突然チェン〜ジ in キングフィッシャー(2012.12.10)

「こんにちわ。月曜日どうしましょうか?」
「あ、兄ぃ。いらっしゃい。順番から行くと、加賀ですよね?」
「ええ。ホームページ見ましたか?」
「あ〜見ましたよ。放流来週なんですよね」
「そこですよ。全然じゃないですかね」
「やっぱり。となると、白河ですか?」
「ええ。フォレスト屋さんですよ」
「根がかりの…は大丈夫ですか?」
「大丈夫でしょ。少しは苦行させないと」
「まさに。月曜日は雪ですから。この間の服装だと、死にますよね」
「良く言っておきますよ。あと、関根君が帰ってきたので、当日は4人になります」
「あ〜滋賀の方に研修に行ってた…琵琶湖行ったんですかね?」
「たぶん」
「ってことは、何時ですか?」
「5時でいいんじゃないですか。雪だし」
「わかりました。お待ちしてますんで」
「はい。じゃあお願いします。今日新入荷のモペット新色で頂きですね」
「あざ〜す」

「社長、今、予報見てるんですけど、大田原の方が静かそうです」
「え!?風がですか?」
「はい」
「じゃあ、癒されに行きますか、キングフィッシャーさん」
「そうしましょう」

本日の登場人物

根がかりの。「おはようございます」「よう。冬の装いしてきた?」「完璧です」

関根さん。「ご無沙汰してます」「どうも。琵琶湖はどうでしたか?」「ナマズ釣りましたよ」

矢島兄ぃ。「今週はいけると思いますよ」「大丈夫です。慣れましたから」

私。「雪だね。根がかりの」「自分は平気です。スノーボードウェア着てきましたから」「ダメだろ、それじゃ。高いばっかりだから」

ピロリロリン
「あれ!?社長、ワイパーからメールですよ」
「ずいぶん、早起きですね」
「ですね。電話してみよう。もしもし、うんうん何々うんうん」
「どうしました?兄ぃ」
「ええ。来るそうですよ」
「大丈夫なんですかね?雪ですけど」
「『家の車だから、問題ない』って言ってましたよ」


ワイパー矢嶋。「おはようございます」「早かったね」「はい。実は途中まで来てました」

「凄ぇ雪。ガンガン降ってます」
「はい。7、8cmは積もってますよ。社長の車で良かったですよ」
「みんなはトラウト?」
「ええ。社長はもしかして、バスですか?」
「はい。バス行ってきます」
「わかりました。じゃあ、またあとで」

「うわっ!これでバス釣れんのかよ」
「社長さん、トップウォーターは流石に無理ですよ」
「やっぱ無理ですか。手塚さん(オーナー)」
「じゃあ、冬の定番。サスペンドシャッドで」
「はい、その方がいいと思います」
「と、言いつつも、まずはタイニーシケイダーで様子見を」

シ〜ン
「やっぱダメか。あれ!?引っかかったよ。フン!」
ブチ
「あ〜あ、切れちゃったよ…やっぱりシャッドか」
「あ!あっちの人釣ってるし…」
「社長さん、流れ込みの方が魚の活性が高いですね」
「ありがとうございます。じわじわ寄っていきますから」

「えい!」
チャポン
「まずは、軽くトゥィッチ。キュンキュン。で、スローリトリーブ」
ゴン!
「お〜!凄いアタリ。それにしちゃあ、引かないな。ゴミ?」

「違う。バスだ。やった!
小さいけど、嬉しい。うわ!丸のみ」

「社長どうですか?」
「お〜ワイパー。1匹釣れたよ」
「マジですか。凄ぇ」
「オレもびっくり」
「ちょろっとやったら、移動しますか」
「そうだね」

「この雪の中、社長とワイパーはバス池にまだいるよ。こっちに来ればいいのにね。関根君」
「だよね。兄ぃ、一投目からじゃん」

「アベレージサイズ」

「こっちも来たよ。入れ食い」

「どうした?根がかりの」
「オレまだ釣れないんですけど…」
「マジで?何してるの?」
「いえ、いや普通に。矢島さんと関根さんはどうですか?」
「入れ食いだよ」
「え〜」

「戻るか?トラウトの方に」
「はい。そうしましょう。寒過ぎです」
「まずは一個目の爆釣池でやってみる?」
「はい」

「社長、トップで入れ食いです」
「あれ!?でかいのも釣れたじゃん」
「はい。おかげさまで。もっと早くこっちに来れば良かった」

「社長、どうですか?」
「あ、兄ぃ。バス1匹釣りましたよ。マスも投げりゃあ出るんですけど、トップに」
「入れ食いですか?」
「いやいや。見ててください」
ピュ〜ン。チャポ。クイクイ。ガバ、ガバ、ガバ
「凄ぇ」
「でしょ。あんなに出るのに、全然のらないっていう」
「ルアーは何ですか?」
「タックルハウスのプラティですね」

「釣れました。やっとのりました」

「弱ったね。こう釣れちゃうと。帰るに帰れない」
「全くですね」
「よう!根がかりの。釣れたか?」
「はい。何とか」
「さっき、いなかったけど、どうしてたの?」
「はい、社長の言う通りでした。スノーボードのジャケットびしょびしょになっちゃって」
「あ〜やっぱりね。で、寒くて凍えてたの?」
「はい。そしたら、ここの人が温風ヒーターで乾かしてくれました」
「なるほど。いい人でよかったね」
「はい。ほんとです」
「これで2回目だよね?真冬対策失敗の巻」
「はい。次は完璧です」
「よし!じゃあ帰るか。指ちぎれそうだし」

あとがき
「お疲れ」
「お疲れ様でした。グローブから出てる指3本がちぎれそうです」
「全く。それ以外は完璧なんだけど」
「ここは隠せないですからね」
「根がかりの。指だけじゃねえだろ?」
「ええ。まあ。身も心も。何でオレだけ釣れないんだろう?」
「いっとき良かったジャン。ケム祭り。5人でケム祭り」
「はい。やたら出るんですけど、ぜんぜんのらなくて」
「びっくりアワセなんじゃねえの?」
「ええ、ちょっと」
「そこいくとワイパー、入れ食いもいいとこ。同じルアー(ペレットペレット)使ってるのに、オレはたまにしか釣れない。何でかね?」
「あ、はい。たぶん、自分の前に魚が溜まってたんで、それかと」
「いやいや、社長がターヘーなんですよ」
「根がかりの。言うじゃねえかよ」
「はい、少し返さないと」
「でもよ、それまではクランクでオレは入れ食いだったんだよ」
「はい。そうでした。自分のはサッパリだったのに、社長は入れ食いでした」
「たぶん、それは、たまたまですね」
「根がかりの。ずいぶんじゃねえかよ」
「はい。いつもやられてますから」
「関根さん、こんなヤツなんですよ」
「ええ、会社でもそんな感じです」
「どうでした?ここは」
「いや、楽しかったですね、ここは」
「良かった。じゃあまた来ますか」
「はい。喜んで」
「兄ぃ、来週はどうするんですか?」
「いよいよ、加賀ですね。社長は?」
「残念ながら、オレは大掃除という大役を仰せつかっちゃったんで、1回休みです」
「それは残念。じゃあ根がかりのと2人で行ってきますよ」
「はい、楽しんできてください。根がかりの、糸切れても泣くなよ」
「なってませんから」
「そう。じゃあ良かった。また次回をお楽しみに〜」


戻る

Copyright (c) 2012 WATANABE COMPANY. All rights reserved.
inserted by FC2 system