久々にフライか!? in ワドナ(2015.11.23)
「早朝薄暗い中、一人で走るのヤな道ですね、社っ長?」
「なんだよ!フィ…パブのお姉さんみたいなのは?」
「あっははははは!朝から絶好調じゃないですか〜」
「そうでもないよ。赤い日は『イヤだ』って、言ったのに、無理矢理!連れて来られてサ」
「あっははははは、イイじゃないですか〜、久しぶりにオレと行けるんですから」
「ア、ありがとう…ね。お誘いいただいて。はぁ〜」
「社っ長!楽しみですよ、初めての場所ですから〜。ウキウキ!ワクワク!!」
「ランランラ〜ン!!! てか〜!? あ〜イカン、イカン、同じたぐいのヤツと思われる」
「社っ長、遅いですよ。コンビニ・ネエちゃんに言われてたでしょ『おんなじだよ〜アハハハハ〜』って!」
「そうであった。キッパリと断言された」
「どうしてますかねぇ?あのネエちゃん」
「実はさ、気になって聞いてみたのよ、大久◯かぁさんに『連絡あるの?』って」
「社っ長、言っちゃいましたね、大久◯さん って」
「あぁん、ハッキリ言ってねえよ」
「あっははははは、言ったも同然です。で、どうなんです?ネエちゃん」
「なんでも、県南の方で暮らしてるってよ」
「えっ!そんだけ!?社っ長さん」
「だよ」
「またまたぁ?なんかアルしょっ〜なんか」
「ナニもねえよ。世界中の人が勘違いすっから、ヤメておくれ」
「おかしいなぁ、絶対つづきが有る。うぅぅうぅぅ〜ん」
「お〜い!ヤメろっちゅうに」
「あっ!先輩んちの方ですよね、行ってもらいましょう」
「山田クン?まぁソッチの方と思われるけど、行くかね?」
「行きますよぅ!なんてったって時間余ってますから」
「そうねぇ、有り余ってプラップラしてっからね」
「あっははははは、決まり!」
「おっおぅ、着いたで、同類君」
「社っ長、認めちゃいましたね。楽んなったっしょ?」
「ラクダ!ひとこぶ」
「あっははははは、絶好調〜!」
本日の登場人物
ペラ男。「フライ、いっぱい巻いてきたんすよ」「迷っちゃんじゃないの、有り過ぎで」 |
私。「なんで赤い日に…」「社っ長、あきらめて、楽しんでください」 |
「おはようございます。1日券を2枚お願いします」
『おはようございます。フライですか?ルアーですか?』
「こっちの芸人がフライで、ワタクシはルアーです」
『…あ、はい、ルアーの方は厳しいかも。きのう15人程ルアーの方がみえて、2〜3人釣れずでした』
「あっははははは!社っ長、フライですよ」
「否!秘策が有る!!」
「またですかぁ?アタったことないですよねぇ、あっははははは」
「れれっ!2人っきりの貸し切りだよ、ペラ男クン」
「ですねぇ、こんな抜群の雰囲気なのに、柵のとなりは川ですけど?」
「小百川だね、ヤマメが釣れるよ。今は禁漁だけどさ」
「夏は両方行けますね」
「どっちかにしろよ、この欲張り芸人!」
「社っ長、おんなじですよ、あっははははは!」
「あぁ、同類だ。それより見なよ!魚。デカっ!」
「ホントですね、先ずはドライで」
「オレはケムポップ、エイッ!」
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ガバガバガバガバ
「スゲェ!けど、ぜんぜんノラず」
「うぅん、うぅ〜ん」
「ダメ?ドライ」
「見には来るんですけど、見切られて…」
ガバガバガバガバ
ガバガバガバガバ
ガバガバガバガバ
「社っ長、ガバガバいわしてる割には、釣れてませんけど」
「そう、出るけどノラない。って言ってたら、ノった〜ヒクヒク〜!!ヒャッホヒャッホ〜」
「デカイですねぇ、なんて魚です?」
「スチーヘッド、ニジマスの亜種だよ」
「アシュ?原?」
「おもしろい。それは、故 阿修羅原さん、プロレスラー。この子達は、ニジマスなんだけど、チョイと違う組」
「あっ、AKBとNKBみたいな?」
「卓球です」
「あっははははは、ピンポンですね、社っ長。オヤジですよ、それじゃ」
「あぁ、オヤジだまぎれも無い。悲しいねぇ」
「おぉっ、やっと釣れた」
「はい、スチールへッド君です」
「イヤ〜、うれしいなぁ、初だしヒクし」
「うぉ〜!」 「わぁ〜!」
「うっひょ〜!」 「ひゃっほ〜!」
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「社っ長、雨ですけど、全く気になんないですよ」
「はい、雨男ですから。それに、こんなのが、後から後から釣れたんじゃねぇ〜」
「帰れないですよ」
「えっえ〜!?メシの後、『もういい』って、ボヤいてたじゃ〜ン」
「ですよねぇ、うそみたいです」
本日活躍したルアー達
「ケムポップ」「パニクラDR」「カミオンDR」「クランキンピューパ」
「パニッシュッ70F」「トゥトゥイッチャ−65IM」「ハンクルK-1 65」
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あとがき
「ありがとうございました、と〜っても楽しめました!」
『釣れていましたねぇ、ルアー』
「はい。23匹ですかね」
「いえ、社っ長。すくえたのは、13くらいで、あとはバラしてばっかりでしたよ」
「エッエぇ!そうなの?」
「『針、伸びてません?』聞いたじゃないですか、あんまりバラすから」
「ゲッ、そうであった。『伸びていない!』って、言ったけど、メチャメチャ伸びているワ!」
「ダサイですねぇ」
「ハイ、ダサダサです」
『ハハハハ、またいらしてください』
「はい、そりゃもうすぐにでも、なぁペラ男クン」
『ペラオ…さん?芸名ですか?』
「そうなんですよ、本名も変わんないですけどね、ねぇ!」
「社っ長さん、ボトル、イレルヨ、アタラシイノ!」
「こんなヤツです。またおじゃまします」
『ハハハハ、ありがとうございました』
「楽しかったですね、社っ長?」
「実に!これからたいへんだよ。3連休最後の日だから、道が」
「渋滞っすか?」
「そう、どこまで混んでいるのか」
「社っ長、応援しますから!」
「応援?運転はオレ?」
「はい、応援で」
「山田クンよりはましか、応援してくれるんじゃ。即寝だからね山田クン」
「いやオレも応援しつつ…なんて」
「みなさ〜ん、ペラ男クンはこんなヤツですよ〜!ヨ〜YO~!」
「YO~Me~N!マタ、ライシュウネ、社っ長サン」
「です」
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