また２人に戻ったよ in 鬼牧川(2014.09.29)

「社長、どうです。抜群の状況じゃないですか」
「ほんとだ。朝もや立っちゃってるし」
「ええ、ガンガン釣れちゃいますよ」
「期待しちゃうね」

本日の登場人物

山田君。「ここのところ低迷しているので」「そうですね」「なので、今日は釣りますよ」

私。「ウォッホッホッホッホ。だといいね、山田君」「任せてくださいよ。ウォオッホッホッホ」

「おわ！」
「山田君、今出たね。ややびっくりな感じ？」
「社長、思い切りですよ、思い切りびっくりアワセですよ」
「がははははは。またかい？」
「ええ。これからですよ」

「どうしちゃったんだろうね」
「ええ。陽気が良過ぎますか」
「弱ったね。こういうときは普段投げないところに投げてやる。えい」
カポ、カポ
「あれ！？お、のった」
「え～！？マジですか、網網」
「いや、網要らない」

「太ってるけど、小さいですね」
「２４ｃｍです。あ、逃げられました」
「ルアーは頂いたガウラさんのボルトダータですね、山田君」
「またですか」
「これサイズがいいね」

「山田君、エールフランス墜落してるよ」
「え～！？あ～ラジコンですか」

「お昼寝日和だね」
「ええ。無風快晴。抜けるような青空ですね」
「秋だね。隣は何をする人ぞ」
「ええ。チリヌードル食ってますよ」
「山田君、風流という言葉を知らないのかね」
「知ってますよ。松尾芭蕉でしょ。隣は自分でチリヌードルですよ」
「はい。ありのままね」

あとがき
「お疲れ様でした」
「お疲れでした。結局、あのあとはアタリのみで、ダメだったね」
「ええ。冷静に見てたにも関わらず」
「ねえ。ルアー全く消えなかったもんね」
「そういう社長も４発出て、ルアーはそのままでしたね」
「はい。淋しいです」
「一雨欲しいって感じですか」
「全くだね。でも、一雨じゃないのが来てるよ」
「台風ですか。１８号」
「フィリピンあたりでキュンと曲がるからね」
「そうなんですよ。右へ曲がるダンディなヤツでは…ないです」
「あはははははは。わかんないと思うよ」
「そうですか。わかりませんか…」
「オレはわかるよ。山田君もそうなの？」
「答える必要がありませんね」
「あ、図星だ」
「来週はどうなりますか」
「恐らく無理」
「やはり」
「頼む。一雨にしてくれ～」
「社長、無理ですよ。台風ですから、大雨ですよ」
「だよね。次はいつかな」
「台風次第ということで。皆さん、お楽しみに。ウォッホッホッホッホ」