大人数だよ in 丸沼高原(2011.02.28)

「お、珍しいヤツからメールが来た。なになに『行きたい』 もしも〜し、矢嶋君?」
「あ、はい。矢嶋です。月曜日行きます」
「そりゃあ、ナイスだ。真司からメール来たよ。『連れてけ』って」
「あ、はい。どうしましょうか、車は?」
「俺のに4人、乗れないことはないけど、厳しいので、2×2で行こう」
「あ、わかりました。8時に丸沼でいいですか?」
「お願いします」

「新井です」
「よ!同級生。月曜日は5:00に来てください」
「わかりました。またコワザお願いします」
「いや〜それは矢嶋君に言ってくれ」

「…というわけなんだよ、金井君」
「自分はどうしたらいいですか?」
「いっくんの車に便乗して来て。人妻に連絡しておくから」
「ヒトヅマ…ですか…」
「いわゆる、福ちゃん」
「あ〜あははははは。わかりました」

本日の登場人物

矢嶋君。「久しぶりだね」「あ、はい」「毎週行ってるの?」「あ、はい」

真司。「2年ぶりかい?」「はい。ご無沙汰してます」

福ちゃん。「連荘だね?」「はい。ノってます」

いっくん。「これまた連荘で」「そうですよ。ノッテますから」

ミミ金井。「1ヶ月ぶり?」「ええ。やっとですよ」「治ったの?」「まだ痛いです」

新井さん。「思い出した?」「かなり。楽しくなってきたよ」「怪我すんなよ」

私。「ウキウキ」「社長、楽しそうですね」「そうだよ、いっくん。人が多いから」

「雪だね。西郷の心配をよそに」
「社長の歌が効いたんじゃないですか?」
「そう?一緒にデュエットしない?福ちゃん」
「しません。人妻ですから。大体知らないし、その歌」
「え!?またまた〜、若ぶちゃって」
「はい。若いんです」
「へ〜そうなんだ。そうだったかな!?」
「はい」
「よっしゃ、午後の部行ってみるか」
「あ、はい」
「矢嶋君、うまくなってるね。真司も」
「あ、はい。ありがとうございます。毎週特訓してますから」
「僕は、去年ライダーの人と行ったのが効いているみたいです」
「おかしいなあ。俺もライダーと一緒に来てるのに、うまくならないの?」
「いえ。社長は凄くなってます」
「どのように凄くなってるかは、微妙だね?矢嶋君」
「あ、はい。それはその…」


編集後記
「お疲れ〜」
「お疲れ様でした。社長、どっか痛くないんですか?」
「そこら中が痛い」
「まあそうだよね。あんな風に落ちてれば」
「それって、下のキッカーの話だよね?新井君」
「そこ。手パタパタ振ってたけど」
「あれはね、ロデオフリップからのパワーボムってワザだよ」
「いや〜、社長、違いますよ」
「え!?いっくん。違う?バレバレ」
「下で見ててびっくりしましたよ。どうしました?」
「一瞬迷って、手が止まったはずみで、ヒールに乗ったわけよ」
「あ〜迷いは禁物ですね」
「そう。決めて行ったんだけど、腕の振り方で迷った」
「気をつけてください。社長は丈夫ですね。あのあとも、飛んだりこすってまわってた」
「いっくん、気が付くの遅い。社長は普通の人じゃないから」
「何?福ちゃん。人を化け物みたいに言って。全然普通だから」
「い〜え。違います。それより社長、先週の話したんですか?」
「何の話?」
「もういい。あたしが言っちゃう。とんふぁんでいつものお姉さんに『泊まりなの?』って聞かれて、『そうだよ。シャレーに』って答えたら、お姉さん何て言ったと思う?いっくん」
「何だろう?」
「『我が家に泊まればいいのに』って言われてたのよ、社長は」
「社長!?ほんとっすか?で、何と答えたんですか?」
「えっ『じゃあこっそり」って言っておいたよ」
「知ってる、そのあと?いっくん」
「なに?なになに?」
「お姉さん、赤くなってたのよ。いっくん」
「いいな、社長。俺なら行っちゃうな」
「この位でいいんじゃないの、ねえ金井君」
「わかりませんよ、自分は」
「全然、怪我の後遺症はないみたいね」
「はい、おかげさまで」
「いい休養になったんじゃない?キレがあったもの」
「ありがとうございます。来週はどうなりますか?」
「たぶん2人」
「マジですか…」
「参加者募集中〜。じゃあまた来週」

「春のようだった丸沼も、すっかり冬景色になりました」


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