キャスティング、どうでしょう チャレンジャー現る(2014.04.04)
「こんにちわ。早速来ましたよ。社長」
「こんにちわ。やはり第1号は、山田さんですね」
「ええ、時間はたっぷりあるんで。ウォッホッホッホッホ」
「練習してきましたか?」
「そんなものはしなくても大丈夫ですよ。うまくなりましたから」
「確かに。それは認める。だけどさ〜11月からやってないでしょう?」
「あれ!?そうだった」
「ウォッホッホッホッホ。早速やりますか?俺もやるから」
本日の登場人物
山田君。「自前の道具持って来ましたよ。完璧ですよ」「いや。そんなに甘くはないよ」 |
私。「オレは大下さんと散々やったあとだから」「ずるくないですか?」「いやいや。家でやってくりゃあいいじゃん」 |
「時間がたっぷりある山田さん、3回だけ練習していいですよ」
「え!ホントですか。ちょっと心配だったんで助かります」
ビュン!ガサガサ
「お〜意外に勘が鈍ってない」
「ええ。いけますよ」
「じゃあ、本番行きますよ。動画撮るので、声をかけたら投げてね」
「あ〜!」
「はい、残念でした〜惜しいのが5回あったけどね」
「ええ。距離感だけですか…」
「そうそう、ソメイヨシノの間を5回通したもんね」
「自分は入ったと思いましたよ」
「うしろがないから、距離感が難しいんだよ。じゃあオレがいくから」
「どう!?山田君。2回入ったよ。6投目と8投目だから、5点と3点とで8ポイント獲得」
「ええ、今のところトップですよ」
「まあ誰か来るだろうけどね、このあと。山田君は終わりだよ。また来月ね」
「ええ、来月に備えて練習してきますよ」
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「社長、ちょっとルールを変更した方がいいんじゃないですか?夜にしか来れない人もいるでしょうから」
「確かに。う〜ん、投げる回数を増やすかポイントを3倍にするとかかねえ」
「そのどっちかを選ぶってのは、どうです?」
「おう。なるほど」
「腕に自信のある方はポイント3倍コース。練習不足の方は20投コース」
「いいね。じゃあそれに合わせて、夜バージョンの点数表も作っておくよ」
「おさらいの意味も含め、もう1回ルールを書いておいてくださいよ」
デイゲーム・ルール(ベイトキャスティング限定)
1.バケツまでの距離12m。
2.道具は自前。ルアーはハリなしで。
3.エントリーフィー100円。
4.投げる回数は10回、ポイント制。例、1投目は10点、2投目は9点、10投目は1点。
5.開催日、基本的に好きな時間(うらしま堂営業時間内)。
6.参加回数は月1回のみ。渡辺立会いの下、1人でも可。
7.勝者はポイントで決まり。その月の勝者がエントリーフィーを総取り。
8.枝にぶつかって入るのはあり。但し、ラインが枝に引っかかっていたら、0点。
9.参加資格者は、どなたでも。キャスティングスタイルは問わず。サイドでもバックでもOK。
ナイトゲーム・ルール(日没後。ベイトキャスティング限定)
デイゲームルールと1〜9まで一緒
10.ポイント3倍コースか20投コースを選べる。
11.ポイント3倍コースは、ゲーム終了後に単純に3倍。20投コースは、1投目は10点、2投目は9.5点、20投目は0.5点。
スイッチエントリー(ベイトキャスティング限定)
利き腕と反対でキャストした場合は、ポイント2倍。
「そんな人はいませんよ。社長位しか」
「そんなことないよ。意外といると思うよ」
「ナイトでスイッチエントリーだと、凄い点数になりますね」
「山田君も練習してください」
「キミは、ソメイヨシノの並木を通せるか!?」
「そのキャスティングスタイルでいいのか!?」
あとがき
「社長、噂ではエンドゥーさんが来たらしいじゃないですか、チャレンジに」
「そうなんだよ。栄ちゃんも来たよ」
「で、どうだったんです?」
「栄ちゃんは、マイタックルじゃないから、やらないで見てた」
「エンドゥーさんは?」
「それがね、強風で、ソメイヨシノがおっぴろげになっちゃうんだよね」
「お〜けっこう仮面と来ましたか」
「そう。けっこうなことにスポスポ入っちゃうんだよね」
「ほう!ほうほう。どうなるんです?その場合」
「よって、強風の場合は中止です」
「その判断はどうなるんです?」
「まあ、ソメイヨシノが、けっこう仮面かどうかで決める、オレが」
「ウォッホッホッホッホッホ。けっこう仮面が分からない世代もいますよ」
「ぺーか?」
「ええ、他にも」
「とにかく強風の場合はできませんので、悪しからず。ご了承ください」
「みなさん、まだ2人ですよ。ふるってご参加ください。ウォッホッホッホッホ」
「山田君は来月ね」
「わかってますよ」
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