キャスティング、どうでしょう (2014.09.27)

「こんにちわ。ボンドです」
「あ、ミート君。こんにちわ」
「ボンドです」
「ミート君に戻すから」
「はい、わかりました。ミートです」
「釣り帰りですか?」
「はい。プロペラを落としたんで、買いに来ました」
「エレキの?」
「はい。帰るのに苦労しました」
「ごもっとも。では、キャスティングやりますか?」
「お願いします。今やってきたんで、いい点数取りますよ」

本日の登場人物

ミート君「2匹ばらしてますから。ここで憂さ晴らしです」「ミート君、クールにね」

島田君「ちょっと待ったぁ〜」「お〜ピッチング野郎。やる?」「やりますよ。当然じゃないですか」

オレ大下「こんばんわ。釣り帰りです」「キャスティング?」「はい。一発狙いです」

ふみ監督「こんばんわ。オレもやりますよ」「いきなりの夜。大変だよ」

「じゃあ、ミート君どうぞ〜」
「惜しい」
「お、流石釣り帰り」
「来た〜。3投目だから+2点で10点」
「あ〜」
「また来たぁ〜。5投目だから8点」
「連荘来たぁ〜。6投目だから7点。もう一発入れれば逆転。果たして」
「あ〜」
「あ〜。ミート君、深呼吸」
「あ〜。ラストです」
「残念。逆転なりませんでした」
「力んじゃいましたよ」
「山崎さん、危なかったね…」


「来たな。ピッチング野郎の島田君」
「今日は入れますよ」
「じゃあ3回練習して」
「お!」
「お!」
「おいおい。練習で2投入っちゃったよ」
「ええ。絶好調ですから」
「どうかね…ジンクスは果たして破れるか。では、どうぞ〜」
「おう」
「惜しい」
「う〜ん」
「あ〜」
「いつも通りだね」
「あ〜」
「あ〜」
「お疲れ様でした。やはりジンクスは破れませんでした。0点でした」
「悔しい。また、すぐ来ますよ」
「待ってますよ。一般参加の島田君」


「大下さんからですか?」
「はい。練習で2発入れましたから。全部入れちゃいますよ」
「どうぞ〜」
「え〜!?」
「え〜!?」
「え〜!?全然ダメじゃん」
「惜しい」
「え〜!?」
「あ〜」
「はい、ご苦労様でした。やはりジンクスは破れませんでした。0点です」
「あ〜あ」


「練習で2投入れた、ふみ監督。ジンクスを破れるか」
「実釣では大下さん、絶不調でした。その点、オレは絶好調でしたから、任してくださいよ」
「はい。自信満々の監督、どうぞ〜」
「あれ!?」
「え〜!?」
「あ〜」
「あ〜あ」
「う〜」
「はい、お疲れ様でした。予想通りの結果でした。0点です」
「おっかしいなあ。またすぐ来ますよ」


あとがき
「いや〜ミート君、残念でしたね」
「あと一発が入りませんでした」
「島田君もね」
「はい〜。練習は調子良かったのに」
「練習で入れると、本番がダメっていうジンクスがあるうんだよね」
「次は破りますよ」
「はい、お待ちしておりますよ。大下さんも監督も」
「はい、疲れたので帰ります」
「オレは、月曜有休取ったんで、サーフィン行くんですよ」
「あそうなの。あ〜台風来てるからね」
「はい。ちょうどいい波が来そうなんで、明日はゆっくり休みますよ」
「まあ気をつけて。では、みなさん、ふるってご参加お待ちしておりま〜す」


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