キャスティング、どうでしょう (2015.05.15)

「ペラペラ」
「ウォッホッホッホッホ。遂に自分で言うようになったね。ペラ男君」
「あれ!?先輩いたんですか?」
「今来たんだよ」
「そう。ほぼ同時。いらっしゃい。2人とも」
「こんにちわ」
「ど〜も〜」
「そうじゃなくっちゃね、ペラ男は。先輩はオレが呼んだんだよ。3人でメシでも行こうって」
「あ、いいじゃないですか」
「その前に、キャスティング、どうでしょう」
「やりますよ」
「オレもやりますよ。入ったことないけど」
「じゃあ早速」

本日の登場人物

ペラ男「ひさびさだな〜」「そうだね」

山田君「入れますよ」「たくさんいれてください。ナニみたいに」

私「社長もやってください」「え!?オレも?」

「臼井ペラ男さん、どうぞ〜」
「う〜ん」
「あ〜」
「あ〜ダメだな、こりゃ」
「と思ったら、キタぁ〜。7投目で立って入れたから6点」
「あとはスイッチでいれれば逆転」
「ムリです」
「あ〜」
「はい、お疲れ様でした。6点です」
「嬉しい。初めて入った」


「続いて、山田君、どうぞ〜」
「あ〜」
「あ〜〜」
「あ〜〜〜。ぜんぜんダメだね」
「う〜ん」
「ちょっと良くなってきた」
「キタぁ。8投目で立って入れたから5点」
「スイッチでも逆転できません」
「あ〜」
「はい、お疲れ様でした。5点です」


「じゃあ、社長、どうぞ〜」
「お〜」
「お〜〜」
「あ〜」
「凄ぇ。でも入ってない」
「あ〜」
「やっとキタぁ〜。7投目で立って入れたから6点のスイッチで倍。12点」
「ヨッシャ。まだ逆転できる」
「う〜ん」
「あ〜」
「残念した。12点のままです」
「あ〜逆転ならずか〜」


あとがき
「いや〜嬉しい。初めて入った。しかも先輩より上」
「あ〜そうだ」
「あれ!?先輩すねてます?」
「そんなことはない!」
「いいんだよ。山田君は1回月間王になってて凄いんだから」
「あ、今日は調子悪かったんですね」
「いいや。ペラ男に花持たした」
「あ〜なるほどね。憎いですね、1点差」
「あ〜そうだ。全て計算づくだから」
「はははははは。もういいんじゃねえ、その辺で」
「今月は関根さんで決まりですか?」
「いや、まだわからない。半月あるからね」
「オレもスイッチ練習しようかな」
「そうした方がいいよ。右巻きリールも使えるようになるし」
「ですよね」
「絶対やんねえな、ペラ男は」
「そういう先輩はどうなんですか?」
「あ?こっそり練習中だよ」
「社長、ほんとですか?」
「やってたよ。とんでもない天プラだったけど。まずはそこからだよ」
「流石、先輩」
「うるさい」
「みなさ〜ん、是非どうぞ〜」


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