キャスティング、どうでしょう (2014.05.31)

「こんにちわ」
「お〜昼間に会うのは珍しいね、○公さん」
「ええ、今日は夜来られないんで」
「何で?今日はSK8お休みかい?」
「ええ、日曜日釣りに行くんで」
「お〜それじゃあしょうがない。行ってくれた方がいいよ。釣り人なんだから。誰と行くの?関根さん?」
「いえいえ、僕一人です」
「え!?一人?陸っぱり?」
「ええ」
「だったら、夜SK8やってから、行ったっていいじゃないの、のんびりと」
「いえいえ。物事は計画的にいかないと」
「あ、そう。らしくて、いいけどね」
「ええ、当然です」

本日の登場人物

まる公荒井さん。「誰かいるんですか、入れた人」「昨日ね。飯塚君が入れた。12点」「じゃあ行けますね」

栄ちゃん。「こんちわ。釣り帰りです」「あ〜熱いうちにやった方がいいよ」「はい、そのつもりです」

島田君。「こんにちわ、何してるんですか?」「…ってのをやってるんだよ」「面白そうですね、僕もいいですか?」「モチロンだよ。誰でも参加できるから。でも100円払ってね」

上田君。「こんばんわ。夜の部に来ました」「いいね」

片山君。「僕もお願いします」「お〜同級生の息子の片山君。望むとこだね」

「僕の中では、全投入れる、そういう気持ちですから」
「全員そうだと思うよ」
「え!そうなんですか」
「中には謙虚な人もいるけどね」
「ええ、入れますよ」
「では、どうぞ〜」
「あれ!?」
「あれ!?」
「あれ!?」
「あ〜全部飛び過ぎですけど」
「う〜ん」
「う〜ん」
「リール変えたからじゃないの?」
「そうか…」
「作戦ミスだね。全ては計画的じゃなかったの?」
「ええ。計画が素晴らし過ぎました」
「はい、お疲れ様でした。また来月来てください」
「あ〜あ、終わちゃった」


「今日は、魚も釣れたし、練習もいっぱいしてきましたから」
「完璧だね」
「はい。でも、釣ったのは、スピニングでノーシンカーワームだったんですよ」
「それじゃあ、練習になってないだろ」
「いきます」
「はい、どうぞ〜」
「あれ〜!?」
「あれ〜!?」
「あれ〜!?」
「違うっしょ、スピニングとは」
「おかしいな」
「う〜ん」
「う〜ん」
「う〜ん」
「残念でした」
「あ〜あ、あんなに練習したのに」
「いやいやいや。スピニングの練習してもダメだから」
「はい」


「なるほど、そうやってやるんですね」
「島田君は道具あるのかい?」
「いえ、今日は持ってきてないんで、貸してください」
「ほれ。オレのメインタックル」
「え〜!?こんなに短いんですか?何フィートですか?」
「4フィート5インチだよ。これが狙うにはちょうどいいんだよ。ルアーはこれね。20g」
「え〜?ラバージグないんですか?」
「あ〜キミはピッチング野郎だからね」
「この距離で大丈夫?12mあるけど」
「こんなに遠いんですか…」
「そう。ルアーはラバージグより重いよ。しかも後ろにタングステンウェイトを貼ってあるから、バランスは完璧」
「練習いいですか?」
「いいよ」
「難しいな」
「おいおい、そうじゃなくて、こうやって投げろよ。初心に帰れよ」
「あ、あ〜だんだんわかってきた。じゃあいきます」
「はい、どうぞ〜」
「あ〜難しい」
「あ〜遠い」
「あ〜ラバージグの方がいいな」
「お〜い、ちょっとポヨヨンになってるよ」
「あ」
「お、いい感じになってきた。気持ちポヨヨン」
「惜しい」
チャポン
「マジで!?はいちゃった。6投目で立っていれたから、7点だね」
「よっしゃ。わかってきた」
「そんなに甘くないよ。お疲れ様でした。また来月ね」
「悔しい。来月は自分のタックルで来ますよ」
「じゃあ並木さんのDVD良く見てきて」


「こんばんわ。夜の部、初挑戦です。3倍コースでお願いします」
「いきなりギャンブルに出たね」
「はい」
「では、どうぞ〜」
「あれ?」
「あれ?」
「あれ?」
「あれ?」
「あれ?」
「ご苦労様でした」
「自分の道具とは違って、凄い投げ易かったです」
「あ〜裏目に出た、オレのメインタックル?」
「ちょっと」
「じゃあ、来月は自分の道具でね」


「自分も3倍コースでお願いします」
「はいよ。しかも立ってやる」
「はい、一発狙いです」
「はい、どうぞ〜」
「…」
「…」
「…」
「惜しいね」
「…」
コン
「お〜弾かれた」
「…」
「残念でした〜」
「結構、悔しかったです」
「昼間なら、入ったんじゃないかな」
「はい、今度は昼間に来ます」


あとがき
「皆さん、お疲れ様でした」
「ありがとうございました〜」
「これから、山田君が来て、メシ行くんだけど、一緒に行かね?」
「オレはヒマなんで、行きますよ」
「栄ちゃんだけ?島田君は?」
「明日、釣りに行くんで、ダメです」
「自分達は、夜釣りに行くんで…」
「あそう。残念だね。でも、釣りはしてもらわないと困るんで、メシは次回で」
「ありがとうございます」
「あの〜」
「何だよ、息子よ」
「凄っえ〜投げやすかったんで、同じ竿を作って欲しいんですけど」
「ありがとうございます。で、どんな風に?」
「マーブル調であとはお任せで」
「色は何系?」
「グリーン系でお願いします」
「ありがとうございます。島団君もどうだい?勢いで」
「僕は来月自分の竿で挑戦してから決めます」
「素晴らしい。待ってるよ。これで5月王は飯塚君に決まりかな」
「そうですね。飯塚さんも親睦会のキャスティングチャンピオンですから」
「流石、栄ちゃん。良く覚えてるね。では、皆さん待ってま〜す」


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