同船するのは何年ぶり!? in たなご川(2015.08.03)

「おはよう〜」
「早いね、社長」
「オレも今来たんだよ。ソレガシの旦那とは久々だから、ついつい飛ばしちゃったよ」
「そう〜だね。何年ぶりかな。一緒に船に乗るの」
「噂では今季今だノーフィッシュだそうで」
「はい。今日は何とかお願いします」
「健闘を祈る」

本日の登場人物

ソレガシ。「アタリはいっぱい貰ったんだけどね、琵琶湖で」「でもギル1匹」

私。「ここは相性がいいんだよ」「あやかります」

「静かだね。今日はいつもと逆方向進んでいるから」
「はい、わからないんで、お任せします」
「お〜!いきなり出た」



「3投目で出ちゃった。アミいらないサイズ」
「そう言わず、形だけでも」
「う〜ん、ガリガリの26cm。ルアーは川島君のペンシルベイト」

「この先に竹やぶがあって、そこがお薦めなんだよ」
「なんか昔来た気が…」
「そう。1回来てるよ。お〜!また出た」



「引く、引く〜の割には細いな〜。ガリガリの40cm」
「ルアーは何ですか?」
「DOG−Xドチャートカラー。今では誰でも買える」

「う〜ん、チャートか〜」
シュッポ
「おいおい。釣れてないのに飲んじゃうの?」
「祝杯用は別にあるから。ちょっと飲んでみようかと」
「ちょっとじゃあ、すまねえだろう」
「それは成り行きで」
「じゃあオレもメシでも食うか」

「メシも食ちゃったし、昼寝もしちゃった。ソレガシのだらしない姿を写真に撮ればよかった」
「そんなにヒドイ?」
「ヒドイ。駅のベンチにいる人みたい」
「それはマズイ。頼むから載せないで」
「そのタンクトップがさ〜ランニングにしか見えないんだよ」
「画伯みたい?」
「山下先生?になれりゃあいいけどね」
「目指して頑張ります」
「よし。このままズンズン行くから。と言っても、キャスティングがな〜」

あとがき
「どうすっか?15時だけど。一休みしてもう少しやる?」
「いえ。充分です」
「そう。今日も残念な結果で」
「はい。アタリはありましたから。2回」
「そうね。ややびっくり」
「はい。釣れない理由はわかっていただけたと思います」
「そうだね〜。キャスティングが大雑把過ぎるから、攻めも雑だよね」
「はい、おっしゃる通りで」
「もったいないよね。2人きりなのに。山田君ならビュンビュンいってるよ」
「あいつ、いつの間にかうまくなりやがって」
「そりゃあそうだよ。回数が違うもの」
「う〜ん。今年中に釣れるのか…」
「大丈夫です。ベストシーズンはこれからですから。いつでも言ってください」
「ありがとうございます。ちなみに来週は誰と来るの?」
「これがまた久々。ワイパーだよ」
「来るのかい?」
「ちょっと心配だよね。過去に3回来なかったことがある」
「3回もあるの!?」
「あるんだよ。オレも最後は意地になって4時間車の中で待ってた」
「ほ〜」
「もういいかな、と船と道具片付けて寝たよ」
「それはそれは」
「その後、そういうことはなくなったよ」
「うん、新井さんも言ってた。『先に来て寝てる』って」
「頼むぞ、ワイパー。じゃあまた来週〜」


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