キャスティング、どうでしょう (2015.03.27)

「あれ!?山田さんじゃないですか、お早いお着きで」
「ええ、今日は時間があったんで」
「今日?」
「ええ、いつもですけどね」
「ユウリンチまで時間あるし、キャスティングやりますか?」
「え〜?」
「あれ。しぶってる」
「いや〜そういうわけでは…」
「プレーオフ出場決まってるからなワケ?」
「いえいえ。やります、よ」
「では早速」

本日の登場人物

山田さん「久々ですよ」「そらそうでしょ。誘っても全然釣り行かないし」

岩崎さん「岩崎さんもたまにはどうよ?」「山田さんに勝っちゃ悪いじゃないですか」「やってみろ」

「山田さん、どうぞ〜」
「惜しい。通過した」
「またまた惜しい。またまた通過」
「山田さん、キレてますね」
「あれ!?」
「そうでもないな」
「う〜ん」
「おっ!」
「惜しい」
「残念でした〜。0点です。でも、バケツの上を低空で通過したのが2回ありましたよ」
「ええ、思い出してきましたよ」


「では岩崎さん、どうぞ〜」
「あ〜」
「あ〜」
「惜しい」
「う〜ん」
「撮れてるのかな?」
「あ〜」
「残念でした。惜しいのがありましたけど」
「難しいですね」


あとがき
「山田さん、やっぱ上手いですね。なんだかんだ言っても」
「いやいや。ちょっと思い出してきましたけど」
「まあ当然ですよね。普段は時間はいっぱいあるし、釣りに行ったら、キャスティング以外は何もしないし。うまくもなりますよね」
「社長、失敬ですよ」
「そうですね。荷物はちゃんと運んでくれますからね。失礼しました」
「ええ、マジックブレンドの45に変えてから、急にですよ」
「それは良く言われますね。でも入んないですよね」
「ええ。これがなかなか。実践とは違いますから」
「あれ!?言い訳してる」
「違いますよ、社長」
「まあ、もうじき本番ですから、軽く練習といきましょう」
「はい、そうですね。いよいよですよ」
「みなさ〜ん、ふるってご参加くださ〜い」


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