「こんにちわ。月曜日はお疲れ様でした」 「こんにちわ、山田さん。オレはお疲れでしたよ」 「自分も疲れましたよ」 「ウソ!ノホホ〜ンとくつろいでたんでしょ?」 「ええ。船の上では。家に帰って、風呂入ったら、バタンキューですよ」 「いいね。オレは結局2時まで起きてたよ」 「凄いですね。23時間位起きてました」 「と、オレも思ったんだよ。よくよく考えたら、船上で1時間半。山田君は2時間爆睡。これが効いてる」 「あ〜1回目のときは、社長、釣ったあとで寝られなかったんでしたっけ?」 「そう。ひさびさの44マグナムで、ギンギンだよ」 「ウォッホッホッホッホ。じゃあ春日部あたりで」 「またその話かよ。杉山先生交えてじっくりいくか」 「ウォッホッホッホッホ。杉山先生も好きそうですよね。AMGで3人乗りで行きますか」 「いやいや、2人乗りだから」 「社長、今日はキャスティングやりますよ。いっぱい練習しましたから」 「じゃあ、オレもやるか」
「では、参りますか?ちょっと風が強いですが。いつもとは逆向きで」
「はい。では行きます」 「あ〜!」 「う〜ん」 「あれ!?」 「惜しい。今のは惜しい」 「あ〜」 「はい、お疲れ様でございました。練習の甲斐もなく」 「あ〜また来月ですか…」
「じゃあ、オレ」
「どうぞ」 「う〜ん」 「う〜ん」 「う〜ん。全然ダメだね。右にしてみるか」 「う〜ん」 「ご苦労様でした〜」 「あ〜あ、じぇ〜んじぇんだよ」
あとがき |