遂に引退!? in 自宅(2010.03.24)

「こんばんわ」
「あら?ミミ先輩に柳澤君」
「あ、こんばんわ」
「もしかして、俺のヒザが心配でお見舞い?」
「全然違います。でも、少し心配してます」
「あははははは。どうなんですか、結果は?」
「そこだよ」
「ジンタイ?半月板?それともヒビ?」
「そんなにかよ。どこまで脆いんだよ」
「いやいやいやいやいや。普通の人は、そうなるって」
「そうなるって。そうなって欲しい?」
「いや〜。そうは思わないですけど。どうなんです?ホントのところは」
「レントゲンとか撮りました?」
「ミミ先輩、被爆するだろ?でも、撮ったよ」


「ほら、だいぶ腫れ引いてるでしょ?」
「あ〜16日よりは随分いいですね」


「でもね、力を入れると関節が痛いんだよね。太ももにも力入らないし」
「じゃあ、やっぱり、切れてるか、折れてるか…」


「ね〜、ちょっと、うっ血してるんだよね」
「してますね」
「やっぱ、切れてる?ヒビ?折れてる?」


「ヒザ裏の赤いのは何ですか?」
「あ、これね。かゆいんだよね。湿布薬でかぶれた」
「マジで!?意外に弱い面を見た気がする」
「そうだね」

編集後記
「ずいぶん引っ張りましたけど、どうなんですか?結果?」
「お、すまんすまん。病院行ったら、寝かされて、ヒザ周りを触られた」
「先生が『ここだね。どれどれ』ごりごり。さわさわ。『う〜ん。筋は何ともないね』」
「あ、そうですか?」
「よし、レントゲンを撮ろう」
「げっ!被爆する」
「じゃ、あっちの部屋に行って」

「う〜ん。良く見て。これが写真だから」
「はい。綺麗に隙間が開いてますよね。関節に」
「そうだね。これが関節部分で、こっちがお皿」
「はい」
「関節、骨、びくともしてないね」
「ええ!?何でもないんですか?」
「うん。全く。ただ、強い衝撃がかかったから、炎症を起こして水が溜まっている」
「水ですか」
「そう。だから腫れてる。これを抜けば楽になるから」
「あ、はい」
「じゃあ、チクッとするよ〜」
「そんなぶっといので」
「ほら、こんなに溜まってるよ。まだあるね。もう一本行くから」
「ええ!?トマトジュースみたいなんですけど」
「そうだよ。相当な衝撃だね。何したんだい?」
「ちょっと高いところから飛び降りまして…」
「着地に失敗したわけだ」
「そんな感じです」
「また水溜まるから、もう一回来てね。ね〜楽になったでしょ?」
「はい。曲がるようになりました」
「じゃあ、お大事に」
「はい。ありがとうございました」

「…というわけさ」
「え〜!?そんだけですか?13mから飛んで着地に4回も失敗して?」
「十分な大怪我だろ?2回も自宅静養なんだから」
「あ・り・え・な・い」
「あはははは。引退はなしですか?」
「当たり前じゃん。今季あと2回は行くから。君らも来るように」
「ヤベ!被爆してゴジラ化してる。どうします?金井さん」
「1回かな。雪も危ないし」
「そうですね。自分は終わりです」
「釣れないね、君たち。頼むよ、笠原君、福ちゃん。29日をお楽しみに〜」
「マジで!?すっかり復活してる」
「そうそう。雪板記をご覧の皆さん、ご心配をおかけしました。引退はまだまだ先です。今回ばかりは終わったと思う位、痛かった。が、何て丈夫なんでしょう?『びくともしてない』と聞いた時には笑ってしまいました」
「何でそんなに丈夫なんですか?社長は」
「ひとえにストレッチの賜物だよ。柔軟な肉体になればこそだよ」
「社長、あそこもグンニャグンニャですか?うぉっほっほっほっほ」
「山田君、何で君がいるの?」
「心・配・な・ん・で・す・よ」
「あそこは、岩並みだよ。山田君とは違って」
「自分もですよ」
「話が横っ飛びしましたが、間もなく復活です。お楽しみに〜」


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