キャスティング、どうでしょう (2015.04.22)

「こんにちは」
「いらっしゃいませ」
「実は竿についてご相談がありまして」
「は、どんな」
「かくかくしかじか」
「なるほど。じゃあモノは試しで、投げてみましょう」

本日の登場人物

杉井さん「やってみたかったんです」「じゃあ毎月お待ちしてます」

栄ちゃん「お、いいとこ来た。栄ちゃんもやんなよ」「はい」

「杉井さんからどうぞ」
「じゃ、いきま〜す」
「う〜ん」
「お〜」
「あ〜」
「あ〜」
「う〜ん」
「残念でした」
「これって入る人どの位いるんですか?」
「ほとんど入んないですよ。入らないのが普通です」
「練習してきます」


「続いて栄ちゃん。見本どうぞ」
「いきます」
「お」
「お」
「お」
「惜しい、通過」
「凄ぇ」
「あ〜」
「あ〜」
「はい、残念でした〜。でも上手いね、栄ちゃんは。入らなかったけど、バケツに絡んでくる」
「ええ、練習量が違いますから。現場での」


あとがき
「はい、お疲れ様でした」
「いやあ難しいですね」
「むしろ現場より本ちゃんより難しいです」
「はい。何となく」
「まあ、キャスティングのやり方を理解して頂ければ、結構なんで。あとは現場で臨機応変に」
「わかりました。いやあタメになりました」
「だってよ、栄ちゃん。ダテに月間王2回取ってないね」
「はい。でも、それが釣果につながらないのは、何でなんですかね」
「まあそんなもんだよ、世の中は。ひとえにツキじゃねえの」
「は〜」
「でも、上手いにこしたことはないから、また来てね」
「ちなみに今月王は誰になりそうですか?」
「今んとこオレ。22点」
「え、22点。マジですか」
「社長はスイッチだからな」
「そう。一発でも点数倍。この差はでかいね」
「う〜ん練習してきます」
「はい、またお待ちしてます。みなさんも是非どうぞ〜」


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