精鋭部隊!? in 尾瀬戸倉(2009.01.19)

「もしも〜し。金井君?月曜日どうする?」
「戸倉はどうだったんですか?」
「パークは非常に良かったよ」
「アイテムは豊富なんですよね?」
「そう。10数種あるよ」
「じゃ、戸倉ですね」
「そういや、ホテルで『良くお見えになりますけど、ショップの方なんですよね?』って言われたっけ」
「『ショップ!?』何でですか?」
「俺の歳でスノーボーダーってそうそういないからじゃない?」
「なるほど〜。で、何て答えたんです?」
「ショップはショップだけど、フィッシングショップ。つまり、釣り道具屋って言っておいた」
「そのまんまですね」
「だよ!そうしたら、『釣具屋さんですか…!?』って笑ってた。そこで、ゴリポンさんとのいきさつを話した」
「ゴリポンさんのこと知ってました〜?」
「知ってたよ。勤務歴10年だって言っていたから」
「ヤナギはそのとき何してたんですか?」
「うしろで腹抱えて笑ってたよ。俺も笑っちゃったけどね」
「じゃ、戸倉で。あとは矢野君、笠原君と真ちゃんですね」
「そう。と、新妻福ちゃんにあゆみちゃんと俺で、計7人。連絡はしておくから」
「OッK牧場〜」

「吹雪だよ。寒いね」
「すぐ熱くなりますよ」

「ミミ先輩の言う通りだよ。
熱くなっちゃって、顔着だよ。
ゴーグルのレンズ取れちゃったよ」
「レンズより眉間から血が出てますけど…」
「血〜!?あれ、本当だ」
「鼻折れてませんか?下で休んだ方が…」
「グニグニ。折れてねえよ、鼻は。ゴーグル見えないけど、
あのウォールとレールをやってから行こう」
「マ・ジ・ですか?」
「な〜矢野君。あの位クラッちゃうと力が抜けて、
いい感じだったろ?」
「はい。確かに今までで一番良かったです」

編集後記
「今日はみんな良く転がってたね」
「社長ほどではないですよ」
「な〜。先週絶好調だったから、そのつもりで行ったら全然ダメ」
「キッカーは良かったんじゃないですか。飛びが高かったですよ」
「そうなんだよ。だから、レールもボックスも飛び過ぎちゃって、うまく乗れなかった」
「それで、顔着ですか?」
「あれはね、得意だった左カーブ・ボックスで引っかかって、ボックスを飛び越えて、あっという間の顔着。手が出なかった」
「いやいや、手が出なくて良かったんじゃないですか?」
「そうっすよ。俺もコケタとき手だしたら、ジンタイ切れましたから」
「あ〜そんなこともあったね。俺以外は良かったよね。みんな初めてなのに」
「面白かったですよ。その後のスイッチ競争も」
「たまにはやった方がいいんだよ」
「『私〜、一人で練習しま〜す』なあんて言ってましたけど」
「たぶん、悔しかったんじゃねえ。誰よりも遅かったし。元は格闘家だからね」
「違います。だいたい、血流しても平気でパークに行きたがる社長と一緒にしないでください」
「照れるじゃないか、そんなに誉めたら」
「誉めてません!みんなの心を折ったのは、社長です」
「そうなの〜??俺は全然なんだけど。あのままじゃあ帰れないからさ」
「社長、その顔で帰って奥さんに何て言うんですか?」
「そうなんだよ、あゆみちゃん。みんなで考えてくれよ」
「福ちゃんに殴られたって言いたい?」
「あゆみ!何言ってるの。ここは素直に『こんなことしたら、こうなりました』って言った方がいいの」
「え〜!?それじゃあ全然普通じゃん」
「普通じゃありません。普通はしませんから」
「そうなんだ。まあ来週もヨロシクネ」
「来週はどなたが?私はあゆみと身和ちゃんの3人で」
「いいねえ、身和ちゃん」
「何がいいんですか?」
「ゴホゴホ。西郷とヤナギ、ミミ先輩に俺」
「じゃ7人ですか?」
「ノンノン。懐かしのおっちゃん倉持とさらに懐かしい稲っちに部長の計10人」
「そんなに!っすか?俺たちも参加したいっす」
「矢野さん、職場一緒ですから、急には無理ですよ」
「残念」
「じゃあ来週も怪我なく言ってみよう〜」
「それは社長が一番心配です。場所は丸沼?」
「だよね、ミミ先輩?」
「はい。ここはもういいでしょう。社長はお姉さんと約束があるし」
「やべ。顔治るかね?」
「無理ですね」
「この続きをお楽しみに〜」

追伸

翌日はこんな顔になりました。
大して腫れもせず、色も変わらず。
良かった良かった。


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