秘密兵器再び in 丸沼高原(2012.04.02)

「こんにちわ。ごぶさたしてます」
「あ〜ら、ごぶさた。カーペンターの白井さんじゃないですか」
「今度、そう名のろうかな」
「じゃ、でぇくの白井さん」
「え〜そのままんまじゃないですか」
「カーペンターだって、一緒だよ」
「いやいや。響きが」
「響きね。昔、そんなタバコもあったね」
「え!?オレ知らないっすよ」
「そりゃそうだよ。遠い遠い昔の話だから」
「社長、2日行きますよ。スノーボード」
「嬉しいね。待ってたよ。秘密兵器」
「今回は最終兵器となりますね」
「あ、パワーアップの最終兵器じゃなくて、終わりなわけね」
「はい。いろいろあるし、来年はガンガン行きますよ。悔しいですから、あのままじゃあ」
「またまた嬉しいね。じゃあ、今回は来期のためのプロローグになるわけだ」
「ええ。序章ですよ」
「またしても、そのままんまですね」
「2人ですか?」
「いやいや。根がかりのが来ますよ」
「あ〜加賀で会った、根がかり野郎」
「はい。そいつです」
「どんなんです?」
「普通に滑れますよ」
「わかりました。5時半でいいですか?」
「お願いします」

本日の登場人物

白井さん。「今日は回りますよ」「転がってまわらないでね」

根がかりの。「すいません。一人追加です」「なに?ポテチ?」「はい」

ポテチ。「すいません。偶然休みだったんで」「う〜ん、面倒は見ないぞ」「大丈夫です。根がかりのがいますから」

私。「今日はね、やり抜くつもりで来たから、誰の面倒もみない」「いいですよ」

「どうよ、天気もいいし、雪もいいじゃん」
「全く。どうします?」
「取り敢えず、4人でゴンドラコース行くか」
「ポテチは平気なんですか?」
「イケル?」
「大丈夫です」
「ダメなら、根がかりのが面倒みるように」
「はい」

「よっしゃ。休憩〜」
「あ〜3回ゴンドラ行っちゃいましたね」
「あれ!?秘密兵器改め最終兵器、へろへろなんだ?」
「何か思ってたより、体が動かないですね」
「まあ…ね、他人の道具だから、しょうがないんじゃない」
「いや〜悔しいです」
「あと、7回はゴンドラ乗るから、思い出すよ」
「え〜!?」
「それに引き換え、ポテチは凄いね。4回目とは思えない」
「ありがとうございます」
「なんだかんだで、社長が教えてくれてるから、急にうまくなっちゃいました」
「根がかりの、おめえがやるんだよ。教えたろ」
「いや〜オレもやりたいことがあるんで」
「なに?」
「ええ、ちょっと小技が出来たらな〜と」
「じゃあ、教えるよ。一番簡単なノーズプレス」
「はい、どんな風に?」
「バックサイド・ターンをするきっかけで、ノーズに体重をかけ、テールを浮かせる。こうね」
ザー
「なるほど。あれ!?あれ!?アレ!?」
「根がかりの、膝が曲がってねえよ。それ、危険だよ」
「こうですか?」
「全然曲がってねえから。左膝を曲げて、体重をのせ、なおかつ左脇の下を開ける。こうだね」
ザ〜〜〜
「アレ!?あれ!?アレ!?」
「慣れてきたら、軽くオーリーしてやると、格好いいんだよね」
「アレ!?あれ!?アレ!?」
「全くダメだね。しばらくやってなよ。行くぞ、ポテチ」
「はい」

「メシ行くか?」
「はい、そうしましょう」
「あれ!?センターハウスのプラトーいっぱいだよ」
「他ないんですか?」
「真ん中にラフォーレってのがあるから、そこ行ってみるか」
「そうしましょう」
「あ、こんにちわ」
『あら社長さん、いらっしゃい』
「こっちに異動?」
『そうなの。とんふぁんが終わっちゃったから、みんなバラバラ』
「今日は若手と4人で来ました。俺は明日も来るけどね」
『あら。私、明日お休みなの』
「それは残念」
「社長、知り合いが多いんですね。おかげでなんか大盛りになりました」
「食えんの?そんなに」
「いけますよ。最後にケーキも行きますから」
「知らねえぞ、動けなくなっても」

編集後記
「社長、メシも食ったし、もう上がりでいいんじゃないですか?」
「え!?もうそんな感じ?」
「はい。メシ食べてから、ほぼ1時間休んだら、かなりまったりしちゃいました」
「根がかりのとポテチはどうなんだよ?」
「そろそろ限界かと」
「マジで!?あんなに食うからだよ」
「いや、メシが大盛りだったんで」
「メシもそうだけど、ケーキだよ」
「社長も食べてましたよ」
「オレはそこまで考慮して、セーブしたから」
「は〜」
「は〜ってなんだよ。終わり?」
「かな」
「おいおい、秘密兵器がそれかよ」
「はい、今日は最終兵器なんで」
「よし、じゃあ1回だけ滑って帰ろう」
「ほわ〜い」
「明日をお楽しみに〜」


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