人妻と…でへへへへ in 丸沼高原(2012.01.30)

「金井です。すいません。仕事になっちゃいました」
「仕事?」
「ええ。品川まで行かなきゃなんないんですよ」
「そりゃあ気の毒だね。せっかくの休みなのに」
「はい。でも、お客さんの都合なんで…」
「じゃあ、帰りはAKB?」
「いえ。1回行ったんで、もういいです」
「じゃあ、オレは福ちゃんとか…」
「はい、そうですね。また勘違いされないように」
「そうね。題して『人妻とシニア』う〜ん、ドラマみたいだ」
「じゃあ、気をつけて行ってきてください」
「でへへへへへ。行ってくるよ」

「…というわけなんだな、福ちゃん」
「これだけ読むと、社長もただのエロオヤジね」
「でへへへへへへ」
「じゃあ、6時に来てください」
「でへへへへへへ」

本日の登場人物

福ちゃん。「2人きりは久しぶりですね」「そうだね」

私。「でへへへへ」「もう!」

「あれ!?意外に人がいるね」
「先々週よりは全然いる」
「先週も少なかったよ。スキー場も大変だね。これじゃあ」
「はい。土日にどの位入っているか」
「スキー場情報のコメント欄に、格安ツアーが使えないとかなんとか書いてあったけど、そのせいかね」
「あら?その人知らないんだ。格安バスツアーってのがあるんですよ」
「そうなんだ。じゃあ、コメントを書いた人が知らないだけだ」
「そうですよ。だって、今日、篠さん、そのツアーで来るって言ってましたから」
「え〜!?じゃあ、篠さん一人?」
「はい、一人なんで、バスに乗ってくるって」

「おはようございます」
「あ、篠さん、どうも。バスツアーだって?」
「そうなんですよ。話のタネに」
「じゃあ、続きはとんふぁんでゆっくり。ここは寒いから」

「あ、社長さん、いらっしゃい。一人?」
「こんにちわ。いやいや。人妻と2人です」
「人妻と…?」
「はい。でへへへへへ、な関係ではありません」
「あら、わかってるわよ」
「ありがとうございます。じゃあ、いつもので」
「あれ!?福ちゃん、ザンギ定食にしたの?」
「はい。だって、おいしかったから」
「社長は相変わらずですね」
「だね、篠さん。五目ラーメンを2年半、田舎ラーメンを5年食べ続けてる」
「は〜8シーズン目だから、すっかりローカルですね」
「いやいや、篠さんはそれ以上じゃん。ときに、どうなの?そのバスツアーって」
「もう、楽々ビール2本も飲んじゃったよ。ずっと寝てられたし」
「ちなみにおいくらなの?」
「三千円です」
「安!」
「これって、リフト券まで入ってるんだよ」
「ナニー!それって、オレのシニア券より安いじゃん」
「でしょ。オレもびっくりしちゃった。友達に聞いて、初めて利用したんですけど、アリですよ」
「可能であれば。ただ、オレはイビキが凄いよ」
「あははははは。それはオレも同じなんで」
「ちなみに場所はどこ集合なの?」
「大宮と川越ですよ」
「う〜ん、それは無理だな。方向が反対だ」
「残念ですね」
「まあ、オレは人妻とでへへへへなミニ旅行の方がいいかな」
「社長!全然、旅行でもなければ、でへへでもありません」
「はい。すみません。じゃあ、午後の部行ってみますか」

編集後記
「お疲れ〜」
「お疲れ様でした。結構、足に来ちゃいました」
「そうね。朝3回行ったシルバーコースが効いたね」
「はい、今期初というか、久々のパウダー楽しかったです」
「全く。上の方は草が見えてたけど」
「はい。社長、グリーンコースのキッカー、残念だったでしょう?」
「ね〜。午後の部行ったら閉鎖になってた。おまわりさんいたし」
「ほら、ゴンドラの中で言われてたじゃないですか」
「あ〜あのおじさん2人?」
「はい、『何かあったんですか?」って、声かけて来たでしょ」
「言ってた。なんでも、スキーの人がやられちゃって、救急車で運ばれたって言ってたね」
「社長、話が弾んでましたよね、あの2人と」

『良くみえるんですか?』
「はい、毎週月曜日に」
『毎週ですか?僕は始めて3年目なんですけど。今日、初丸沼なんです』
「3年ですか。じゃあ、楽しくてしょうがないでしょ。オレもそうでしたよ。一人でも行ってましたよ」
『ええ。そうしたいんですけど、体がついてこないんですよ』
「あ、じゃあSK8した方がいいですよ」
『え!?SK8もやってるんですか、オフがないですね』
「いやいや。暖かい時期は、本職の釣りに戻らないと、皆が許してくれない」
『え!?漁師さんなんですか?』
「違うよ。釣り道具屋ですよ」
『ほんとですか、僕、昔JBってのに出てましたよ』
「そうなんですか。オレもバス釣りが専門で、今はトップウォーターしかやらないけど、昔はいろいろやりましたよ」
『そうなんですか、奇遇ですね』
「ね〜、じゃあまたあとで」

「社長、年配者の扱い、上手ね」
「そりゃあそうだよ。亀の甲より、年の功さ、福ちゃん」
「また、それですか。それも、凄〜い年配者っぽい」
「まあ、事実は小説より奇なりってことだよ」
「自覚してるわけね」
「はい。シニア券です」
「あははははは。来週はどうなんです?」
「ヤバイよ。金井君と2人しかいない」
「あら大変。この場から、誘った方がいいんじゃないですか?」
「おう、そうだ。矢野君、白井さんは来たぞ。笠原君、もう一回どう?まる公、おめえも来い」
「肝心な人、忘れてますよ」
「あ〜!?旦那か?来たけりゃ来いってか〜」
「絶対来ませんね」
「そうだよ。頼んだって、来てくれないんだから。みなさ〜ん、お待ちしてます。じゃあ、また来週」


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