僕は最後で in 丸沼高原(2008.03.24)

「あ、西牧です。月曜日は行くんですか?」
「当ったり前田のクラッカーだよ」
「何ですか、それ?」
「またまた〜知ってるでしょ。てなもんや三度笠」
「いえ。良く分かりません。それはさておき、どうなんですか?」
「だから、当ったり前田のクラッカーだよ」
「普通に返事をしてください」
「はい、行く。哲ちゃん、福ちゃん、ミミに俺、だよ」
「僕も行けますけど、2人なんですよ」
「2人でラブラブしなから来いよ」
「そう言わず、誰か1人お願いしますよ。社長がベストですが」
「やだよ、そんなお熱いところ」
「じゃあ、ミミで」
「OッK牧場〜」
「あのさ、旦那の御指名だから3人で来てよ、ミミ先輩」
「えっ!3人て…」
「ンジャア丸沼に8時でね。バイビー」
「あっ…あっ…あ〜」

「どうする?何も見えないよ」
「社長、おはようございます。何してんですか?」
「あ、篠さん、おざ〜す。準備体操」
「車内体操とは、やる気満々ですね」
「ぼちぼち行きますか?」
「は〜い」

先週よりは埋まったオロチ。
「ミミ凄いね。行けそうじゃん」
「社長と同じ位ですよ」
「照れるな〜」

「ほぼ1日雨だね」
「ええ、僕は今日で終わりなんで」
「そうなの?意外にイケイケだったのに。終わりなの?」
「はい。今日も2時過ぎたので、終わりにします」
「あ、俺らも上がります」
「え、篠さんも帰っちゃうの?こっちはどうする?」
「雨が嫌なんで、休んでます」
「自分も休んでます」
「哲ちゃんもミミ先輩も。あたしはどうするのかな?」
「あの〜あの〜」
「あ〜分かったよ、いくよ、くるよ、付き合うよ。どう?」
「良く分かりません。でも、お願いします」

編集後記
「雨なんで早飯にしますか?」
「そうだね、人も多いし。早めに行くか」
「今日もトンファンですか?」
「だよね」
「社長、相変わらずですね、盛りが」
「ん〜そうかな」
「あれ?ミミ、春巻き食べてるの?いつも食べないのに」
「なんとなく」
「だから、あたしのなくなっちゃったんだ」
「まあまあ」
「お待ちどうさま。春巻きお持ちしました」
「良かったじゃん。いつものお姉さんが持ってきてくれたよ」
「あれ?おまけしてある。社長、すいませんね」
「俺じゃないよ、おねえさんに言いなよ」
「いえいえ、これも社長効果ですから」
「そうかね。良かったね。ガスも晴れてきたし、行ってみる?」
「社長。おねえさん、手振ってますよ」
「あれ?本当だ。俺も振ってみるか。あれ?カウンターから出てきたよ」
「あの、お会いできるのも、今日で最後なんです」
「え、そうなんだ」
「はい。とてもお世話になりました。ありがとうございました」
いやいや、こちらこそ。また来季お願いします」
「はい。またお待ちしてます」
「社長〜、あのおねえさんと付き合ってるんですか?」
「あ〜なわけねえだろ」
「いえいえ、どう見たってそうですよ」
「わざわざ、カウンター内から出てこないですよ。仕事中ですよ」
「そうだけどさ、かくかくしかじかってことがあったんだよ」
「で、手を握るとか、抱擁するとかしました〜?」
「いや、特には」
「ダメね、社長。全然分かってない」
「何が?」
「また勘違いさせる気だな?」
「社長、何かあげた方がいいですよ、お世話になったんですから」
「そっか。明日哲ちゃん達来るから、渡すか」
「あっいいっすよ」
「じゃ、よ〜。帰りに熊谷で五家宝2つ買って、渡すか」
「何で2つなんですか?」
「1つはおねえさんに、でもう1つは皆さんで休憩時間に、なわけよ」
「流石〜紳士的な方〜ですか?」
「まあ〜ね〜」
「社長、手紙とか電話番号書いた紙とか入れた方がいいですよ」
「しません。紳士的なおじさんだから」
「またまた〜心にもないこと言っちゃって」

「さて、この続きはまた来週〜」


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