謹賀新年 in ノルン水上(2013.01.01)

「こんにちわ」
「あっれ〜、カネやん。ご無沙汰」
「はい。ごぶさたでした」
「年末も押し迫った、今日来たということは、アレかい?」
「ええ。今日は30日ですから。店今日までですよね?」
「そう。初めての連休。大晦日が月曜日だから、休みって決めちゃった」
「いいんじゃないですか、たまには。で、元旦です…か?」
「それそれ。今年も行くだろ?」
「はい。ご一緒させて頂きますよ。ノルン水上ですよね?」
「はい。今年はカネやんを含め、総勢5人」
「去年と一緒じゃないですか」
「いや、一人メンバー変わった」
「あ!根がかりのが来ないんですか?」
「いやいや、あの2人は変わらずだよ。片山君の代わりが山崎さん」
「わかりました。じゃあ15時集合ですか?」
「はい。よろしく哀愁デート。バイバイ哀愁デートってやってたトシチャン知ってる?」
「知りません」

「知ってる?根がかりの」
「オレは知ってますよ。オヤジが歌ってましたから」
「またその話かよ」
「はい、社長とオヤジとは同い年ですから」
「じゃあ、明日直行してね」
「はい。ぬる〜く行ってます」

本日の登場人物

カネやん。「今期初です」「みんなそうだよ」

根がかりの。「滑れますかね?」「大丈夫だろ、若いから」

ポテチ。「板買いました」「またオレお世話係?」「ええ、3本ほど」

山崎さん。「社長と行くのは4人ぶりです。あのときはお世話になりました」「いえいえ。今日はグラトリでも」

私。「今日の目標、リフト10回」「いつも根をあげるの、社長ですけど」「あ、そうであった。失敬」

「こんばんわ。金子です」
「あ、はじめまして。山崎です」
「お若そうですね」
「今年26です」
「え!」
「あれ!?俺たち3人、同窓生ですね」
「根がかりの。ってころは、うちの娘と同い年かい?」
「はい、そうなります」
「どうする、カネやん?」
「社長がオヤジで、オレが親戚のおじさんってとこですか」
「だね」

編集後記
「お疲れ〜にする?」
「ええ。って言うか、ポテチと根がかりのは、既に喫煙室でくつろいでいますよ」
「じゃあ、あがろう」
「はい。一発目にはキツ過ぎました」
「だよね。カッリカッリのアイスバーン。オレなんかエッヂがないから、転ばないように滑るので精一杯だったよ」
「メンテナンスしてないからですよ」
「そういうカネやんの板はメンテナンスしてあるの?」
「モチロンじゃないですか。常識ですよ。ノルンですよ。ね、山崎さん?」
「あ、あの〜。でも、ハンタマよりいいです。あそこは昼間からカッリカッリですから」
「山崎さん、びっくりしたよ、オレは。4年前とは28号だったよ」
「何ですか、それは?」
「オレ知ってまよ。オヤジが年中言ってましたから。『オレがこども頃はよ』って」
「根がかりの。『鉄人28号』って言ってなかった?」
「あれ!?間違っちゃいました?別人じゃないんですか?」
「たわけ!別人28号ってどんな話なんだよ。言ってみろよ」
「いや。オヤジの話なんで、全然聞いていませんでした」
「すいませんね、山崎さん。こんなヤツで」
「いえ。楽しかったです」
「ポテチも今日4回目とは思えない滑りっぷりだったよ」
「いやあ社長のオカゲですって言えと、根がかりのに言われました」
「たわけ!根がかりの。おまえ、そんなこと言ったのか?」
「はい。事実ですから。感謝の気持ちをこめて」
「おっと、根がかりの。さらっと来たね。そう来ちゃうと何か嬉しいな」
「じゃあ、帰りはメシでも」
「メシでも何だよ?」
「ついでに」
「ついでにって何だよ?」
「いやあその…教えて上手くなって気分良くなって、ごはんもご馳走しちゃうコース」
「ほ〜。世間で言うところのフルコース。た・わ・けの2乗
「ダメか…」
「ただし、バーミアンでよければ、様々な無料券と割引券をキープしているので、それを君らに売らんでもない」
「え!売るんですか?セコイですね」
「根がかりの、お主にセコイ呼ばわりされる筋合いはない。だいたい、お主に言われたら、隠居したも同然」
「自分、バーミアン行ったことないんですよ」
「ホント?山崎さん。近所にないの?」
「いやあ、ありますけど。ラーメンとなるとこってりぎとぎと系のところに行きたくなっちゃうんですよ」
「若いね。な〜カネやん」
「全く。オレは無理ですね。社長なんか、話にならないでしょ」
「もちろんだよ。当然だよ。タルタルソースですら、見たくないんだから」
「あ〜そんなもんですか」
「君ら3人も10年後には分かるよ。じゃあ本日はお疲れ様でした。バーミアンへGO!」
「ひろみですか?社長」
「根がかりの。アタリだよ。餃子無料券1枚やるよ」
「うわ!ラッキー。ポテチなんか言っとけよ」
「え、そんな急に言われても」
「早くしろよ、行くぞ。じゃあまた来週〜は合宿です。部長と2人きり」


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