キャスティング、どうでしょう (2014.11.08)

「お、関根さん、いらっしゃい」
「こんにちわ、キャスティングをお願いします」
「天気もいいしね、オレもやりますよ」
「はい、じゃあお願いします」

本日の登場人物

関根さん「何とか2、3投入れたいですね」「それはオレもです」

真空「お、いいとこ来た。真空。いっしょにやんなよ」「はい」

オレ大下「ちょっと待った〜」「来たね。月間王、連覇中」「今月もいきますよ」

私「せめて一発はいれないと」「そんな弱気なこと言わないで」

「じゃ関根さん、お願いします。お、今日もスイッチですね」
「う〜ん」
「あれ!?」
「惜しい」
「おっと、右に変えてきた」
「う〜ん。またしてもスイッチ」
「来た〜。8投目で立って入れて5点の倍で10点。続けていっちゃいましょう」
「はい、お疲れ様でした〜。10点です」


「では、真空さんどうぞ〜」
「お!」
「いいね」
「惜しい」
「来た〜。4投目で立って入れたから、9点。あと一発入れれば逆転だよ」
「あ〜」
「あ〜」
「あれ〜」
「プレッシャーが。う〜」
「残念でした。あと一投が遠かった真空さんでした。9点です」


「大下さんです。どうぞ〜」
「お!フリップキャストできた」
「全部これでいきます」
「惜しい」
「だんだんサマになってきた〜」
「来た〜。7投目で立って入れたから、6点」
「あれ!?フリップキャストはどうなっちゃうの?」
「いいっすよ。普通で」
「いいの?じゃあ6点。逆転なるか」
「残〜念。6点です」


「じゃあオレ」
「来た〜!社長、1投目で立ってスイッチだから、何点ですか?」
「いやいや、3回練習だろ。その1投目だよ」
「あそうですか。それは残念です。では、本番どうぞ」
「あれ!?」
「う〜ん」
「惜しい」
「またまた惜しい」
「ダメだ。右にかえる」
「惜しい」
「惜しい」
「惜しい。社長また0点になっちゃいますよ」
「いけ!」
「来たぁ〜。9投目だから、たったの4点です」
「じゃあ、最後はスイッチで逆転を狙う」
「はい、ご苦労様でした。4点です。今日の中では最低です」
「うわ!解説の大下さん、感じ悪」


あとがき
「お疲れ様でした。今日は全員入りましたね」
「いや〜。私また一発だけでした。10点じゃあ危ないですよね」
「はい、関根さん。たぶん逆転されます」
「真空も人の道具でやった割には、絶好調だったけど」
「はい。社長の道具が抜群でした。ただプレッシャーに負けました」
「あっはははははは。それじゃあ社長の立場なしだよ」
「え!何でですか?大下さん」
「だって、道具が良かったって、真空に言われて、持ち主の社長がこれじゃあ」
「辛口だね、大下さん」
「それはそうですよ。ガンガン引っ張って貰わないと」
「恐縮です」
「誰ですかね?今月のチャンプは」
「候補としては、飯塚君、いなっち、あとワイパーがいた」
「あ〜強敵ですね」
「だね。みなさ〜ん、今月はチャンスで〜す。ふるってご参加くださ〜い」
「社長、終わっちゃいましたけど、釣行記の続きはどうなったんですか?」
「あ〜?あ、お預けね」
「ええ、それですよ」
「しょうがないから、店でウダウダやってたんだよ、2人は」
「社長は仕事ですもんね?」
「だよ。営業中に釣りに行くと大変なんだよ。ほぼ1日起きてるから」
「あはははははは。確かに。で、続きは?」
「2人には『何も食うなよ』って言ったにも関わらず」
「わかった。お菓子をパクついていたんでしょ?」
「それだよ。そのたんびにオレに怒られるわけだよ」
「あはははははは。ぺーは普段からお菓子パクついてますから」
「その時点では、あまり深く考えてなかったみたい」
「あ〜あの盛りをですね」
「それです。で、いよいよ行ったわけだ。注文はオレに任せろと『ぺーは麺だけ選べ』って言ったわけよ」
「まあ、そうですよね。分からないだろうから」
「にも関わらず、あれが食いたい、それが食いたいって始まったわけよ」
「あはははははは。あの豊富なメニューですからね。無理もない」
「そこは押しとどめて、いつも通りに頼んだわけよ。モノがテーブルに来てから頼めよと言ったわけさ」
「納得しました?」
「そりゃあ、山田君がカツを入れたから」
「いよいよ来ました?」
「はい。ぺー絶句」
こんなに…ですか!!
「そう、こんなに。食べ終わったら、好きなの何でも頼んで」
「いやぁ〜。取り敢えず食べます」
「あははははははは。やっぱりね。オレも参りましたもん。美味かったですけど」
「だよね。何とかぺーも完食して、お土産のユーリンチ持って帰ったわけよ。メデタシメデタシ」
「帰りの車の中で食ちゃったんじゃないですかね、ペーは」
「いや。それはなかったって。腹が苦しくて、そんな気に全くならなかったそうだよ」
「あれは惹かれますよね。何であんなに量が多いんですかね」
「あれが、おもてなしの文化ってことだそうだ」
「え、残ちゃったら、悪いじゃないですか」
「そこが反対なんだよ。食べきれない程、もてなしたってことなんだって」
「え!じゃあ完食したら?」
「あ〜足らなかったんだ〜ってことになるんだってよ」
「は〜なるほどね〜」
「食べ切れなかったら、持って帰ればね。みんな美味いし」
「また行きますか。すっかりサブ、ご無沙汰でしょ?」
「そうなんだよ。3週間いってない」
「ありえないじゃないですか〜。週に3回行ってたのに」
「まあそのうち」
「お疲れ様でした。タメになりました」
「いえいえ、大した盛り上がりもなく、失礼しました〜」


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