キャスティング、どうでしょう(2014.04.03)

「ちわ〜す」
「あれ!?大下さん、どうしたい?」
「社長、例のオフ企画サボってるでしょ」
「ま〜サボっているような、進んでいるような…」
「今からやりましょうよ」
「あ、はい」

本日の登場人物

大下さん。「せっかく盛り上がったのに、シーズンインしちゃいましたよ」「いや〜シーズン中でも出来るから」

私。「熱くなるよ、これ」「ええ。練習して来ないと入んないよ」

「オフ企画『キャスティング、どうでしょう』始まりますね」
「そうだよね。オフの間も盛り上げようという新企画。ルールはどうなんだい?」
「いやいや。それもこの間、決めたじゃないですか」
「あ〜あれか。エントリーフィー100円で総取りってヤツね」
「ええ。そんだけじゃわかんないから、詳しく語ってくださいよ」



水面狂会提供「キャスティング、どうでしょう」



「的はこれ。300円のバケツ」
「このソメイヨシノがオーバーハングを想定してるわけですよね?」
「そうそう。ポヨヨンキャストでは入らないよ」
「ですね。低いライナー、そしてサミングで落とす」
「よっ!シューティングスタイル」



「エントリーフィー総取りの他に、こんなのを作って来ましたよ」
「大判振る舞い!毎月くれんの?金箔貼りの鯉のぼり」
「いやいやいや。年間チャンピオン、いわゆるMVPですよ」
「え!じゃあ何かい、月のチャンピオンを12人集めてクラシック?」
「当然です。盛り上がるでしょ」
「全員の都合がつきゃあいいけどね」
「ダメなら、そのとき考えましょう。肝心のルールを」
「お!」

1.バケツまでの距離12m。
2.道具は自前。ルアーはハリなしで。
3.エントリーフィー100円。
4.投げる回数は10回、ポイント制。例、1投目は10点、2投目は9点、10投目は1点。
5.開催日、基本的に好きな時間(うらしま堂営業時間内)。
6.参加回数は月1回のみ。渡辺立会いの下、1人でも可。
7.勝者はポイントで決まり。その月の勝者がエントリーフィーを総取り。
8.枝にぶつかって入るのはあり。但し、ラインが枝に引っかかっていたら、0点。
9.参加資格者は、どなたでも。キャスティングスタイルは問わず。サイドでもバックでもOK。

「と、まあ、こんな感じなんだけど。こんなんで良かったっけ?」
「ですね。意外に厳しいですよ」
「キミは、ソメイヨシノの並木を通せるか!?」
「そのキャスティングスタイルでいいのか!?」

「いいんじゃねえの〜」
「皆さん、ふるってご参加くださ〜い。絶対昼間が有利ですよ〜」
「夜はバケツの横にランタンは置くけど、投げたルアーが見えないからね」

あとがき
「動画見るとさ、オレ達凄いことになってるけど、実際は何十投もしてるんだよね」
「社長、それを言っちゃあダメですよ。2人の秘密じゃないですか」


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