「こんにちわ。お茶してください」
「あ、ミート君、こんにちわ。いつもすみません。いただいちゃって」 「いえ、大丈夫です」 「釣りは無理ですよね?」 「はい。見には行ったんですが、やる気になりませんでした」 「ですよね。じゃあ、キャスティングでもどうですか。今月は1人しか来ていないんで、チャンスです」 「え!?一人ですか?何点ですか?」 「まさかのゼロ点です。関根さんが」 「うわ〜。力入っちゃうな〜」
「では、ミート君お願いしま〜す」
「ぶ〜」 「あ」 「惜しい」 「あ〜」 「お〜」 「う〜」 「惜しい」 「最後で〜す、残念でした。来月お願いします」
「柳田さん、夜なんで、10投3倍コースと20投通常コースがありますが、どちらがいいですか?」
「20投でお願いします」 「はい、どうぞ〜」 「ぶ〜」 「あ」 「惜しい」 「あ〜」 「お〜」 「う〜」 「惜しい」 「来たぁ〜。10投目で入れたので、5.5点」 「惜しい」 「あ〜」 「お〜」 「最後で〜す。5.5点で暫定1位です」
「山崎さんは、どうしますか?」
「20投でお願いしま〜す」 「はい、どうぞ〜」 「ぶ〜」 「あ」 「来たぁ〜。3投目で入れたので9点」 「惜しい」 「あ〜」 「お〜」 「う〜」 「来たぁ〜。12投目で入れたので4.5点」 「あ〜」 「お〜」 「惜しい」 「来たぁ〜。17投目で入れたので2点」 「お〜」 「惜しい」 「最後で〜す。15.5点で1位に躍り出ました。柳田さんがっかり」
あとがき
「お疲れ様でした。お見事です。お2人とも」 |