キャスティング、どうでしょう(2015.06.13)

「こんにちわ。中国行ってきました」
「それはお疲れ様でした。真空さん、ご出張ですね」
「はい、久々に」
「じゃあユーリンチ行く？」
「え！？何ですか急に」
「ほら、ここ１年半せっせと通ってるじゃん、台湾料理屋さん」
「あ～おいしいですよね」
「で、中国帰りの真空さんに本場との違いを比べて貰おうかと」
「いえ。比べるまでもありません。こっちのお店の方が全然おいしいです」
「じゃあ、行く？」
「是非」

本日の登場人物

真空「でも、先にキャスティング」「わかりました」

金井君「こんばんわ」「お～突然来たね、ラブ金井」「はい、出張して貰うのは申し訳ないんで来ました」「流石。旦那とは違うな」

「真空、どうぞ～」
「う～ん！」
「お！」
「あ～」
「惜しい」
「あ」
「う～」
「残念でした～。また来月お願いします」

「金井君、どうぞ」
「う～ん！」
「お！」
「あ～」
「惜しい」
「あ」
「う～」
「残念でした～。また来月お願いします」

あとがき
「お疲れ様でした。真空さん」
「はい、まあこんなもんです」
「じゃあ、日曜日のチャンピオンシップ頑張ってください」
「はい。全部入れます」
「いやいや。１回でいいんだから。早く入れれば」
「あ～。サドンデスでしたね」
「それです」

「残念でした」
「難しいですね、夜は」
「いや、でも大したもんだよ。ほとんどバケツに絡んでいたから。昼間来てたら、楽勝勝者だね」
「なかなか昼間は…難しいです」
「だよな。もったいないけど、仕方がないか」
「大丈夫です。夜も入れられるよう練習してきますから」
「恐ろしいね。みなさ～ん、ふるってご参加くださ～い」

キャスティング、どうでしょう (2015.06.13)