キャスティング、どうでしょう。(2015.08.30)

「こんちわ」
「あら、珍しいね。大下さん」
「こんにちわ」
「あれ、山田さんじゃないですか」
「ええ、ツチノコハントに失敗したんで、顔を出してみましたよ」
「ツチノコ?まだやってたの?」
「ええ。家で飼ってたのが死んじゃったんで」
「マ〜ジで!?」
「そう。ツチノコって名のペットね」
「社長、困りますね。そういう勝手な意見は。全国のみなさんが信じてしまうかもしれないでしょう」
「いいんじゃね〜。山田君だから」
「そうだよ」
「あれ、大下さんまで。まあ。ツチノコハントは続けますけどね。隣のお母さんと」
「あ〜言ってたよ。ローソンのお母さん。『いつ行くの?』って」
「『冬眠前にっね』って言っておいた」
「『社長も行くんでしょ?』って言うから、『いいよ。○○さんも一緒にね』って返しておいた
「『じゃあ4人だね』と凄い嬉しそうに言ってたよ」
「ほう!」
「意外に盛り上がってるじゃね?」
「大下さんもどうですか?」
「い・か・ね!」
「残念ですね」
「社長、キャスティングやりましょう」
「おう、そうだ。今9点だよ」
「チャンスですね」

本日の登場人物

オレ、大下「今日はマジでいきますから」「いいですね」

山田君「入れますよ」「どこでもいれてください」

上田君「お〜いいとこ来た。一緒にやっていきなよ」「え〜緊張する」

私「オレもやる。先月忘れたし」「はい、是非どうぞ」

「では、大下さん、お願いしま〜す」
「お!」
「キタぁ〜。2投目で立って入れたから11点」
「あ〜」
「惜しい」
「あ」
「お〜」
「う〜」
「最後で〜す、残念。逆転ならず」


「山田君、お願いしま〜す」
「お!」
「あ〜」
「惜しい」
「あ」
「う〜」
「あ〜止めなきゃ入った」
「最後で〜す。残念、また来月お願いします」


「では、上田君お願いしま〜す」
「お!」
「あ〜」
「惜しい」
「あ」
「う〜」
「最後で〜す。残念、また来月お願いします」


「最後に、社長です」
「お!」
「あ〜」
「惜しい」
「あ」
「来ました。5投目で6点で、立ってで+2点でスイッチで倍なので16点。逆転です。暫定1位」
「あ〜」
「惜しい」
「う〜」
「来ました。9投目で立って入れたので4点で合計20点」
「最後です。暫定1位に躍り出ました〜」


あとがき
「お疲れ様でした」
「今月は社長か」
「いいじゃん、大下さん。一回位勝たしてよ」
「まあそうですね」
「ここんとこ、どうなんですか?参加人数は」
「それがね、少ないんだよ。一般参加もないし」
「う〜ん、まずいですね」
「釣りシーズン真っ盛りだから、無理もないんだよ。それに雨ばっかでしょ」
「なるほど。天気が良ければ釣りに行っちゃうし、天気が悪ければキャスティングもできない」
「そういうことです。もともと、シーズンオフにってことで始めたわけだから」
「そうですね。ハイシーズンは釣りに行ってもらった方が」
「はい、その通りです。既に山田さんは月間王になっていることだし、余裕ですね」
「ウォッホッホッホッホ。そんなことはないですよ。ウォッホッホッホッホ。ねえ、大下さん」
「感じ悪〜いな、コイツ。来月勝つから、いいの」
「そうね。前年は2回月間王になっていることだし。そろそろ来てもらわないと」
「ですね」
「月間王になった人は、みんな、あ〜なるほどと納得できる人ばっかりだったよ」
「あ〜言われてみれば」
「自然とうまくなるんだよね、やってると。ねえ、山田君」
「ウォッホッホッホッホ。みなさん、ふるってご参加ください。ウォッホッホッホ」
「あ〜!感じ悪。この余裕」
「みなさ〜ん、是非どうぞ〜」


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