第２回恒例スノーボード合宿２日目 in 丸沼高原(2011.02.15)

「よ～し、風呂行ってくるぞ～」
「…ずいぶん長かったですね？」
「そうだよ。風呂広いから３６０の練習してた」
「飲み物…ないですよ」
「自販機があるよ」
「いえ。そんなものは見えなかったですけど」
「マジで！？見てくる…げっ！なくなってる。何か飲み物ないの？」
「ビールのみです」
「ビールはいいよ。さっき飲んだから」
「じゃあ、諦めてください」
「あ～～～ジャミラになってしまうかもしれない」
「俺はわかるけどさ～、西郷君も加藤君もわかんないでしょう？」
「何ですか？それ？食べ物ですか？」
「ちげえよ、加藤。ウルトラマンでしたっけ！？」
「流石、西郷。アタリ」
「再放送で見ましたよ」
「だろうな。４０数年前の話だから」

「社長、チケット売り場のお姉さんと何してたんですか？」
「何って、西郷。シニア券の話だよ」
「シニア券なんですか？」
「来年からな。実はよ、お姉さんに『今年の７月で５５なんだけど、今日シニア券ダメ？』って聞いたわけさ」
「お姉さん、びっくりしてましたよ」
「まあな。お兄ちゃんみたいな格好してるし」
「で、どうだったんですか？」
「あ～『残念ですが、来シーズンからで』って言われちゃったよ」
「それにしちゃあ、お姉さん、嬉しそうでしたけど。他に何かしませんでした？」
「何するんだよ、西郷」
「なにか…」
「してねえよ」

本日の登場人物

西郷。「今日はゴールド行きましょうね？」「あいよ」	ペー。「朝、風呂入ったんで疲れちゃいましたよ」「は！？『早く風呂入って寝ろ』って言っただろ」「気が付いたら、ビール飲んだまま寝てました」
新井さん。「筋肉痛が…」「気のせいだよ」「いやいや。平気なの？同級生とは思えない」	私。「まあ回数が違うからね」「社長はおかしいんですよ。ねえ、西郷さん」「そう。おかしい」

「ゆんべ、結構降ったんだね」
「下界も凄かったらしいですよ」
「雪かきしてたら、もう９：３０だよ」
「ゴールド行きましょう」
「え～行くの？」
「俺は行かない。先に下で待ってる」
「あそうですね、新井さんはお疲れでしょうから」
「じゃあ社長、行きますよ」
「俺も疲れてるんだけど」
「絶対気のせいですよ」

「やっぱり、ひどかったじゃん。今度はおおひろ行こう」
「わかりました。行ってみましょう」

「社長！もっと酷かったですよ」
「すまん。２度と行かない。このあとは通常業務で」

「人がいないね。天気いいのに」
「下界は交通マヒらしいですよ」
「なるほど。来られないんだ。西郷、何してるの？」
「ええ。ちょっとmixiに」
「は～なるほど。だってよ、新井君」
「それ、何？」

編集後記
「う～死んでしまうかもしれない」
「絶対気のせいです」
「てめえ、西郷。今日も１６：３０じゃねえかよ」
「いや。本当は自分も１６時で終わろうと思ったんですよ」
「あたりめえだろ。パーク行くって言うから、リフト乗り場まで行ったら、終わってるし」
「そうなんですよ。イエローコースのリフトまで登って来たら、もういいかなって感じで」
「だよな。俺も最後全部を使い果たした感じだったよ」
「ええ。そしたら、加藤が軽く『行かないんですか？』ってぬかしやがって」
「ぺーか。あいつは『大して滑ってないから、全然疲れてない』って言ってたよ」
「ええ。で、行ったわけですよ」
「だからって、あんな急斜面３回も行くことねえだろ」
「社長だって、最後は先頭切って行ってたじゃないですか」
「すまん。意外に楽しかった」
「疲れましたよね、ほんとに」
「ぺー！何が疲れただよ。『全然疲れてねえ』って言ったのは誰だよ」
「すみません。自分が一番ダメでした」
「そんな感じだったね。おかげで俺はフリーランがうまくなった気がする」
「良かったじゃないですか」
「『ありがとうございます』って言うか！？バカ。ペー。次は容赦しねえからな」
「大丈夫です。当分一緒には来られないんで」
「え！？そうなの。さみしいじゃない。来てよ」
「ええ。機会があったら」
「社長、加藤殴っていいですよ」
「よっしゃ。西郷任せろ」
「あ、あ、あ、あ、やめてください。僕にもいろいろ事情があるんです」
「あ～解体ショーか」
「そんなヤツです。新井さんと同級生コンビで行けばいいじゃないですか？」
「う～ん、おかげでうまくなったんだけど、一緒には無理。社長は、同級生とは思えない」
「ポテンシャルは、新井君の方が全然上なんだけどさ。体力がな…」
「いやいや。社長がおかしいんですよ。新井さんだって、並み外れてますから」
「さて、来週はどうかな？」
「自分と篠さん夫婦とで来ますよ」
「じゃあ、俺は福ちゃんとか」
「ええ。そんな感じで」
「じゃあ、また来週～」