残るは2回 in 丸沼高原(2010.03.29)

「もしもし。矢野です」
「ほい。こんちわ。29日の相談?」
「そうっす。行けなくなりました」
「は!?笠原君も?」
「はい。忙しくなって、『どうしても出てくれ』って言われちゃいました」
「う〜ん。仕事じゃしょうがないよね。じゃあ5日は?」
「それもダメッす」
「げっ!」
「29日に新しい機械が入って、5日に試運転ってことなんですよ」
「なるほど。忙しいのは結構じゃん。じゃあ来年だね。今度は釣りで」
「はい。お願いします」

「…という訳だよ、金井君」
「わかりました。3人でのんびり行きましょう。自分も最後なんで」
「ナニ!もう行かないの?」
「はい。今日で最後です」
「まずいな。人集めが大変だ。じゃあ来週も休みだな」
「誰もいないんですか?」
「いないから、12日の哲ちゃんと福ちゃんとで行ってくるか」
「はい。気をつけて」

本日の登場人物

福ちゃん。「終わり間近だけど」「はい。やっと思い出して来ました」

金井君。「今日が最後です」「さみしいね」

私。「残るはあと2回」「今日入れてですよ」「え〜まずいな。5まで行きそうにないよ」

「凄いね。沼田インターを下りたら、雪国だよ」
「はい。そうですね。シーズン真っ盛りって感じですよ」
「何でこんな日に来ないかね」
「ほんとですね」

「山頂は雪。下は晴れ」
「抜群のコンディション」
「だね。福ちゃん。意外に人はいるけど」
「はい。春休みなんで、お子様連れのスキーヤーが多いですね」
「それにしても、パウダーボードの人がやけにいないかい?」
「パウダーあるんですかね。どっかに」
「いやあ。さっきヒドイ目にあったじゃん」
「ですよね」

編集後記
「楽しかったね。雪良かったし」
「はい。ゴールドコースには騙されましたけど」
「だね。もうちょっといいかと思ったのに」
「社長は、か・な・り・転がってましたよね」
「いやあ。びっくりしたよ。あんなに硬いとは」
「オーリーして、ドロップインしたかと思ったら、いきなりソールが見えてました」
「そうなんだよ。いきなりの逆エッジ。しかも硬いし。でもパークは良かったよね」
「はい。自分も調子良かったんで、楽しかったです」
「じゃあ、来週もどうよ?」
「終わりです」
「あれ。きっぱりと来たね。福ちゃんもキッカーかなり良くなってたけど」
「はい。やっと思い出したんですよ」
「今頃かい?じゃあ来週どうよ?」
「無理です。12日でお願いします」
「残念だね。折角いいところまで来たのにね。問題はアレだね」
「アレって何ですか?」
「ウエイト」
ばしっ!「イテ。何だよ」
「体・重が増えたのは、わかってます」
「幸せ太りにしては、多過ぎないかい?」
「ええ。今、元に戻している最中です」
「ということは、来年も来るの?」
「はい。もちろん」
「だってよ。金井君」
「それより、さっきの人はどなたですか?」
「ああ。あの人ね。ゲンテン・スティックのライダーさんだよ」
「社長、お知り合いなんですか?」
「お客さん」
「ええ!?釣り人ですか」
「そうなんだよ。トップウォーター大好き」
「朝会いましたよね、あの人達」
「そう。お茶しているとき、前を一団がそうだった。お互いゴーグルしてたから、さっぱりわからず」
「ああ、それで。そのあと喫煙所で会ったわけですか」
「そういうわけよ。今日は試乗会だったんだって」
「それであんなにいたんですね」
「じゃ、来週も来る?」
「いいえ。来ません」
「あ〜あ。振られちゃった。12日がファイナルで〜す。お楽しみに〜」


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