急遽 in かぐら・みつまた(2010.04.05)

「もしも〜し」
「あっ!部長?」
「はい。こんにちわ。5日は何時ですか?」
「は!?釣り?」
「い〜え。スノーボード・で・す」
「あれ!?12日じゃないの?」
「違います。5日です」
「げっ!2人っきりだけど」
「たまにはいいんじゃないですか」
「あい。じゃあ迎えに行くよ。5時40分」
「らじゃーです」

本日の登場人物

部長。「やっぱ2人ですか?」「そう。誘ったものの、誰からも返事がない」

私。「じゃあ部長、いっぱい撮るよ」「お願いします」

「社長、凄い雨なんですけど」
「そうだね。少年が丸沼にいるから、メールしておこう」
ピロリロリーン。「お少年からだ。何々『大雨でガスってる』って」
「どうします?」
「よし、行き先変更。新潟」
「かぐら・みつまたか、神立高原ですね」
「そうだな…かぐら・みつまたにしよう」
「5年ぶり位です」
「俺もだよ」


「こっち来て良かった。読み通り晴れてるよ」
「流石、社長。春なのに天気悪いと、やる気出ないですから」
「だね。入念に準備運動するか」

「ここのパークはいまいちだから、ゴンドラ流しでひたすらフリーラン」
「はい。田代も行ってみますか?」
「い〜ね〜。行ったことないし。あっちのパークならスターだよ」
「う〜滑らない…止まりそう」
「ワックスかけてないからだよ」


「めちゃめちゃ腹減ったんだけど」
「じゃあ、ここで田代湖を見ながら昼飯にしましょう」
「よし。それで決まり」
「社長、ガスってて危険極まりないんですけど」
「だな。コースは面白いのに。これじゃあ危なくて楽しめない」
「社長、田代湖ってどこですか?」
「正面のはずなんだけど、何も見えない。飯食ったら、みつまたに戻ろう」
「はい」

「こっちは晴れてて良かったです」
「だね。でも滑らない」
「あっちはガスってて視界が全くないけど、滑りは楽しいですね」
「そうだね。どっちもどっちだ」
「凸凹一気に滑ったら、疲れちゃいました」
「だね。じゃあパークをさらっと全部やっつけて帰るか。雨も降って来たし」
「はい。いきなりでいいんですか?見なくて」
「大丈夫だよ。丸沼と同じ位だった気がするから」

「部長。もう終わりにしていい?」
「はい」
「右ヒザが痛くてしょうがないんだけど」
「やばいですね」

編集後記
「運転できますか?」
「できません。時間も早いから、フレア行って、びっくりドンキー行って時間つぶすか」
「はい。あんまり早いと困るので。病院は明日ですか?」
「いや。明後日だよ」
「え〜!?骨とか筋は?」
「やったときは、ジンタイ切れたと思ったんだけど、触っても平気なんだよね」
「じゃあ何ですか?」
「衝撃による炎症と思われる」
「帰りによらなくていいですか?」
「いいよ。あっ。そうだ、アヴェイルさんに寄って行こう」
「石打丸山でしたっけ?」
「そうそう。10分位だろ」

「あった。そこだ」
「閉まってますね」
「ほんとだ。準備中って書いてある。電話してみるか」
「出ませんか?」
「FAXになっちゃったよ。仕方ない帰るか」

「あ〜お疲れ様。もう着いちゃったね」
「家まで運転できますか?」
「何とかする」
「ダメならすぐ電話してください」
「了〜解!」

「う〜やっと着いた。足痛って〜」
「あら。お帰り。早かったわね。足どうしたの!!」
「ちょっとひねちゃって」
「じゃあ、明日病院ね」
「いいよ。明後日で」

「旦那さん、病院行くから」
「なんで?」
「ゆうべ、あんなに『う〜んう〜ん』唸ってたじゃない」
「やっぱり。良く眠れなかった。痛くて」
「おはようございます」
「どうしたい?」
「また腫れちゃって」
「何したの?」
「もういいかなと思って、スキーに行って来ました」
「誰がいいって言ったの!?こんなに水溜まちゃって」
「う〜ん痛い」
「そりゃそうだよ。手術して欲しいの?」
「え!?そんなにですか?」
「安静にしなくちゃいけないんだから」
「はい」
「また、明日も来てね」
「今季は終わりですかね?」
「当たり前でしょ。絶対安静!!」

「…という訳なんだよ。哲ちゃん。今季終了」
「仕方ないっす。3人でヌルって行ってきます」
「ときに12人にお誘いのメールして、どうしたい?」
「全然です」
「やっぱりな」
「さみしいですね」
「まあ、来年も俺はやるから」
「あ。そうですね。宿題残ってますもんね」
「そうだよ。やられたまんまのかぐらと5への道」
「自分も付き合いますよ。行けるときは」
「頼むよ、哲ちゃん。じゃないと金井と2人っきりだから」
「はい。任せてください」

というわけで、今季も敢え無く強制終了となってしまいました。かぐらの一発目でやられたときは、このままでは帰れないとキッカーまで行ってみました。そこで軽く屈伸。よっしゃ行けるとスケーティングをはじめた瞬間、またしても激痛が。
「部長、ごめん。もう無理」となんとも後味の悪い終わり方ではありますが、「体調を万全にしろ」という神のお告げでありましょう。
幸い、骨も筋もびくともしていないとのことなので、腫れが引き次第、ストレッチ再開、SK8再開。
「よっしゃ、まだまだ現役。みんな一緒に行こう!再見!」


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