キャスティング、どうでしょう (2014.11.27)
「こんにちわ」
「あら、いらっしゃい、山田さん。ごぶさたな感じですね」
「ええ。1週あきましたから」
「ヒマなんだから、毎日来ればいいのに」
「毎日って。社長、いくらなんでも。ヒマですけどね」
「先週は3連休で、どっかでしっぽりとしてきましたか」
「ノーコメントですね、そういうのは」
「あ〜図星なんだ。渋滞して大変だったでしょう」
「ええ、ノーコメントですよ」
「あ、やっぱり。大渋滞だったんだ。で?」
「キャスティングですよ。どうでしょうですよ」
「あ、そうね。今月やってなかったもんね。今月はチャンスですよ」
「え!入った人、いないんですか?」
「逆。ほぼ全員入れたけど、点数が低い。10点が最高です」
「早いうちに入れれば、いけますね」
「そんなこと言わず、パーフェクト目指してくださいよ」
「わかりました」
本日の登場人物
山田君「久々ですよ、竿握るの」「あ〜先週握って貰ったんだよね」「ノーコメントですよ」 |
「はい、本日のチャレンジャー、山田さんです。お願いしま〜す」
「でわ、参ります」
「惜しい。1投目から凄い」
「来たぁ〜!2投目で立って入れたから11点。逆転です」
「よっしゃ〜。あと何発か」
「う〜ん」
「山田さん、もうちょっとスピードを落とした方がいいですよ」
「惜しい」
「またまた惜しい」
「あ〜」
「ダサ」
「はい、お疲れ様でした〜。11点。暫定1位に踊りでました」
あとがき
「ありがとうございます」
「やりましたね。初めて入ったのが11点」
「社長、2回目ですよ」
「あれ!?そうでした?」
「ええ。でも不安ですね、11点では」
「そうね。あとは、いなっちとエンドゥーさん、栄ちゃんかな〜。お〜一般参加の方々がいらっしゃるじゃないですか」
「ええ。心配ですよ。ペラ男もいるし」
「ペラ男?1回も入ったことないよ」
「ウォッホッホッホッホッホ。そういうのが危ないんですよ」
「雨が降るように祈りますか、風も」
「ウォッホッホッホッホッホ」
「『そんなセコイことは言いませんよ』とでも言いたげだね」
「いえいえ」
「あ、図星だ」
「ウォッホッホッホッホ。氷川神社に行ってきますよ」
「でました。神頼み。オレの分も頼んできて、宝くじ当たるように」
「社長、そういうのは自分でやってください」
「そうね。お願いして当たるんだったら、何回でもやるよ」
「全くです」
「さて、山田さん、このままいけば、MVPレースに参戦できますね」
「ええ。これに勝たないと、金箔鯉のぼりの権利が発生しませんから」
「いなっち、頑張れ!エンドゥさん、フレーフレー。一般参加の方々、是非来てください」
「ほどほどでお願いしますよ、みなさん」
「皆さん、是非お待ちしてます。打倒、山田」
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