はじめまして in 尚仁沢アウトドアフィールド (2015.03.02)
「こんにちわ」
「あ、これはこれは、T中さんじゃないですか」
「ちょっとご無沙汰しちゃいました」
「いやいや、こちらも大した注文もせず。で、こんなのが…」
「わかりました。カクカクシカジカで…」
「じゃあ、そんな感じで」
「ときに、尚仁沢って行ったことありますか?」
「いや、ないっす。どれどれ、ホームページを見てみよう。うわ!魚がでかいですね。雰囲気もいいし」
「そうなんですよ。まだ新しいんですよ。魚はあまり釣れないんですが、かかるとでかいです」
「ちょうどいい。2日はスノーボード行く人が誰もいないから、そこに行ってきます」
「山田さんという方は、行かないんですか?」
「あ〜山田さんね。気にぶらさがっている動物いるじゃないですか、あ〜なっちゃいました」
「え!?う〜ん!?ナマケ○○ですか?」
「大正解」
本日の登場人物
私。「やっぱり一人」 |
「え!?こんな林道入っていくの?雨降ったら無理だな、こりゃ」
「お、見えてきた。ここか。なるほど。抜群のロケーション」
「早速準備して行ってみるか」
イソイソイソ
「げッ!雪降ってきた。しか〜し、完全防備なので安心です」
「おはようございま〜す。リリース券をお願いします」
「おはようございます。楽しんで行って下さい」
「え〜と、1、2…オレ入れて9人。すいていい。ちょっと風があるけど、まずはケムで。えい!」
シ〜ン
「じゃあ、タイニーシケイダー。とう!」
シ〜ン
「やっぱり。だいたい全くライズないし。魚いるのかね。全然見えないけど」
「じゃあ、いきなり管極シャッドの登場」
シ〜ン
「レレ。おかしいな。じゃあミノーのトゥイッチング。行けパニッシュ70F赤金」
シ〜ン
「参ったな。かくなるうえは、ありとあらゆるものを投げてやる」
エイ!ヤー!トー!
シ〜ン
シ〜ン
シ〜ン
「参ったな。2時間やってアタリなし。腹減った。車でブレックファーストしよう」
「あ、車の中は暖かい。しかし、この風。雪の中、グローブもせず他の8人、よくやってるよな。その間釣ったのは、子どもが1匹だけ」
「う〜。温まって空腹が満たされたら、眠くなってきた」
グォーグォー
「あ、いかん。寝てしまった。このままじゃあ帰れない。ちょっと場所を変えてやってみよう」
「行け!管極シャッド。エイ!」
「軽くトゥイッチからのデッドスローリトリーブ。これ以上ゆっくり負けない」
ガーン。ジー
「来た。やっと来た。ドラグがずっとなりっぱなし」
ジージー
「やっと寄ってきたよ。意外に小さい。でも40cmはある」
「写真でも撮るか、これで終わっちゃうかもしれないから」
「あれ!?逃げられた…」
「ルアー変えてみるか。パニクラDR」
ガーン。ジー
「またまた来た〜。今度はでかい。50超えてる。今度こそ写真撮ってやる」
「もういいから。もういいから。暴れなくていいから。そうそう」
プツ
「あ〜あ。ルアーまで持っていかれちゃった。こりゃあ網がないと無理だな」
「じゃあ。次はジャクソンのダートマジック」
ガン
「うわ!目の前で食った。でか」
「いや、スレだ。やっべー。ライン緩めちゃおう。お、外れた。良かった」
「あんなの釣れた日にゃあ、全部ライン出ちゃう」
「う〜腹減った。メシ食うか。皆メシに行ったし」
「DVDも見られるようになったし、見ながら弁当食べよ」
「どうですか?いい雰囲気でしょ。杉林の中をくりぬいた感じの池です」
「そのためか、表の強風は感じられませんでした」
「げ!また寝ちゃったよ。もう2時だよ」
「7匹かけて、寄せられたの4つ。せめて1匹位写真撮りたい」
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「最後は田辺さんに頼んでみるか。クランキングピューパ。えい!」
ゴイン。ジ、ジ、ジ〜〜
「でかい。あ、イトウだ。頭がDVDの円盤以上にある」
「う〜もういいから。もういいから。やっと寄ってきた」
プン
「げ!あ、ばれた。あ〜あ」
「残念。こりゃあ来週網を持って、もう一回だな」
あとがき
「いや〜噂通りでかい魚。アタリは少ないけど。なんんといっても雰囲気がいい」
「3lbラインで網がないのは、なめ過ぎてた。別になめてたわけではないけど、単にラインを巻きかえるのが面倒くさい」
「来週は4lbか5lbに変えて、網を持って再挑戦。ねえ、山田君」
「うぉっほっほっほっほっほ。行きませんよ。自分は」
「みなさ〜ん、是非一度お試しくださ〜い」
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