「ペラペラ」
「ウォッホッホッホッホ。遂に自分で言うようになったね。ペラ男君」 「あれ!?先輩いたんですか?」 「今来たんだよ」 「そう。ほぼ同時。いらっしゃい。2人とも」 「こんにちわ」 「ど〜も〜」 「そうじゃなくっちゃね、ペラ男は。先輩はオレが呼んだんだよ。3人でメシでも行こうって」 「あ、いいじゃないですか」 「その前に、キャスティング、どうでしょう」 「やりますよ」 「オレもやりますよ。入ったことないけど」 「じゃあ早速」
「臼井ペラ男さん、どうぞ〜」
「う〜ん」 「あ〜」 「あ〜ダメだな、こりゃ」 「と思ったら、キタぁ〜。7投目で立って入れたから6点」 「あとはスイッチでいれれば逆転」 「ムリです」 「あ〜」 「はい、お疲れ様でした。6点です」 「嬉しい。初めて入った」
「続いて、山田君、どうぞ〜」
「あ〜」 「あ〜〜」 「あ〜〜〜。ぜんぜんダメだね」 「う〜ん」 「ちょっと良くなってきた」 「キタぁ。8投目で立って入れたから5点」 「スイッチでも逆転できません」 「あ〜」 「はい、お疲れ様でした。5点です」
「じゃあ、社長、どうぞ〜」
「お〜」 「お〜〜」 「あ〜」 「凄ぇ。でも入ってない」 「あ〜」 「やっとキタぁ〜。7投目で立って入れたから6点のスイッチで倍。12点」 「ヨッシャ。まだ逆転できる」 「う〜ん」 「あ〜」 「残念した。12点のままです」 「あ〜逆転ならずか〜」
あとがき |