キャスティング、どうでしょう 満を持して登場(2014.04.22)

「こんにちわ。来ましたよ」
「よう、栄ちゃん、いらっしゃい。修行してきた?」
「してきましたよ。釣り場で」
「おう。実践でね」
「いえいえ。風が強くて釣りにならなかったんで、そこでバケツを置いて練習してました」
「え〜!?周りに人いなかったの?」
「いえいえ。土曜日ですから、いっぱいいました」
「そうなの?そんな中で」
「はい。みんな見てましたよ。『なんだアイツ』って顔して」
「そりゃあそうだよ。ちなみに周りにいた人は釣れてたの?」
「いえ。だ〜れも」
「ごもっとも。釣れてれば、釣りするよね」
「はい。あ、エンドゥさんが見えました」
「こんにちわ。僕もやります」
「あ、土曜日カヤックで行ってきたんですよね?」
「はい。遂にデビューしました。何も起きませんでしたけど」
「では、早速参りますか〜」

本日の登場人物

栄ちゃん。「練習の成果を見せますよ」「誰よりも行ってるからね。釣りには」

エンドゥさん。「前回は風ビュンビュンだったんですけど」「大丈夫です。今日はピュ〜ン位ですから」

「では、行きますか。栄ちゃんから」
「はい。行きます」
「おっ!成果出てるね」
「これからですよ。おっ!入った。来たね。6投目、5点獲得」
「あれ!?」
「おいおい。オレ狙ってねえかい?」
「あれ!?」
「マジで狙ってるだろ」
「あ〜」
「残念でございました。5点ですね」
「あんなに練習したのにな〜」
「はい、また来月来てください」

「じゃあ、エンドゥさん。3回練習です」
チャポン
「凄ぇ。いきなり入りましたね」
「いえ、練習なんで…」
「では、その調子でどうぞ」
チャポン
「来ましたね。3投目。8点獲得です。ヤバイ抜かれてしまうかもしれない」
「あれ!?」
「エンドゥさん、あと5投ありますから、余裕ですよ」
「いやあ、そう言われると、プレッシャーが」
「じゃあ、深呼吸して、風も読んでください」
「はい」
チャポン
「来ました。8投目で3点獲得。計11点。抜かれちゃった」
「ありがとうございます。大満足です。2発入りましたから」

あとがき
「お疲れ様でございました。残念でしたね、栄ちゃん」
「はい。とっても」
「今日のを見る限り、ルアーも選択しないとダメってことがわかったね」
「はい、自分も思いました。プラスティックででかいのは曲がる」
「ケツに重りでも貼ってこないと、キュって曲がっちゃうんだよね」
「エンドゥさんみたいに、専用のキャスティングプラグの方がいいですかね」
「それはある。大体まっすぐ飛ぶし、ちいさくまとまってるから、ひっかかってもポロッと落ちる」
「でも、小さいから合わせツライですよね」
「そこです。気持ちポヨンと投げる」
「あ〜言われてみれば、エンドゥさんのはそんな感じでした」
「今度は、立ってままで入れたら、ポイント倍にするか」
「まあ、それもありですけど、スイッチは?」
「スイッチは3倍」
「あ、そうですね。スイッチの2倍ってのが低過ぎましたよ」
「じゃあ、実行委員長の大下さんに聞いて、ルール改正になるかもよ」
「いいですね。楽しみが増えて。さっきからエンドゥさん、にこにこなんですけど」
「すいません。何か嬉しくって。ただニヤニヤしちゃいます」
「みなさん、お待ちしてますよ〜」


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