またしても娘と in 尾瀬戸倉(2014.01.27)

コンコン
「お〜い。行かねえのか?」
「は〜。いかん!目覚ましが…」
「寝坊か?」
「ゴメン。目覚ましとテレビが、ナゼかつかなかった」
「大丈夫だよ。2人きりだし。のんびり準備してくれ」
「いや。ガンガン滑りたいから急ぐ」
「はい、じゃあお願いしますよ」

本日の登場人物

娘。「楽しくなってきた」「そりゃあそうだろう。是非友だちも」

私。「う〜ん、誰か来ないかね」「再来週来るよ。友達」「いいね」

「お〜やっと着いたよ。意外と混んでるね」
「ほんとだ。先週とは車の量が違う」
「あ〜これだ。スキーの大会やってるよ。神奈川県のなんとか」
「え〜レストランは入れるかな?」
「ちょっと心配だけどね。まずは体操してぬる〜く行ってみますか」
「そうだね。10時位からスタート」
「そんな感じだね」

「腹空かね?」
「何時?」
「11時20分」
「実はあたしもお腹空いてたんだけど、楽しかったんで忘れてた」
「よし。スキーの連中が来る前にメシ食っちゃおう」
「じゃあ、あたしは軽く食べて、クララカフェでクレープ」
「そう来たか。じゃあ行ってみっか」

「げっ!既に満席」
「マジですか…」
「まいったね。う〜ん」
「他にあるの?」
「そうだ。上にカレー屋さんがある」
「カレーか。喉が痛いんだよな〜。でも、しょうがない。行く」
「じゃあ、リフト乗るぞ」

「げっ!当然そうだよな」
「だよね。下がいっぱいだから、ここもいっぱいだよね」
「よし。かくなるうえは、ホテルの方に行く」
「なんかあるの?」
「ある。下行くよ」

「ここ」
「瀬膳?お〜いいね。韓国風のメニューもあるし」
「オレは高菜チャーハン」
「あたしはビビンバ」

「うまかったね〜?」
「うん。おいしかった。軽くはなかったけど。これではクレープは無理」
「大丈夫だよ。これからガンガン滑って、それから食べればいい」
「そうなんだけど。そうすると、サブちゃんでの飯が入らなくなる。それに…」
「それに?何?」
「スネが痛くて」
「え!?もしかしてブーツがあたるの?」
「そのよう」
「マジか。まだ3回しか履いてないのに」
「そうなんだよ。もったいないよ」
「う〜ん。しかし、足が痛くては滑れない。削るか?新しいのを買うか?」
「え!?削っちゃうの、どこを?」
「インナーだよ。オレはやったことがある」
「それも怖いね」
「まあね。じゃあサブでメシ食ったあとに3階に見に行こう?」
「あ、ムラスポ屋さん?」
「そう。そこでいいのがあったら買う。なければ削る」
「わかりました。お願いします」

編集後記
「もう無理か?」
「体力的には全然平気。スネが…スネが」
「15時だし、上がるか?クレープ食うの?」
「いや、アイスで我慢する」
「お、いいね。オレも食おう」
「うまい」
「確かに。じゃあサブへGo」

「あ、いらっしゃいませ。先日はありがとうございました。使ってみました?バッグ?」
「あ、どうも。はいで、今帰りなんですよ」
「今日は?」
「実は、娘にブーツを可能であれば、DEELUXEで」
「ありがとうございます。サイズがあれば、いいんですけど」
「だってよ」
「ありました」
「お〜良かったじゃん」
「ただ、担当の者が今日は不在なんですよ」
「大丈夫です。時間も時間なんで、木曜日に出直して来ますから。取り置きしておいてください。内金入れておきます」
「わかりました」
「とういわけで、木曜日休みなんだろ?」
「うん。休み」
「じゃあ出直しだ」
「は〜い」
「じゃあ、お姉さん、木曜日に」
「はい、お待ちしてます」

「行くぞ!ムラスポ屋さん」
「いいの?こんな時簡に」
「お願いしてくるから、岩崎君に」
「ごめんね、お兄ちゃん」
「ごゆっくり」

「お待ちしてました」
「こんにちわ。お願いします」
「今、係りの者を呼んで来ます」
「いらっしゃいませ。あ!どうも。こちらは…?」
「娘なんですよ」
「良かった。若い奥様かと思いましたよ」
「あははははは。なわけないよ。うちのは鬼だから」
「え〜と、DEELUXEですよね」
「そうなんですよ。シーズン入る前にサロモンをここで買ったんですよ」
「あ〜。シングルボアだと、そういうことがたまに起こりうるんですよ」
「よう。あとはこのお兄さんと良く相談して決めてくれ。オレはブラブラしてくるから」
「ほわーい」

「父、決まったんだけど、この位かかるんだけど」
「ま〜しょうがねえだろ。一緒に行ってもらうために、この位は献上しよう」
「いいの?悪いから2000円出すよ」
「2000円?いいよ」
「すまん」
「よし、これで完璧。上下Gore−TEXで、DEELUXEのブーツ、板はYONEX」
「凄いの、これって?」
「まあオレの何倍か」
「へ〜ヘルメットが重いんだけど」
「10数年前だからね。当時は最先端。GIRO製」
「へ〜。でも良かった。来週が楽しみ」
「じゃあ、また来週〜。はぁ〜」


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