今年も難民 in 霞ヶ浦(2014.07.07)

「着いたね、山田君」
「ええ、早かったですね」
「そうね。道も良くなったし、高速もつながったし。まだ４：３０だけど」
「ええ。なんですか！？にも関わらず、この風は」
「全く。ビュンビュンのバッシャバッシャ。しかも雨」
「どうしますか？」
「取り敢えずやろう。その辺ならできるだろう」
「わかりました。チャッチャッチャと釣っちゃいましょう」

本日の登場人物

山田君。「どうでしょう？」「ねえ？」

私。「まいったね」「ええ」

「ちょっとツライな」
「ええ」

「かなりツライな」
「ええ」

「元気ですか～！！？」
「ええ、まあ」

「二人ともキャスティングの冴えは凄いね」
「ええ。バケツがあれば１０点満点ですよ」
「なじぇ、何も起きないの？」
「ええ。全くですよ。社長、言ってたじゃないですか」
「あ～かなりツライね、かい？」
「ええ、それですよ」
「一旦、撤収しよう。で、一休みして、様子を見る。どうかね？」
「完璧です」
「撤収！」

あとがき
「あれ！？山田さん、ビショビショじゃないですか」
「ええ、ちょっと」
「なんかガサゴソやってると思ったんだよ。また野で？」
「ええ。健康的ですよ。かなり平らで参りました」
「そんなことより、より一層ビュンビュンして来たんだけど」
「ヒドイですね、これは」
「帰ろう。こういうときもある」
「そうしますか」
「このまま帰ると、サブで昼飯って感じだね」
「みんな喜ぶと思いますよ。今日は早いのねって」
「大量に余った弁当は夜食うか」
「そんな感じです」
「撤収～また来週はどうなんだ～？」

「山田君、どうしょうもないね、この状況は」
「ええ。自分は休みますよ」
「そうなの？じゃあフローター行くか」
「フローターですか」
「そう。釣れたら、魚を５ｃｍ刻みで写して送るから」
「いいですよ。そういうのは」
「そう。絶対送る」

「こんにちわ」
「やあ」
「メールなかったですけど」
「ええ、アタリは５回ありました」
「え！？１４日ですか？」
「はい」
「でも、ノラズですか？」
「いえ、ノセズです。拒否しました」
「あ、ボフッ系ですか？」
「はい。バフッとか。それでも２回のっちゃって、ライン緩めたら外れてくれたんだよ」
「良かったじゃないですか。ルアーは何ですか？」
「テスト中のモペットＷスイッシャーのチャート」
「お！あれは格好いいですよね」
「ねえ。外れたから、回収してたわけよ」
「あ～ジャバジャバしてたら」
「はい。回収中に猛烈なアタック」
「ウォッホッホッホッホ。５回全部雷魚ですか？」
「はい。参りました。丹念に約４時間。２時間、２時間だよ」
「頑張りましたね～」
「行こうよ、一緒に」
「２８日ですね、次回は。霞ですか？」
「あ、２１日が祭日だからね。それまでには梅雨もあけてるだろ。次回をお楽しみに～」