復帰 in 鬼牧川(2013.06.24)

「こんんちわ」
「赤ちゃんですか?山田さん」
「え!?また訳の分からないことを」
「知ってるでしょ。梓みちよ」
「あ〜何となく」
「ほら。2人でお酒を♪って歌いながら、ステージにあぐらかいちゃうんだよ」
「あ〜あの人ですか。昔は赤ちゃんの歌、歌ってたんですか?」
「そうだよ。『わたしがママよ』が『違うママのノリに、なっちゃったんだよ』」
「お!チーママですか」
「それ!ぽかったよ」
「お、今度自分も聞いておきますよ」
「誰に?」
「そんなことは言えません。月曜日はどうしましょうか?」
「復帰ですね。いつも通りに」
「うぉっほっほっほっほ。わかりました。のってますんで」
「確かに。最終日は山田君勝者で、オレ敗者」
「ええ。釣りますよ。今回も」
「はい、お〜手やわかに♪」
「わかりません」

本日の登場人物

山田君。「八郎はお疲れ様でした」「ほんとお疲れでしたね。山田さん、国見までぐっすり」

私。「もっともあの後は、オレもぐっすりだったけど」「ええ。まあ国見まで来れば着いたも同然ですから」

「お!今日はちょっといいんじゃない」
「10日のときよりは、全然綺麗ですよ」
「そうね。いつも通り、ちょい下りの上りで行ってみますか」
「お願いします」

「何にも起きないね」
「はい、全く」
「寝る感じですか?」
「卓球でございます」
「ピンポンですね。そう言えば、中学時代は卓球部だったとか」
「ええ。稲中卓球部のノリでしたよ。ちなみに稲中卓球部の作者は自分の高校の後輩でしたよ。うぉっほっほっほっほっほ」
「じゃあ、稲中の夢でも見ながら、寝ましょう」

「暑!ぐっすり1時間半。暑い」
「はい。でもすっきりしましたよ。釣れちゃいますね」
「だといいけどね。この先、いいとこ続くから、ちょいやってメシだね」
「はい」

「おかしいね。何も起きないんだけど」
「ええ。こういうときはこんなルアーですよ」
「ふん!ふんふん!ふん!」
「あれ!?釣れちゃったの?凄いな」



「山田さん、サイズは37ですけど。ルアーが素晴らしいですね」
「ええ。オリジナルザラスプークですよ」
「シブイ。いまどきタックルボックスに入ってる人は少ないからね」

「社長、いいタイミングなんで、ご飯ですね」
「そう来ましたか」

「よっしゃ。午後の部、再開」


「あれ!?気が付きゃ、偉い濁りで凄いゴミ」
「あんれ。朝あんなにボイルしていたポイントも、
これじゃあ釣りになりませんね」
「しかも、この風。無理だな。勝者は君だ。撤収!」

あとがき
「お疲れ様でした。ルンルン」
「ルンルンだよね?」
「はい、釣りましたから。しかもオリザラ。格好いいじゃないですか」
「はい、格好いいです。メシはどうするかね?」
「さっき食ったばっかりですからね。お茶行きますか?」
「そうします?」
「いえ、やっぱり今日は帰りましょう」
「そうですか。じゃあ借りということで」
「来週は、用事があって行けないので、再来週からお願いします」
「用事ですか。トゥスピック」
「その楊枝ではないんですけどね。野暮用が」
「野暮な用事ですか。それ以上聞くと、もっと野暮になっちゃうんで聞かないよ。オレは陸っぱりでも」
「すみませんね。ルンルン」
「はい、何の用事がわかりませんが、じゃあまた来週〜」


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