突然プール in 花崎水上公園(2013.04.19)

「こんにちわ〜。ごぶさたしてま〜す」
「あ〜ら、うすっぺらい人、いらっしゃい」
「ここんとこ忙しかったんで、ごぶさたしちゃいましたよ」
「そう…言われてみれば、そうだね」
「明日、加賀でも行ってみようかと」
「明日は、風びゅんびゅんですよ。しかも真冬なみの気温になるらしい」
「マジですか…じゃ社長、プール行きましょうよ」
「いやいや、オレは明日から陸っぱりでバスだから」
「バスもダメでしょ。そんな風びゅんびゅんじゃあ。それに寒いんですよ」
「う〜ん。じゃあプール?」
「行きましょうよ」
「じゃあ、決定」
「じゃあ、8:30に来ますから」
「お願い致します」

本日の登場人物

臼井さん。「久々なんですよ」「オレもだよ」

エンドゥさん。「ごぶさたしてます」「お、エンドゥさん」

私。「今日この日のために、秘密兵器を持ってきた」「またですか。いつも全然役に立たないですよね」「そうね。今日は大丈夫…のはず」

「あれ!?エンドゥさんから連絡来た。ほら、臼井さん、長靴忘れて戻っている間に始めているってよ」
「いや〜すいません。取りに戻らなくてもいいと思ったんですけど」
「そうはいかないでしょう。ここで長靴なかったら、かなり厳しくなる」
「おはようございます」
「あ、おはようございます。2匹釣れました」
「ほら、臼井さん、エンドゥさん2匹釣ったてよ」
「その壁際、なぜか空いているから、そこでやれば」
「え!?いいんですか。じゃあ、遠慮なく。社長は?」
「オレは、エンドゥさんの隣に入れてもらうから」



「臼井さん、入れ食いじゃないですか?」
「はい、おかげさまで。社長もやりますか?」
「いいの?ルアーさっぱり釣れないから」
「どうぞ。このシンキングで」
「え!?シンキングラインで引っ張るわけ?」
「はい」
ビュンビュンビュ〜〜ン
「お、うん!?んだよ、葉っぱばっかりだよ。臼井さん」
「ダメですか?」
「ダメだよ。葉っぱばっかりで」
「ほんとは、フローティングの方がいいですよ」
「え!?じゃあ何で貸してくんないの?」
「いやあ〜特に訳もなく」
「セコイこと言ってないで、そのフローティング貸してよ」
「セコクはないんですけど、どうぞ」
ビュンビュンビュ〜〜ン
「あれ!?アタリないんですけど」
「社長、元はフライマンなんですから、もっと遠くに投げてください」
「え!?そうなの。この風の中、遠くに投げるの大変なんだよ」
ビュンビュンビュ〜〜ン。チャポ
「お!元はフライマンらしい、絶妙のキャストで壁際のいいポイントに届いた」
ビコーン
「うわ!凄いアタリ。乗ったし。
臼井さん、凄い引くんですけど、スレですかね?」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ。違うと思いますよ。フライがいいんですよ」
「あ、そ。キャスティングは2の次なわけね。堪能したんで、ルアーで釣んないと」
「いいんですか。もう貸さないですよ」
「いいよ。オレには秘策があるから」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ。さっきから全然ダメじゃないですか。その秘策ルアー」
「あれ!?見てた。そうなんだよ。
なので、基本に返って。管極シャッドのヤマメカラー」
「あ、そうですか。頑張ってください」




「見てよ、臼井さん。いきなり釣れたよ。
あまりの引きに、またスレかと思った」
「立派ですね。ルアーで釣れるヤツは」



「臼井さん、キャスティング一段と上手くなりましたね」
「ありがとうございます。おかげで入れ食いです」


「エンドゥさん、やらないんですか?」
「ええ。2匹釣れたんでもういいかなと。
それに間違えて、バスロッド持って来ちゃったんで、
やり辛いんですよ」
「やっぱ、そうだったんですか。
やけにゴツイ竿でやってるって思ったんですよ」


「お!さっき切れて飛んでいったモペットが釣れた。モペットで」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ。マジですか」
「良かった。返ってきて。ヒットルアーだからね。
今日はいまいちだけど」

あとがき
「社長、白井さん、お先に帰ります」
「あ、エンドゥさん、仕事に復帰ですか?」
「はい。これから伊勢崎まで行きます」
「そりゃ、大変ですね。お疲れ様でした。臼井さんはいいの?」
「社長、休みですから」
「じゃ、延長しちゃう?」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ。しませんよ。延長は。もう少しやったら、飯行きましょうよ。腹減ったし」
「そうね。なんだかんだで、6匹釣ったし。オレももういいかな」
「そんなに釣れたんですか?あの極悪なんとかで釣れたんですか?」
「ほんと、うすっぺらいよね」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ。ちょっとハイなんですよ。入れ食いなんで」
「極悪じゃなくて、管極シャッド。なぜかヤマメカラーが一番良かった」
「あ、そうですか」
「あ〜興味ないんだ」
「そんなことないですよ」
「じゃあ、帰りに買ってく?」
「はい。フライのマテリアルを」
「何だそれ」
「アヒャヒャヒャヒャヒャヒャ。行きましょう。メシ食いに」
「いいの?いつもいるイングランドスタイルの人に負けてるけど」
「ええ。とてもかなわないんで。上手過ぎます」
「そうだね。それに臼井さんも入れ食ってたし、充分ですか?」
「はい。充分です」
「じゃあ、イオンのデブの店でご飯食べて、ムラサキスポーツでウエア買う?」
「買いません」
「買わないの?」
「はい。買いません。あるんで」
「皆さん、スノーボードのウエアはあるみたいなので、来季はフル参戦の臼井さんです」
「社長、フルではありません。サムタイムです」
「そうですか。残念ですね。プールも今日で終わり?」
「そうっすね。もうバス行きたいっすよね。社長は?」
「オレは山田君ともう1回来て、合間にバスの陸っぱり」
「あ〜いいじゃないですか、山田さんと一緒で」
「あれ!?またしても全然興味ないんだ。皆さ〜ん、こんな人ですよ」
「アヒャヒャヒャヒャヒャ。皆さ〜ん、しらいです。うすいではありません」
「じゃあ、また来週〜かな」


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