病み付きになった in 白河フォレスト(2013.01.07)
「いらっしゃい、矢島さん」
「またまた月曜日休みになったので、行きませんか?」
「あ、管釣りですか。いいですね。どこにしましょうか?」
「型のいい白河あたりでどうでしょう?」
「あ、白河ですか。前回いい思いしてますから、いいですね。当然根がかりのも行くんでしょ?」
「行かないとは言わせませんよ」
本日の登場人物
最近ちょっと釣りが上手くなったという噂がなくもない、メタボ根がかりの |
安定感抜群。3月まで釣り行きまくり予定らしい矢島兄ぃ |
最近老眼が出てきて、フライを結べるか心配な岩崎 |
「おはようございます。寒いですね」
「おはようございます。そうですね。じゃあ佐野で温まっていきますか?」
「あ、例の肉そばですか」
「そうです。じゃあ、レッツらゴー」
「肉そばうまいですね、岩崎さん」
「そうだね。ちょっとオレには肉が多いんで、根がかりのに半分やるよ」
「自分も最近メタボ気味なんで、そんなに食べたら死んじゃいますよ」
「まあそう言わず。若いんだから」
「じゃあ頂きます」
「白河、到着」
「やたら寒いですね」
「ですよね。まだ雪が残ってますよ」
「ほんとだ。こんだけ寒いと渋いかね」
「でも、その分、人が少ないんで、やりたい放題ですよ」
「その点は良かったね。じゃあ気合を入れて、釣り開始〜」
「この前と違って、魚影が全然見えないんですけど…」
「こっちもアタリがないし…」
「って言ってたら、来ました」
「やるな、根がかりの」
「だから、根がかったことなんて、1回もないんですから」
「いやいや。社長が言ってんじゃあ、間違いないよ」
「え〜」
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「こっちもやっと来たよ」
「白河にしては型がこぶりですね、岩崎さん」
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「あ、こっちにも来ました。少し暖かくなったからか
活性が上がってきたようですね」
「じゃあ今日も釣れますよね、兄ぃ」
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「予想通り、調子良くなってきましたね」
「ルアーはクランクを1mラインをゆっくり引くのがいいですね」
「色は?」
「オリーブ系がいいいみたいです。フライはどうですか?岩崎さん」
「フライも同じ位の水深で、オリーブ系のマナブーがアタリますよ」
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「ニャンコ発見」
「待ってろよ、小さいニジマス釣れたら、
食べさせてやるからな」
「釣れるのは、白河なんででかいサイズばっかりだよ。
レストハウスに何か売ってないの?兄ぃ」
「いやあ、スニッカーズ位しかなかったですよ」
「あ〜じゃあダメだね。今回は諦めてくれ、ニャンコ」
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「朝はどうなることかと思ったけど、
結構釣れるようになってよかったね」
「そうですね。朝は全然魚ッ気がなかったけど、
単に表層にいなかっただけみたいですね」
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「見てくださいよ。もう昼だってのに、
フライ専用池はまだ氷が張ってますよ」
「そうだね。結構な面積だよね」
「根がかりの、ちょっと乗ってみてよ」
「いやですよ。どう見ても割れるじゃないですか」
「そんなのやってみなきゃわかんないじゃん。
でも、おデブのキミじゃあ無理だな」
「そんなにはっきり言わないでくださいよ」
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「もうそろそろ終わりの時間だけど、ますます絶好調。
帰りたくなくなっちゃうよね、兄ぃ」
「はい。最後にあがりマスを釣りますから」
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あとがき
「今日も最初から最後まで、どっぷりとフルにやっちゃいましたね」
「ほんとですよ。尻上がりに良くなってくから、時間を忘れてやっちゃいましたよ」
「目一杯やったんで、腹減っちゃいましたよ。矢島さん」
「取り敢えず、コンビニに寄ろうか」
「はい。お願いします」
「で、ホットドックを食べるわけね。朝、これ以上肉食ったら、死んじゃうって言ってたのに」
「そういやあ、昼もカツカレー食ってたじゃん」
「それはそれで、早く夕飯食べに行きましょうよ。矢島さん」
「で、夕飯は肉味噌炒め定食なわけね。結局、肉尽くしじゃん、根がかりの」
「やっぱり肉は旨いっすよね〜。メタボでもいいですよ」
「キミは若くして、成人病間違いなしだね」
「じゃあ入院したら、矢島さんと釣り行くから。しっかり療養しててよ。じゃあ〜ね〜お疲れお疲れ」
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