キャスティング、どうでしょう チャレンジャー現る3(2014.04.12)

「ご無沙汰してます」
「ごぶさたって程じゃないでしょ」
「今日はですね。『キャスティングどうでしょう』やりに来ました」
「ほう。自信の程は?」
「完璧ですよ」
「いいね。お手並み拝見といきましょうか」
「ええ、任せてくださいよ」

本日の登場人物

ペラ男。「自信満々です」「釣りしてないでしょ?」「ええ、まあ」

「風はこの位ならいいね」
「ええ。自信満々ですから」
「3投は練習していいよ」
「はい。じゃあ早速」
ボッ
「あれ!?バックラッシュしちゃいました。しかもヒドイ」
「ダッセ〜。練習でそれかよ。どこが自信満々だよ」
「おかしいですね。こんなはずじゃあなかったんですけどね〜」
「棄権かい?」
「いや。そんな」
「棄権うんぬんの前にエントリーフィー払ってないでしょう?」
「すいません。細かいのがなくて。社長払っておいてください」
「だから、ダメなんだよ。出すもの出さないから」
「いやいやいやいや。出したじゃないですか。細かいのがなかっただけで」
「で、直ったの?」
「やっと直りましたよ。じゃあいきますよ」


あとがき
「終了〜」
「シ〜ン」
「ダッセ」
「シ〜ン」
「自信満々じゃあなかったの?」
「社長、サブ行きませんか?」
「まあ、あとでね。まだ行かないよ」
「おかしいな。家ではあんなに入ったのに…」
「それってさ、タライざないの?バケツじゃなくて」
「今時タライなんてありませんよ」
「そりゃあそうだね。じゃあ何?」
「ちょっと風が強かったですね」
「おっと。そう来たか」
「ええ、また練習して来月来ますよ。それまでにはシーズンインしてますから。精度も上がっちゃいますよ」
「そりゃあみんな一緒だよ」
「ですよね」
「ペラ男はこんなヤツです。みなさん、ご来店お待ちしてます」


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