キャスティング、どうでしょう (2015.04.04)

「こんにちわ」
「いらっしゃい。忙しくてしょうがない山田さん」
「ええ、その通りですよ。大忙しですよ」
「あ〜新車買ちゃったからね。あちこち行っちゃって」
「そんなには、行ってませんよ」
「もう臭ちゃってるの?スペルマ臭」
「社長。そんなことはしませんから。間違いはしっかり訂正しないと」
「そうなんだ。あ、外だからね」
「しませんよ。寒いですから」
「どう?たまには釣りでも」
「ええ、27日は行きますよ」
「あ〜開幕まで行かないんだ」
「ええ。行きませんよ」
「あれ!?サッカー少年が来た」
「ウォッホッホッホッホ。ソレガシ、いつからサッカー好きになったの?」
「あれ!?いたの。あ〜あのタリバンみたいな車、須田っちの?」
「失敬な。そのアディダスのジャージいいね」
「だろ。娘とお揃いなんだよ」
「へ〜。ハニーじゃなくって?」
「あ〜嫁のはサイズがないな」
「え!?そんなわけねえだろ。あ、なるほど。うちのと一緒だ。ファットIKA!?」
「やめてとけよ、それ以上言うの」
「だね。ただじゃあすまされないから」
「これからなに、行くの?ブンチャカやりに」
「ブンチャカってナンだよ。今日はないよ」
「じゃあちょうどいい、キャスティングうやろう。まだ2人だし」
「お、社長、それはしいですね。やりましょう。ソレガシもやるだろ?」
「久々にやるか」
「では、お願いします」

本日の登場人物

野口さん「こんにちわ〜」「あ、野口さん、ちょうどいい。是非一緒に」「あ、わかりました」

山田君「久々ですよ」「それはみんな一緒だから」

ソレガシ「道具がないんだけど」「これをどうぞ」

私「オレの愛用品」「あれ!?パガーニなの?リール。しかも、竿はヘロヘロになってるし」

「野口さんからどうぞ」
「いきま〜す」
「惜しい」
「あ〜」
「あ〜」
「う〜ん」
「残念でした」


「続いて山田君です。どうぞ」
「いきます」
「だせ」
「う〜ん」
「来たぁ。3投目だから8点、立って入れたから+2点で10点。暫定1位」
「う〜ん」
「あ〜」
「惜しい。通過」
「またしても通過」
「はい、お疲れ様でした。10点です」


「ソレガシの旦那です。山田君を破れるか」
「おう」
「来たぁ。いきなり逆転。2投目だから9点の+2点で11点。逆転」
「あ〜。みなさん、ソレガシは左ききです。スイッチではありません」
「う〜。さっきのはまぐれだったようです」
「あ〜あ、バックラッシュです」
「う〜ん」
「お疲れ様でした。11点で逆転。暫定1位に踊りでました」
「いやぁ〜。パガーニいいね」
「いやいや。パガーニじゃねえよ。Availスプールが凄いんだよ」
「そっか。だよね」




「社長もやってくださいよ」
「オレもやるの?」
「当然です」
「行くよ〜」
「どうぞ。当然スイッチですね」
「はい」
「お」
「来ました。2投目です。ってことはソレガシと同点?」
「いやいや。スイッチだから倍だよ。22点」
「まったく。やっと勝てると思ったのに。読めないオヤジだね」
「すまんね。ソレガシ」
「社長、終了です。22点です。逆転につぐ逆転で、暫定1位になりました」

あとがき
「いや〜申し訳ない」
「いいんですよ。ソレガシのはマグレですから」
「須田っちも変わんないじゃん」
「まあ。これからだから本番は」
「山田君は月間王者1回なってるから、余裕なんだよ」
「そうなの?」
「キャスティングはうまいから。他は何もしないけど」
「あ〜あとはお姉ちゃんだけか」
「ソレガシには言われなくないよ。どうなの?新潟出張は」
「あ〜最近はね、経費削減でさ〜なかなかね〜」
「あそう。大変なんだ」
「まあいろいろと」
「その口っぷりじゃあ、こそこそやってんな」
「あんなエロエロ2人はほっといて、野口さんはやっぱり上手いですね〜」
「まったく。安定してましたよ。残念ながら入りませんでしたけど」
「あれ!?山田君。さりげなく自慢?」
「違いますよ、社長。我々のはたまたま入りましたけど、あっちにいったりこっちにいったりじゃないですか」
「気づいた?その通りだよ。他人の道具であの安定感。素晴らしい」
「今月は誰になりますかね」
「ねえ。年間王者、年間王決定戦もあるし」
「ええ。いただきますよ。そっちの方を」
「みなさ〜ん、ふるってご参加くださ〜い」
「よう!ソレガシ。オレのキャスティングのシーン、静止画になってるよ」
「あそう。ナンか変だと思ったんだよね。いいじゃん、3人で確認したから」


「3月王、栄ちゃんです。おめでとうございます」


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