あれ!?ちょっと動きがありますよ」
「お〜やっと来たか」
「見てください。隣の観光バスの運ちゃん。毛布かぶって寝てますよ」
「ほんとだ。しかも女性。珍しいね」
「思い切りクラクション鳴らされてましたよ、うしろで」
「もう何も起きねえでくれよ」
「ほんと祈っちゃいますよ」
「父、すまん。トイレ」
「そうだわ。皆で行こう。次のパーキングで」
「果たして何時に着きますかね」



「うわ〜やっと着いたよ」
「意外に早かったですね」
「たわけ!君ら2人は爆睡してからだろ」
「すいません。そのとおりです」
「あれ!?駐車場で係の人が手を振ってる」
『すみません。今日はスキー大会で駐車場満車なんですよ』
「げっ!本当だ。いっぱいですね。盛況でいいじゃないですか」
『ありがとうございます。でも、半分は応援なんですよ』
「あ〜リフト券買わない人たちね。どうしたらいいですか?帰るしかないですかね?」
『いえ、車は第2駐車場に置いてもらって、シャトルバスで来てください。ゲレンデはガラガラですから』
「あの辺、空いてるじゃないですか。駐車しちゃダメですかね?」
『すみません。これからメーカーの方が来られるので、空けてあるんですよ』
「わかりました」
「面倒くさいですね、社長」
「な〜別のとこ行くか」
「あたしゃ、どこでもいいよ」
「じゃあ川場行きましょう。お嬢もああいってるし」
「懐かしいね。12年ぶりだよ。テケテケ以来だ」
「あひゃひゃひゃひゃひゃ。お嬢並の頃ですか」
「それ以下かもしれない」
「あひゃひゃひゃひゃひゃ」
「よ〜し、行くぞ。川場」
「社長、戸倉第2駐車場も満車って出てますよ」
「何だよ。結局ダメってことじゃん」

「疲れたよ。着いたぞ」
「ご苦労様でした。意外と遠かったですよね」
「全く。沼田ICからならすぐなのに。逆から来たから」
「父、お腹すかね?」
「空いたよ。11:30だからね。既に5時間半運転だからね」
「あひゃひゃひゃひゃ。八郎だったら着いてるかもしれないですね」
「全くだ。とにかくメシ」

本日の登場人物

ぺー。「久々ですね、社長と行くのは」「なるべく来てくれよ。さみしいから」

娘。「ブーツ新しくなったんで楽しみ」「はい、何でも貢ぎますよ。一緒に行ってくれるなら」

私。「どうなんだい?ここのパークは?」「どうなんですかね?ワイパーに聞きますか」

「父、ここのご飯はイマイチだね。まずいわけじゃあないんだけど」
「ま〜な。戸倉、丸沼と比べたらってことかい?」
「そうだね」
「パークはどうですかね?行ってみますか」
「行ってみるか。娘もブーツを替えた甲斐があってスイスイだから」
「いいよ。行ってきて。あたしゃ下で合流するから」
「では、心置きなく。グラトリしながら、パークへGoGo。ぺー」

編集後記
「疲れたね」
「だと思いますよ。運転しっぱなしですから。あがりますか」
「いいの?」
「充分ですよ。パークもいまいちでしたから。お嬢的にはどう?」
「充分。来週戸倉あるし。そのあとは合宿もあるし」
「じゃあ帰りますか」
「帰りは楽だな。IC近えし。何もないことを祈るよ」
「運転しましょうか?」
「おいおい。心にもないこと言うなよ。気持ちだけ頂いておくよ。ぺー」
「そうですか。じゃあ安全運転でお願いします」
「任せなよ。帰りはべた踏みで帰るから」
「社長、ダメですよ。ヘッドライトの球切れてるんですから」
「そうであった。スタンドで買うか。メカニックもいるし、な〜ぺー」
「たぶん出来ると思います」
「おいおい、たぶんはね〜だろ」
「ご安心ください。これでも2級整備士で検査員ですから」
「言ったな。出来なかったら大笑いしてやるから」
「大丈夫です。どこのメーカーも一緒ですから。でも、少しモジモジするかもしれません」
「モジモジで済むことを祈るよ。じゃあ帰るか」
「お疲れ様でした〜来週をお楽しみに〜。自分はいませんが」
「あたしゃいるよ。毎週ね。誰か来ないかね」
「全くだ〜」


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