突然!?合宿 in 丸沼高原(2010.02.22)

「もしも〜し、矢嶋君?22日と23日って空いてるの?」
「あ、こんにちわ。自分は全然大丈夫です」
「あそう。合宿するか?雪なくなりそうだし」
「いいんですか、お店は?」
「そこだよ。給料日前で暇とみた」
「あ、はい」
「試しに岩崎君に聞いてみた」
「はい」
「『どんどん行ってくれ』って言われた」
「がはははは。他には?」
「連休の哲ちゃんはモチロン参加だから。カトちゃんを無理やり休ませよう」
「がはははは。いいですね。自分もそこが最後になると思うんで」
「なにぃ〜!?」
「実は、会社から電話があって、派遣先が決まったんですよ」
「いつから?」
「はい。3月1日からです」
「げっげっげげげのげ〜って知ってる?」
「はい。それは知ってます」
「鬼太郎!」
「目玉オヤジですね」
「ピンポン。そんなのはいいんだよ。じゃあ大丈夫だね?」
「あ、はい」

「…という訳なんだけど。頼みのシャレーが空いてない」
「え!?じゃあペンションですか?これから社長んちに行きますので、一緒に探しましょう」
「あ、ネット上でね」
「はい。まさか行きません」

「…という具合に決めたから、カトちゃん。休んで来るように」
「あ。大丈夫です。既に休み取ってありますから」
「流石。敏腕マネージャーは気が利く」
「え〜!?藤江さん…ですか」
「そうだよ。下心丸出しの」

ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ
「社長、ここにしましょう。ここに決定です」
「ほい。じゃあ連絡はしときます」

本日の登場人物

福ちゃん。「ご無沙汰でした」「いつの間にかハスキーになってるけど」「風邪です」「またいたしたの?」バシッ!?「痛ッテ。格闘家のは効く」

カトちゃん。「ここんとこノッテない?」「ええ。社長がグラトリ下手なんで、一緒に競ってます」「そこ…まで下手?」「はい、この中では」

ヤナギ。「どう?今日は」「あ〜かなり疲れてます」「じゃあ軽くで」

ゆうすけ君。「よう!また会ったね」「おはようございます。不定休なんで」「じゃあ今日も格好いいとこ見せてよ」「いやぁ〜」

哲ちゃん。「久しぶりだね、哲ちゃんと会うのも」「はい。連荘ですから、楽しみですよ」「じゃあ13m行く?」「え〜!?まぁそのうち」

矢嶋君。「今日明日で終わり?」「はい。一緒に行けるのは。あとは土日です」「淋しいね」

ミミ金井。「…だってよ、金井君。2人になっちゃうよ」「まずいですね。誰か探して下さいよ」「カトちゃん、君に任ずる」

私。「天気もいいし、いいんじゃない。福ちゃん」「はひぃ」「青江美奈さんみたい」「たれですかそれ」

「無風快晴ですよ、社長」
「だね、哲ちゃん。13m日和だよ」
「はい。じゃあ行きましょう」
「じゃあ続くから、先行って」
「お先に」
「あれ!?あんなに飛んじゃったし。じゃあインディでもしてみるか」

「げっ!?ぎりぎりか!?」
ドン!
「痛ッテ〜。右足だけカド」
「大丈夫ですか?」
「ダメ。右膝のジンタイ切れたか、骨折れた」
「また〜。そのあと普通に滑ってたじゃないですか」
「いや。折れた」
「折れてたら、滑れませんよ、社長」
「何かわかんないけど、痛い」
「痛いとか言いながら、13mも9mでも回ってたじゃないですか」
「そうだよね。元気そうに見えるでしょ?」
「はい。とっても」
「実はさ、凄いイタイんだよ。福ちゃん」
「ええ。お大事に」
「ええ!?そんだけ?」
「はい、そんだけです。もうそろそろ上がりましょう?」
「あのさ。元気ないのは、職場でのジェネレーションギャップのせい?」
「ええ少し。でも、ゼンゼン違います。風邪です」
「な〜んだ、良かった。じゃあ上がるべ」

編集後記
「あ〜お疲れお疲れ〜」
「お疲れ様でした。足大丈夫ですよね?」
「なんだよ、ヤナギ。大丈夫が前提かよ?」
「はい、社長ですから。ねえ、金井さん」
「たぶん。あんだけ飛んでれば、大丈夫でしょ」
「いやぁ〜。脱いでみないとわかんない。痛いのは痛いんだよ」
「社長、宿はあそこですか?」
「違う。あそこはやめた」
「はい?」
「電話したらさ、呼び捨てなんだよ」
「呼び捨て!?なぜ?」
「空いてるから、名前を教えてくれって言うから、伝えたら呼び捨てだよ」
「それはヒドイですね」
「だろ!頭きて、怒鳴って電話切ったよ」
「じゃあ、どこに?」
「近くのネイチャーハウス獏さんになった」
「どうなんすか?」
「感じは良かったよ」
「じゃあ、行ってみますか?」
「じゃあみんな、気をつけて帰ってね」

「いらっしゃいませ〜。今日は皆さんだけですので、くつろいで下さい」
「あ、そうですか。お世話になります」


「哲ちゃん、なんでそんな変装道具がバッグに入ってるの?くつろぎすぎだよ」
「いいじゃないですか。たまには」
「あ、わかった。それで、『チョリース』ってやってんだろ」
「え、そうなの。哲ちゃん?」
「いやいやいやいやいやいやいや。カトちゃん、違うから」
「自分も見ましたよ。哲さんがそういうのやってるのを」
「矢嶋君。してないから」
「やっぱり。流石、哲ちゃん」
「社長。違います」
「さ〜て。風呂でも行ってくるか。飯もうまかったし」

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