第3回恒例合宿2日目 in 尾瀬戸倉(2009.03.17)
「朝だ朝だ〜♪朝日が昇〜らないで雪が降ってるぞ〜ひゃっほひゃっほ〜」
「全く朝から元気ですね、社長は」
「喜べヤナギ。パフパフのパウダーだよ」
「い〜え。そんなはずはありません。じっとりと重たい黄砂混じりの雪ですよ」
「うんにゃ。そう思ってゆんべ、皆もワックス塗ったろ」
「そうでしたね。塗っておいて良かったですね」
「そこのグズ男を早く起こせ!」
「西郷さん、パウダーですよ。早く起きてください」
「う〜」
「西郷さん、早くしないと社長が来ますよ」
「うっう〜っ。起きる。あ、おはようございます」
「早くしろ。飯だよ」
「あ、はい〜。う〜っ」
「朝ご飯、さみしくない?」
「ですね。夕食は良かったのに。まあこの人数じゃあ仕方なしですか」
「美味いけどね。ときにマンモーさんから連絡あった?」
「いえ。誰にも」
「そっか〜。旦那が渋ってるかな」
「旦那って、本当の夫ですか?」
「のんのん。本当の旦那はテケテケだから来ないよ」
「じゃあ、もしや、新婚の西牧旦那ですか?」
「そいつそいつ」
「いやぁ〜絶対来ませんよ」
「やっぱり。とメールだ」
「マンモーさんですか?」
「ほい。『車の調子が悪いので、ちょっと遅れる』そうだ。『先に流してって』さ」
「じゃあ、ガリガリの上に積もった雪を滑りに行きますか?」
編集後記
「やっぱりガリガリでしたね」
「だね〜。全然滑らないし。黄砂かね?これは」
「間違いないですよ。それでビッグキッカーに行くのやめたんでしょ?」
「その通り。8mでやっとなのに15mなんて絶対無理だよ」
「でも、途中からスキーの人も整備始めて飛んでましたよ」
「そうなんだよ。そう思って、ちゃっかり並んでたら、『ヘルメットがないと飛べないんですよ』って察知したかのように言われちゃった」
「で?」
「うっ。『見てるだけですよ〜』って言いつつ、未練たらたらで帰って来た」
「去年飛んだし、去年の方がでかかったし、それに来年もありますから」
「ほい。丸沼の12mで頑張ります」
「お!3ですか?」
「そうだね。また一からやり直しだよ」
「皆、上手くなりましたよね?」
「そう、だね。ここに来て遅まきながら、シーズンも終わりだと言うのに」
「でも、まだ行きますよね?」
「行くさ〜ヤナギ〜。あと4回」
「そんなにですか。釣りは?」
「来週から、ぽちぽち陸っぱりで」
「いよいよですね」
「いよいよったって〜そんなにガツガツしないで、のんびり行こうよ。先は長いし」
「分かりました。また来週〜」
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