キャスティング、どうでしょう。2014年度チャンピオンシップ (2015.06.28)
「みなさん、ご苦労様です。ついにこの日が来ました。初代チャンプは誰か?決定戦です」
パチパチパチ〜
「通常とは違い、サドンデス。早く入れた方が勝ちです」
ワイワイガヤガヤワイワイガヤガヤ
「なので、座って投げた方がいいと思います」
「本日、仕事の都合で欠席の方が3人いらっしゃいます。ラブリー金井君、山崎さん、飯塚番長です」
「で、金井君と山崎さんは前倒しでやってもらいました。結果、金井君は15投げして0でした。が、山崎さんはな、なんと3投目で入れました」
「え〜!」
「マジかよ」
「じゃあ1投目で入れるか」
「なので、3投して誰も入らなければ、山崎さんが初代王者です。本人不在のまま」
「盛り上がんない〜」
「そうです。ですので、入れちゃってください。では、早速参りましょう」
今回の登場人物
4月王、ラブリー金井「出張して貰うのは申し訳ないんで」「夜だよ、厳しいよ」 |
5月王、飯塚番長「最多人数21人を制した男」 |
6月王、関根さん「過去最高得点54点を叩き出した男」 |
7月王、社長「関根さんの連覇を止めた男」 |
8月王、オレ大下「ハイテクリールで臨むテクニシャン」 |
9月王、山崎さん「1投目で入れた男」 |
10月王、オレ大下「連覇」 |
11月王、山田君「無冠の帝王、本人曰く」 |
12月王、栄ちゃん「練習量No.1」 |
1月王、真空「このゲームに最も適した男。過去最低点数8点での王者」 |
2月王、関根さん「オレの連覇をはばんでの連覇」 |
3月王、栄ちゃん「練習量はダテじゃない」 |
「金井君、夜だから、車2台で照らすよ」
「ありがとうございます。バケツは良く見えます」
「あ〜ルアーは全然見えないな」
「残〜念!」
「山崎さん、どうぞ」
「う〜ん」
「う〜ん。早く入れた方が勝ちですから、座って投げた方がいいですよ」
「そうですかね」
「キタァ〜。ほら、3投目で入っちゃいましたよ。こりゃあ大変だ」
「1投目から座った方が良かったですかね」
「そんな感じでした」
「関根さんからですね、どうぞ〜」
「いよいよ、最後の1人です。栄ちゃんがこれで入らなければ、山崎さんの優勝。どうぞ!」
「キタァ!最後の最後で入れました」
あとがき
「凄いね、栄ちゃん」
「いやあ心臓バックバックでした」
「社長。ってことは、栄ちゃんと山崎さんとでプレーオフですか?」
「と、思っていたら、飯塚君がいた」
「あ、なるほど。3人で集まって貰って」
「そう。まず飯塚君が3投して、それからだね、山田君」
「じゃあ、飯塚君が1、2投目で入れたら」
「はい、山崎さんと栄ちゃんはただの見学者ってことだよ」
「ウォッホッホッホ。彼も上手いですからね」
「どうなるかね」
「ええ、楽しみですよ」
「みんなで応援しに来てね」
「それはおねえちゃん次第で」
「コンパニオン呼んでおくから。チアリーダーのコスプレした」
「マジですか!」
「そんなわけねえだろ。この続きをお楽しみに〜」
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