合宿だよ in 丸沼高原(2010.02.15)

「有福です」
「誰だ、それ」
「ひどい。福地です。旧姓」
「あ〜マンモーさんね」
「も〜う。いいですけど」
「なんだい?今頃」
「私もスノーボード行きたい」
「本当の旦那と行けよ」
「だって、休みが合わないんだもん」
「普通は合わせるだろ。愛があれば」
「ありますよ。愛はたくさん」
「あ〜そりゃ結構だね。じゃね」
「あ、あ、あ、ちょっと」
「なんだよ」
「私は誰に乗れば」
「だから、本当の旦那に乗れよ」
「いえ。そういうプライベートなことではなく、誰の車に乗せていって貰えるんですか?ってことです」
「こっちは無理だよ。泊まりだから」
「はい。分かりました。金井さんか西郷さんに」
「だね。連絡はしておくから」

「…という訳なんだよ、金井君」
「こっちも無理ですよ。泊まりじゃないですか。それにカトちゃんが乗れないんで、社長の車にお願いします」
「お〜そうであった。じゃあスタバに6時で」
「福ちゃんはどうします?」
「火曜日に西郷どんと一緒に来て貰おう」
「わかりました」

本日の登場人物

矢野君。「今季2回目です。一緒に行くのは」「13mがあるってよ、キッカー」「それは笠原君に」

笠原君。「だってよ、笠原君」「社長、行かないんですか?」「俺は行くけど、皆も来いよ」

旦那。「あれ!?いたの?」「言ったじゃないですか、来るって」「じゃあ13mね」

ヤナギ。「お疲れ?」「はい、かなり」「じゃあ今日は軽くで」

ゆうすけ君。「社長、SK8仲間のゆうすけ君です」「お初。SK8上手くなりたいよね」「ははははは」「おかしい?」「ええ。かなり」

カトちゃん。「今季はいいんじゃない」「はい、かなり頑張ってます」「じゃあその調子で」

矢嶋君。「お陰で皆グラトリ野郎だよ」「ですね」「疲れてしょうがないよ」

ミミ金井。「ヤナギ行かないんかと思いましたよ」「仕事終わったの23時過ぎだってよ」「あ〜だから寝てたんですね」

私。「もっとも俺もだけどね」「ヤナギの場合は、力仕事ですから」「俺は精神的に病んじゃう仕事だから」「そうは見えませんけど」
 

「もしも〜し、矢野君?おはよう」
「はい。トン矢野です。おはようございます」
「こっちはシャレーにいるから、センターハウスで待っててね」
「わかりました」
「よし。準備OK?センターハウスまでワンフットで競争だ」
「朝から元気ですね。相変わらず」
「置いてくぞ。ヤナギ」
「はい、わかりました〜。疲れてんですけど」

「げっ!今日のサプライズ!!」
「ほんとだ」
「旦那がいるよ、金井君」
「ほんとに来たんですね」
「来るさ〜金井君。置いていかれそうだし」
「いや。完全に置いていかれてるから。まあ今日は13m、9m、8m好きなヤツを飛んでください」
「いえ。それも行きません」
「そう。じゃあ箱でクルクル回ってください」
「社長がやったら、やります」
「俺は担当外なんで」
「じゃあ。僕も」
「それじゃあ、何もないじゃん」
「ええ。今日は偶然知り合いに会ったんで、一緒に流してます」
「どうも、お初に」
「こんにちわ。哲ちゃんは知ってます」
「そうなんだ。SK8仲間?」
「彼は上手いですよ。SK8が」
「じゃ、スノーボードも上手いでしょう?」
「ええ。抜群に」
「じゃダメじゃん、旦那は。出番がますます」
「足慣らしなんで」
「変わったね」
「はい、社長とは違いますから」
「なにが?」
「ええ。無痛症ではないので」
「一応、俺も痛いんだよ。神経はあるから」
「あ、失礼しました。鈍いんですね」
「そう…かもしれない」

編集後記
「楽しかったね〜、旦那」
「ええ、やっぱりスノーボードはいいですね」
「じゃあ、来週も?」
「そのヘンが鈍いですよね。無理に決まってるじゃないですか」
「ほう。その心は?」
「家庭がありますから、連荘はちょっと…」
「俺だってあるよ。言ったろ『最初が肝心だって』」
「もう遅いです」
「だね。じゃあまた来られそうだったら、お願いしますよ」
「ええ。わかりました。代わりにゆうすけ君が、たまに来ると思いますから」
「あ〜彼は凄かった。スケーターならではだったね。何ででっかいのは飛ばないの?」
「実はですね、下の9mが出来た日に、ヘリで病院送りになった人を見ちゃったんですよ」
「へリ?そりゃあ大変だ」
「はい。それからもう飛ぶ気にはなれないです」
「大丈夫だよ。なんとかなるから。なあ笠原君?」
「いやあ〜厳しかったっすけど」
「元気じゃん?」
「いやあ〜どうなんすか、矢野さん」
「俺はやんないから。笠原君に任せる」
「みんな凄くなっちゃったよね、箱の上で」
「ええ。回らなきゃいけないルールでもあるのかと思っちゃいましたよ」
「そういう旦那だって、昔はクルクル回ってたじゃん」
「それは次回で」
「あ〜もう来ねえんだ」
「ぼちぼち上がりますか?」
「上手く逃げたね。また明日〜」


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