「こんちわ〜ごぶさたしてま〜す」
「お〜昨日も会ったね。ペラ男君」 「は〜い、そうでしたっけ?」 「ユーリンチ食ったろ、一緒に」 「じゃあ今日も行きましょうよ」 「そうだね」 「こんちわ。お久ぶりです」 「あ、野口さんじゃないですか。こちらはホントにお久しぶり。仕事だったんですか?」 「そうなんですよ。緊急呼び出しが多くて」 「それは大変だ」 「ほんとですよね」 「キミは相変わらずだね。元気になって良かったよ」 「はい、おかげさまですっかり立ち直りました」 「じゃあ、オレとか山田君とか知り合いとか、持って行ったの返して」 「いや〜それはその〜。あ〜また心の病が…」 「元気よく、キャスティングでもどうかね?」 「いいすね。道具貸してください」 「貸すだけだよ」 「またまた。いいじゃないですか〜。ねえ、野口さん」 「いや〜急に振られても…」 「じゃあ一緒にやりましょう」
「はい、野口さん、どうぞ〜」
「う〜ん!」 「お!」 「あ〜」 「惜しい」 「あ」 「う〜」 「キタァ〜。9投目。2点の立って入れたから4点」 「はい、お疲れ様でした。4点で暫定1位です」
「でわ、ペラペラ、ペラ男です、どうぞ」
「お〜キャスティングも軽い。これはいいね」 「う〜ん!」 「お!」 「あ〜」 「キタァ。5投目。6点の2点で8点。逆転です」 「惜しい」 「あ」 「う〜」 「はい、最後はガチガチの漬物石のようでした。でも8点。暫定1位」
あとがき |