雪だよ〜 in 丸沼高原(2009.03.23)
「もしもし〜こんにちわ。加藤です」
「あ〜あゆみちゃん?」
「んなわけないでしょ。男の加藤です。カトちゃんです」
「なんだ〜カトちゃんかよ。男に用はない」
「そんなこと言わないでくださいよ。僕も参加したいんですけど、月曜日」
「それなら話は別。6時にスタバね」
「はい、お願いします」
「見なよ哲っちゃん、一面スケートリンクだよ」
「本当ですね。カチッカチッです」
「リフト券も買っちゃったし、ちょろっと行ってみるか」
「うぉ〜。おっかなかった〜。エッジが全然効かない」
「パークも全アイテム閉鎖中ですね」
「だろうな、これじゃあ。弱ったね。やることがない」
「戸倉行ってみますか?」
「これから…!?」 |
「やることねえし、早飯にするか?哲っちゃん」
「あ、社長。お姉さんいますよ」
「だね。カトちゃん、俺の後に付いて来て。大盛りがいいんでしょ?」
「はい。是非」
「あ、こんにちは。本日のおすすめは田舎ラーメンとおにぎりです」
「え!?おにぎり?」
「はい、おにぎりです」
「チャーハンじゃなくておにぎり?」
「はい〜。おにぎり」
「そこまで言われちゃあ、それで」
「皆も?」
「いえ。僕達はラーメンだけで」 |
編集後記
「いや〜辛かった。ねえ、カトちゃん?」
「はい。修行の身にはとても辛かったです」
「こんなことは初めてだよ。丸沼では」
「前にサエラでこんなことがあったんでしょ?」
「そうなんだよ、金井君。あんときは皆でオーリー大会したっけ」
「人が多くてそれも今日は無理でしたね。ところで、戸倉に行った人達はどうだったんですか?哲っちゃん」
「聞いたらねえ、パークは開いてるし、こっちよりは全然良かったって」
「何?それもミクシィ友達の情報かい?哲っちゃんはそこら中に友達がいるね」
「いえいえいえいえいえいえ。単なるミクシィ友達ですから」
「そっからいろいろあんだろ?マメだから」
「いえいえいえいえいえいえいえ。それは最近の話で…」
「そうなんだ。しかし、かえすがえすも残念だった。あと4回のうちの1回だからね」
「え!?じゃああと3回ですか?」
「そうだよ、カトちゃん。俺と金井君はあと3回だよ」
「そのあとは?」
「本業に戻るんだよ。釣りだよ」
「あ〜サミシイですね」
「カトちゃんも釣りすりゃあいいんじゃん。または午前3時に来ればSK8するよ」
「いやあ、釣りはともかく、午前3時は…」
「んだよ、根性なし!」
「いえ、それは違うと思いますけど」
「そうか。ときにご飯どうでした?」
「はい、お蔭様で先週とは違い、大盛りになりました。でも、哲さんの方がもっと多かったです」
「だよね。あのメガネのコがどうも哲っちゃん…なあ?」
「いえいえいえいえいえ。それは勘違いです。だって、凄い無愛想だったんですよ、前は」
「そうだな、前は。それが今は俺たちの仲間だって分かって、しかも哲っちゃんは人一倍来てるでしょ。それがいつしか『I』に変わったんだよ」
「社長!全然違いますから。それより、おにぎりをすすめた訳をいつものお姉さんから聞いてきました」
「ほう!その心は?」
「はい。作る人が変わったんで、味が違うらしいです」
「なるほど〜5年も食べ続けてる俺には悪いと思ったわけか?」
「そうなんですよ。それで『おにぎり、おにぎり』となったそうで」
「あ〜そういやあ、コーヒーを買いに行ったら、「さっきは無理やりすすめちゃって、すいません』って奢ってくれたよ」
「『I』ですか?」
「哲っちゃんじゃあるまいし、違うよ」
「いえいえいえいえいえ。自分も違いますから。来週はまたお土産ですか?」
「だね。そう思って『31日に来るから』って言っておいた」
「お姉さんにですか?」
「ノンノン。いなかったんで、哲っちゃん大スキ、メガネのコにだよ」
「いえいえいえいえ、違いますから。それに伝わらないんじゃないですかね?」
「ま、いいんじゃないの?気持ちだから。誰に渡しても」
「あ、はい〜」
「ところで、明日もでしょ、哲っちゃんは?」
「あ、はい〜。カトちゃんも連れて戸倉に西郷さんと」
「そうなんだ。そこにミクシィ友達も来るわけ?」
「いえいえいえいえ。それはないです。金井君じゃないんで。そこら中に現地妻はいません」
「な〜に言ってるんですか、哲っちゃん」
「ミミはね、悪だから、そこら中にいるんですよ」
「全然違います」
「いいねえ、金井君ウラヤマシイよ。俺がもっと若けりゃあな」
「今からでも遅くないですよ」
「ヤバイ。方向が怪しくなってきた。また来週〜」
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