2週間ぶり in 鬼牧川(2014.09.16)

「こんにちわ」
「こんにちわ。山田さん」
「どうなんですか?毎週雨で」
「全く。今年は参ったね」
「今度の月曜日はいけそうじゃないですか」
「いや。月曜日は赤い日だから、火曜日にしない?オレも休みだから」
「おう!そうでしたね」
「山田君は毎日が休みだから、曜日の感覚がないっしょ?祭日とか」
「そんなことはありません」
「いやいや、オレだってないんだから、絶対そうに違いない」
「ぺーも来ますかね?」
「あ、休みだから来るって」
「じゃあ3人ですね」
「そうなりますね。柳沢君は来ないから」
「そうですか。じゃあペーが生意気なこと言ったら、締め上げてやりますか」
「なんでも」
「でわ、お願い致します」
本日の登場人物

ぺー。「ラッキーディが近いんで。ルンルン♪」「そんなのは、いつもないよ」

山田君。「今日はやりますよ」「いつもやってください」

私。「何か久々な感じだね」「はい、今年はそんなのばっかです」

「よっしゃ。誰もいねえよ」
「ですね」
「3連休のあとですから、シブイですかね」
「あ〜加藤君、ボフッ」
「う〜。何ですか。いきなりボディブロー」
「朝からそんな否定的なこと言うんじゃない」
「がはははははは。いきなり山田君にやられちゃったんだ」
「う〜」
「ぺー、早くしろ」
「う〜」
「先行くぞ」
「あ〜」

「ぺーの希望はひたすら上る、だったよね」
「はい。相性がいいんで」
「社長、自分は社長の意見に賛成ですね」
「やや下りて上る、かい?」
「ええ。そうしましょう。ぺーは無視です」
「はい、じゃあ行きましょう」
ザバッ
「お〜一投目で出たよ。モペットWスイッシャー」
「凄いですね。サイズどうですか?」
「いやいや。全くのってないから」
「この先のさ、浅いとこ、ぺーやってみ」
「はい」
ヘロ〜ン
ポチャ
「おい。そこでいいのかよ」
「はい。想定内ですから」
ヘロヘロヘロヘロヘロ。ガバッ!
「うわ!出た〜」
「おいおい、そんなに巻くなよ」



「32cm。ガウラクラフトのノベラです」
「チャート強しですか」



「お!出た。おい、そんだけ。
あれ、追い食いした。よっしゃー」
「社長、木がありますよ」
「お〜何とか回避。引く引く」
「社長、41cmです。モペットWスイッシャーですね」
「はい。遂にブラックバスを釣りました。
雷魚7匹のりこえ。遂にブラック」
「長かったですね。ここまで」
「全くだよ」



「来ました〜」
「小っちゃいね。28cm」
「いえ、社長。今日はいいですよ」
「ルアーは?」
「自作の鯉のぼりポッパーです」
「なに?ペー。カトポイ?」
「はい。メチャメチャ嬉しいです」



「お!出たね〜。やっとのったよ」
「相当出てますよね。社長のガウラルアー」
「そうなんだよ。これで釣らなきゃいけない使命があるんだよ」
「そうなんですか」
「いや。それほどではないんだけど、
もらったんだよね。使ってくれって」
「あ〜それじゃあ、釣りたいですよね」
「だしょう」



「おっと、のってきたね」
「社長、さらに小さいですよ」
「いいの、そういうのは。釣り癖付けないと」
「ルアーはまたしても、ガウラダーターですか?」
「それ!ボルトブランドの方ね」
「ボルトですか?」
「ボルトったって、ライトニングボルトじゃないよ」
「何すか、それ?」
「今をさること、38年前」
「社長、生まれてませんよ。ねえ山田さん」
「山田さんは、趣味が違うから知らないと思うよ」
「どうなんですか?」
「…」
「あれ!?無視ですか?それとも寝てる?」
「ボコッ!」
「う〜。骨に当たった」
「黙れ!ぺー。いま、集中してるんだから」
「う〜。ライトニング何とか…」



「来た〜」
「あれ!?またカトポイ?」
「いえ。これは大吉のジョイント鯉のぼりです」
「何で持ってんだよ」
「社長、こいつが泣くから、昔のヤツをあげたんですよ」
「ほう。やるね、山田君。で、ぺーはそれで釣ったと」
「はい。何してますかね、西牧さん」
「いいんじゃね、あんなヤツは」
「ええ、用があれば、勝手に来ますから」
「何なら、ぺーが旦那ん宅へ見てくれば」
「社長もどうですか?」
「イヤダ」

「山田さん、そろそろ釣らないとヤバイですよ」
「ええ、非常にマズイ雰囲気です」
「さっきのは惜しかったですね。
ちょっと大きそうだったですよ。びっくり気味でした…」
ボフッ!
「う〜あ〜。脇腹に〜」
「黙れ、ぺー。気味じゃなくて、びっくりしちゃったんだよ」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ」

あとがき
「お時間が参りました」
「はい、終了しましょう、残念ながら。アタリは10発以上あったので、満足です」
「惜しかったですね。かえすがえすも…あ、やめて、やめて」
「何ぃ?」
「いや、惜しかったなあと」
「楽しかったよね。ぺーに至っては、八郎より釣れたじゃん」
「はい。ラッキーディが早めに来ました。でも、全員釣れたわけじゃあないんで」
「何ぃ?」
「あ、ヤメテ、ヤメテ」
「社長、こいつ生意気なんですけど」
「いや、許してやってよ。生まれて初めて1日3匹釣ったんだから」
「そうなの?カトちゃん」
「はい。実は八郎でも1日2匹が最高ですから」
「ウォッホッホッホッホッホ。まだまだだな」
「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ。びっ、じゃなかった、山田さん、またお願いします」
「君、いま変なこと言いかけたでしょ?」
「いえいえ、何も。来週も来ますから、金井さんと」
「お、キャナイが来るの?」
「はい。やっと行けるって喜んでました」
「ペーは来週も、ガウラルアー大行進だろ?」
「ええ、そういう社長も」
「そうだね。今日はガウラさまさまでした」
「持ってない山田さんがデコりました。あ、ヤメテ、ヤメテ」
「黙れ、ぺー。来週を見てろ」
「だそうです。来週をお楽しみに〜」

追伸




「遂にこの日が来ました。さらば、隣の用水路。
水が引いてしまいました。
逃げ遅れたザリガニが鳥の餌食になってました。
7ヶ月後をお楽しみに」



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