「もしもし。ロバートの山田君ですか?」 「違いますよ。須田ですよ。社長。こんにちわ。今どこですか?」 「あ、まだ戸倉です。今、あがったとこ」 「じゃあ、明日はダメですね」 「プール?全然OK牧場ですから、行きましょうよ」 「え〜!?水木滑って、帰りは草加まで送るんでしょ?」 「はい。で、岩槻を通るから、山田君ちに泊まる」 「うぉっほっほっほっほ。困りますね。そういうのは」 「まあ、娘も一緒だから、無理だよね」 「ほんとに大丈夫ですか?」 「大丈夫だよ。泊まりだからね。これが日帰りだったら無理だよ」 「じゃあ、現地に9時ですか?」 「はい、お願い致します」
「おはようございます。早いですね、山田君」
「おはようございます。釣れますよ」 「あれ!?どうしたの?でかいマスクして」 「ええ、デビューのようですよ」 「実はさ、オレもくしゃみばっかりしているんだけど」 「社長もですか」 「いやいや。まだ認めてはいないよ」 「そうですか。マスクはした方がいいですよ」 「奥方もそう言ってたけど、どうなるか試してみたいので、しない」 「そうですか。じゃあ、やってみますか。2人きりですよ」 「まずは、タックルハウスのプラティから」 「自分はケムで行ってみますよ」
シ〜ン
「やっぱりモペット。ここからは40Fと30Sのローテーション」
「ひゃっほひゃっほ。あ、山田君も釣ってる」 「うぉっほっほっほっほ」 「山田君の雄叫びが」
「流石に飽きられたかな。じゃあ、毎度お馴染みハンクルクランク。えい!」
あとがき |