キャスティング、どうでしょう (2014.07.31)

「こんにちわ」
「あ、エンドゥ〜さん。既にマイタックル持参ですね。やりますか?」
「はい。是非」
「おう、栄ちゃん。ちょうどいい、やれよ一緒に」
「え〜道具が…」
「オレのがあるよ。30点叩き出した道具が」
「いいんですか…」
「いいよ。あやかっちゃえよ」

本日の登場人物

エンドゥ〜さん「トップは何点ですか?」「30点です」「キビシ〜」

栄ちゃん「あやかりますよ。31点」「おいおい、29点にしとけよ」

部長「最後のチャレンジャーですか?」「そうだね」

「あれ!?右でいいんですか?」
「いいです。右で」
「どうぞ〜」
「惜しい」
「惜しい」
「あ〜」
「そろそろスイッチですか?」
「いえ。まだ」
「お、来ましたね。9投目で立って入れたので、4点です」
「じゃあ、ラストはスイッチでやります」
ヘロン
「はい、お疲れ様でした」


「栄ちゃんもスイッチでいけよ」
「社長、そんな無理言わないでください」
「じゃあ、毎週行ってる釣りの成果をここで発揮」
「はい。魅せますよ」
「どっか聞いた懐かしいセリフだな。魅せた試しがなかったけどね。ではどうぞ〜」
「おう」
「おう」
「おう」
「伊達じゃないね。毎週釣行は」
「いえ。1回も入ってないんですけど」
「あ〜」
「あ〜」
「残念でした〜」
「はい、修行し直して来ます」


「こんばんわ。キャスティングいいですか?」
「いいよ。29点までだったら」
「え!?なんすか、それ」
「今の所、30点でオレがトップなんだよね」
「無理じゃないですかね、30点は」
「いやいや夜だからね、3倍だよ。一発逆転も夢ではない。ではどうぞ〜」
「う〜ん」
「う〜ん」
「夜光塗料が剥げて来ましたね」
「そうね」
「あ〜」
「あ〜」
「あ〜あ、終わちゃった。また来月挑戦してください」

あとがき
「やばかったね、部長のナイトゲームは」
「いえ、全然入る気しませんでした。ルアーが全然見えなくて」
「いつもより明るいところでやったんだけどね」
「はい。社長、2回入れましたもんね。左で」
「ノリだね」
「そんなんですか…」
「そう。それに尽きる。いいバースディプレゼントだよ。ちなみに今日だから」
「58ですか」
「言うなよ。世界中にばれるだろ!」
「あはははははは。いいじゃないですか。みんななるんだから」
「まあね。みなさん、ふるって参加くださ〜い」


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