キャスティング、どうでしょう (2014.06.28)

「こんにちわ、ミートです」
「こんにちわ、違うでしょ。ボンド君でしょ」
「いいですね、それ」
「ダメだよ。格好良すぎる。やっぱりミート君」
「やっぱり、それですか。キャスティングお願いしますよ」
「ちょっと待ったぁ〜。オレもやる」
「お、大下さんじゃないですか」
「ウォッホッホッホッホ。わたくしも参加ですよ」
「あ、バルタン星人いや山田さん」
「ええ、須田ですよ」
「今月はですね、関根さんが凄い点数出しちゃったんですよ。54点」
「ええ!?」
「それじゃあ逆転できないじゃないですか」
「いやいや。立ってスイッチキャストすれば楽勝だよ」
「できません、そんなことは。来月に備えて練習ってことで」
「じゃあ行ってみますか〜」

本日の登場人物

相澤さん「魚も釣れないし、逆転も無理だし」「まあまあ、そうネガティブにならず」

大下さん「立って全部入れれば勝ちですね」「いいね。ポジティブ思考」

山田君「ええ、入れますよ」「って言いながら、1回も入ってないのは山田さんです」

「はい、ミート君どうぞ〜」
「う〜ん」
「惜しい」
「う〜ん」
「お疲れ様でした〜」


「大下さん、どうぞ〜」
「あれ!?」
「惜しい」
「お、来た」
「またまた」
「残念だね〜3発も入ったのに〜。関根さんのがなかったら勝者だったね」


「はい、全然期待されていない山田さんです」
「入れますよ〜」
「予想通り」
「お〜そこそこやる」
「はい、でもこんなもん。また来月来てください」


あとがき
「残念でしたね、大下さん」
「ええ、のってたんですけどね」
「3発入れて20点。今までで昼の部一番」
「今日は自分でもいけるって思ってたんですけどね、タイミングが悪かったです」
「ですね。ちょっとこのままノリで練習してみる?」
「ええ、やりますよ。入れ癖付けないと」
「あ〜ま〜無理だと思うけど、やってみてよ」
「えい!」
「全然入んないじゃん、山田君。そこへいくと大下さんは凄い」
「ウォッホッホッホッホ。社長もやってみてくださいよ」
「そう?久々に昼間やってみるか」
「あれ!社長。10投中5投入りましたよ。凄いですね」
「後藤久美子?」
「え!?知らないでしょ。ジャンアレジの嫁さんなんて」
「知ってるじゃんん、山田君」
「ええ、たけしくん、ハイのヒロイン」
「うわ!マニアックだね。結構見てたよ、オレ」
「実はオレも」
「誰もわかんないですね」
「ウォッホッホッホ。ミート君、どうなの?」
「あ、ミート君、さっき帰ったよ。また来月来るって言いながら」
「ええ!?」
「まあ山田君もオレらと変わらないってことだね」
「残念ながら、そういうことですね。間もなくフィフティですから」
「ダッセ!」
「社長はシックスティですよ、言えませんよ」
「何だって!?」
「いまさらって感じですけど」
「あ、失敬。皆さん、ふるってご参加くださ〜い」


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