ファイナルで早帰り in 丸沼高原(2012.03.26)
「もしも〜し、有福です」
「え〜知らねえな。誰だ」
「あの、社長。福ちゃんです」
「お〜でへへへへへの…福ちゃん。ちょっと立派になった」
「それは余計です。今度の月曜日、あたしも行けるんですけど…」
「お〜いい話だね。6時に迎えに行くよ」
「いえ。遅くても2時に上がりたいんで、金井君と一緒に行きます」
「え!?じゃなにかい、金井君も早帰りなの?」
「はい。あとは柳澤さんとお2人で楽しんでください」
「了〜解でござ〜る」
「…だってよ、ヤナギ」
「じゃあ、社長オンステージですね。撮りますよ〜」
「照れるな」
「照れなくていいですから、回してください」
「これがまた回らない。きっちり270。よわったね」
「あと3回ありますから」
「了〜解」
本日の登場人物
福ちゃん。「わがまま言ってすいません」「でへへへへへ」「社長、そればっかり」 |
ヤナギ。「今日で最後?」「はい」「きっぱりと言われちゃったね」 |
金井君。「自分もです」「あ〜あ、先に言われちゃった」 |
私。「オレはね、2日3日連荘で来るからね」「怪我しないでくださいよ(全員談)」 |
「雪だね」
「ね〜寒いですね、社長」
「またまた〜襦袢があるのに?」
ドスッ
「う〜う〜ジョー並のボディアッパーが…」
「案外、雪がいいね」
「ええ、でも時間の問題ですよ。上がなくなれば、ガリガリですから」
「そうだね。11時になると、バスが来るし。人が増えて危険だね」
「はい、社長、今のうちですよ」
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「休憩しましょう、社長」
「う〜」
「痛いんですか?」
「う〜」
「もう、どっちなの?」
「痛い気がする…」
「普通なら、帰ると思うけど」
「ですよね。アイスバーンに2回も膝ぶつければ」
「ダイブしてましたよ、2回も。アイスバーンの上で」
「いや〜まいったね。膝の上がなんかブヨブヨしてるんだけど」
「それは水が溜まってるからですよ、社長。これで3年連続ですね」
「いやいや。過去2回は関節だったけど、今回は単なる打撲」
「半月版とかいってると思いますよ」
「ヤナギ!やなこと言わないで。膝そのものはなんともないから」
「ホントですか?」
「たぶんね」
「社長、あたしと金井君はこれであがりです」
「あ、そうか。そんな時間?じゃあ気をつけてね、2人とも」
「その言葉をそっくり社長に返しますよ」
「ありがとう金井君、心配してくれて」
「よ〜し、あと3回ゴンドラ行くか」
「は〜い、撮りますよ」
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編集後記
「お疲れ〜ほんとに疲れた」
「当たり前じゃないですか。ゴンドラ11回乗って、そのあとリフト3本乗り接いで、ゴンドラコースまで行きましたから」
「ヤナギは平気なの?」
「ええ、社長みたいに転げまわってないですから」
「まあね。趣味みたいなもんだから」
「キッカーは惜しかったですね。飛びすぎですよ、9m」
「あれはオレもびっくりしたよ。90で下見たら、『こんなに!』って思ったわけ」
「それで、足が伸びた?」
「正解。で、無理やり270」
「そのあとは、行けたでしょ?」
「まわった360。でも、角落ち」
「あ〜前が飛びすぎたから?」
「そう。ちょっとスピード落として行ったら、『回った』と思った瞬間、デコ落ち」
「痛くないですよね?」
「いや〜痛くないかって聞かれたら、痛いよ」
「え〜水の溜まった膝であんだけはしゃいでたんですよ。誰も信じないですよ」
「かもね」
「水、抜きに行くんですか?」
「行かないよ」
「抜いて貰った方が楽になりますよ」
「そんなもんに頼っちゃいかん。人間には自制作用がある。自力で治す」
「そういうこと言う人は、昭和の人ですよ。最後は根性って言うんでしょ」
「そのとおりだよ、柳澤君」
「今とは全く違いますね。今はそんな時代じゃないですよ」
「今とね、全く同じことを、うちに来るメーカーさんにも言われたんだよ」
「当然ですよ。そのための医者ですから」
「いやいや。昭和中期生まれは、そういう教育を受けてないんだよ」
「あはははははは。ジェネレーション・ギャップですね」
「まあ、そんなオチだよ。で、今日で終わり?」
「はい、あとは西郷さんとペーとで行ってください」
「そっか〜終わりか〜。オレも残るはあと3回。来週をお楽しみに〜」
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